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学校での学びを実践形式で。横浜デジタルアーツ専門学校のみなさまとのワークショップをレポート!

こんにちは、人事部の園田です!
学生の頃、学校で習った知識やスキルが「社会で実際に役に立つのか?」と思ったことはありませんでしたか?

これまでも、実践的なワークショップや講義などを通し、学生のみなさまをサポートしてきたフェンリル。
今回は、未来を担うデザイナーの育成を視野に、横浜デジタルアーツ専門学校Web科1年生を対象にした授業協力をさせていただきました。

実践的なワークショップをオンラインで

横浜デジタルアーツ専門学校Web科は、WebデザインとWeb技術をバランス良く習得し最先端のデザインを学べる環境があり、UIだけではなくUXを考えられるデザイナーの育成に力を入れられております。
また、「学ぶ」ということだけではなく就職後に実際に活躍できるデザイナーの輩出を目標に授業のカリキュラムが組まれているとのことです。

今回は、学校側より「アプリの企画から制作、発表までのプロセスができたら嬉しい」とのご要望をいただき、デザイン部門のディレクターをはじめ、フェンリルで活躍するデザイナー中心となってワークショップを実施いたしました。

昨今の情勢も踏まえ、当日はオンラインでの実施となりましたが、17名の生徒さんが参加され賑やかな雰囲気のなか進行しました!

授業協力は2日間になり、下記のスケジュールで実施。

1日目 デザインワークショップ
2日目 制作物プレゼン・講評

1日目のワーク終了後は、約1ヶ月間の制作期間を設け、プレゼンに挑んでいただきました。

本格的なアプリ制作を体験するデザインワークショップ

1日目のワークショップは、計4名のディレクターが参加し、自己紹介やルール説明をしてからスタート!
今回のワークショップでは、miroを使用しました。

フェンリルでは業務で使われているおなじみのツールですが、学生のみなさんにとっては馴染みがないため、操作方法をお伝えするために、絵文字しりとりをしながら学んでいただきました。センスと読解力が必要ですが、デザインを学ばれているだけあって生徒さんたちは飲み込みも早くさすがでした!

(miroを使用してアイスブレイク)

アイスブレイクも終わり、いよいよワークショップのスタートです!
まずは、1チームにつき4〜5名に別れての作業になります。

アプリ制作のためテーマに沿って複数のターゲットユーザー(ペルソナ)から1人を選択、そのターゲットユーザーへ向けたアプリを制作していきます。

ターゲットユーザーを決める際にも、チームの特性が現れており、最初から選択が一致していたグループもあれば、選択が異なり、話し合いをして決められたグループなど...
今後の取り組みも非常に楽しみです!

ターゲットユーザーを決めたら、次は分析に入ります。
どのような課題や悩みを抱えているかを限られた情報から読み取ります。

続いては、分析を通して見えてきたことを整理していきます。
・課題の分類
・アイデアの発散、整理
・Crazy8(40秒毎に1つの意見を出していく、インターバル形式)

Crazy8は発案(40秒)→休憩(10秒)→発案...8ターン続けますので見ていてとても大変そうでしたが、生徒のみなさんは必死に発案していて頼もしさを感じました。

その後は中間発表の時間です。
1人ひとり現状の発表を行い、担当ディレクターよりフィードバックをしてもらいます。

(中間発表の様子)

フィードバックを元にUI設計を行い、主要な機能やアプリ名も決めていきます。

個々での作業を終えたら、アプリ説明シートを作成。

・課題とニーズ
・コンセプト
・機能やコンテンツ
などをシートに書き込み、アプリを使うとユーザーがどうなるのかを発表していきました。

(各自の発表の様子)

発表が終わり1日目はここまで!!
1ヶ月後の制作物プレゼンの日までに、各々ブラッシュアップに励んでいただきます。

ブラッシュアップの日々

先生より生徒さんの途中の取り組みの報告をいただきました。

みなさん、悩みながらも、一歩一歩進んでいるみたいですね!プレゼン当日が楽しみです!

(課題に取り組む学生のみなさん)

1ヶ月の成果を発表!緊張の制作物プレゼン

それではいよいよ発表です!

・1人約3~4分で成果物プレゼン
・担当ディレクターよりフィードバック

みなさん、1ヶ月間の成果をプレゼンということで緊張感も漂います。

(成果プレゼンの様子)

それぞれがユーザーの課題解決を意識したアプリ制作ができており、聞き応えがある内容でした!

担当したディレクターからも「普段利用しているアプリのデザインをよく観察している」という意見が多数あがり、背景やキャラクターの作り込みなど、世界感がしっかりとしたアイディアにも注目が集まりました。

「実際の業務では...」という、実務を見据えたフィードバックもあり、学生のみなさんもプロのデザイナーとして制作するイメージを持ってもらえたのではないでしょうか。

授業協力を終えて

授業協力を終えた後、生徒のみなさんから感想をいただきました。
一部ご紹介させていただきます。

・UI/UXのデザインは本当に難しいなと思ったが、制作するのは楽しくて、またやってみたいなと思いました。
・いかに普段何気なく使っているアプリがユーザー向けに考えられているか気付かされました。
・普段自分で制作を行っていると、どうしても視野が狭くなってしまいがちで、フィードバックをいただくことで、よりブラッシュアップできた。
・0から限られた時間の中で作品を作り始めてみて、「実際の仕事の雰囲気はこんな感じかなぁ」と思いました。作品へのアドバイスもこれからの創作に活かせるものだったので、良い経験となりました。

やはり授業で習っている内容を理解はしていても、「カタチ」にすることは難しいみたいですね。
難しさだけではなく、制作が楽しいと思ってもらえたことは、今回のワークショップを実施した意義があると感じました。

今後も価値ある体験を提供できるように

良質なインプットから良質なアウトプットが生まれるように、日々の学びや経験が、「カタチ」にできるような環境を今後も提供できればと思います。

フェンリルは今後も、学生のみなさまにとって成長のきっかけとなる体験を共にし、より良い未来へと繋げていけるよう、活動を続けていきます。

横浜デジタルアーツ専門学校のみなさん、ありがとうございました!

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