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リモート環境でも驚く体験を!オンラインセミナー『コ論 』の開催レポート(#2 & #3 編)

こんにちは! SD部プランナーの松村です。

前回の投稿から少し日が空きましたが、今回もオンラインセミナー「コ論」について紹介する記事です。「コ論」ってなんだ?って人は、ぜひ過去の2記事も読んでみてください。

<コ論:#0 #1記事>

フェンリル初のオンラインセミナー『コ論: #0』を開催しました! | フェンリル
こんにちは! SD部プランナーの松村です。今年の5月に入社したばかりなので、これが初投稿になります。先日、フェンリル初となるオンラインセミナー「コ論:コロナをきっかけに考える20年代のUX」を開...
https://www.wantedly.com/companies/fenrir/post_articles/264817
工夫を重ねて成長するオンラインセミナー!『コ論:#1』を開催しました | フェンリル
こんにちは! SD部プランナーの松村です。 前回に続いてオンラインセミナーの記事になりますが、7/22に開催した「コ論:#1 コロナをきっかけに考えるアプリ開発プロジェクト」の取り組みについて紹介させていただきます。 「コ論って?」という方は、第1回目の開催について書いた下記の記事を読んでみてください。 ...
https://www.wantedly.com/companies/fenrir/post_articles/279436

今回の記事では、8月に開催した #2 と9月に開催した #3 についてまとめてみました。

新しいことにチャレンジし続けた #2、#3

コ論のコンセプトは「想像を超える体験」を視聴者に届けること。見に来てくれた方に「おっ」と思ってもらえる視聴体験を提供すべく、これまでもさまざまな配信形式にチャレンジしてきました。

#2、#3でもそのチャレンジは継続。時期的にコロナ第2波が訪れていたこともあって、両回ともに、二人の登壇者が離れた場所で登壇するリモート形式で実施しました。

初の遠隔実施だった #2


テレビ会議している映像をそのまま配信したのでは「想像を超える体験」は作れません。#2では、二人の登壇者と説明資料を一つの画面に収めた配信形式を実現しました。

大変だったのは、登壇するスタッフの自宅にクロマキー合成用のグリーンバック布を送って、カメラとの微妙な画角調整を詳細に行ったこと。布の吊り下げに洗濯用の竿を使うという、なんともDIYなスタイルで対応しました。

背景色が登壇者のTシャツとかぶってしまい、顔だけ浮いたような見た目になってしまったのは反省点ですが、セミナー後のアンケートにて「新しい配信形式を模索するのは面白いと感じた」というコメントを数件いただけたので、嬉しかったです。

新たな形式で取り組んだ #3

続く #3 もリモート形式。運営チームが大阪にまとまっているのに対して、登壇者が東京と大阪で分かれていたため、リモート形式を選択しました。

三枚のディスプレイを並べて、それをカメラに収めて配信する手法を採用。リモートワークやテレビ会議が当たり前になる中で、一つの画面を分割するグリッド表示にみんな飽きているのではないかという仮説から着想した配信形式です。

カメラの位置を調整することで、実際は離れた場所にいながら、まるで向かい合って話しているかのような体験を作りだすことに成功しました。また、あまり見慣れない縦書きの資料も、引き締まった印象に映るのが新鮮な驚きでしたね。

アプリ開発だけじゃないフェンリルならではのテーマ

フェンリルは単なるアプリ開発会社ではありません。デザインと技術でユーザーにハピネスを届けるために、さまざまな分野のプロフェッショナルが集まっている会社です。

#2、#3 では、そんなフェンリルならではのテーマをお届けしました。


クラウドのパフォーマンスとUXについてお伝えした #2

#2のタイトルは「コロナをきっかけに考えるUXとパフォーマンス」。システムのパフォーマンスがアプリやデジタルサービスのUXにどのように影響するかを中心にお話ししました。

クラウド事業推進室(9月に『クラウド事業推進部』として正式に部門を立ち上げ)の室長を務める前垣内と、西日本の営業部を統括する前谷が登壇。普段からクライアントの課題を解決すべく一緒に動いていることもあり、息の合った掛け合いが聞けました。

最初に登壇のテーマを聞いたときは、理解するのに専門的な知識が必要そうだと感じたのですが、具体例や分かりやすい比喩、絵や図が豊富な資料などをふんだんに盛り込んでお届けした結果、セミナー後のアンケートで「非常に分かりやすかった」「UXとパフォーマンスの関係が理解できた」という声をいただけました。


これからのブランディングで重要な考え方をお伝えした #3

#3のタイトルは「コロナをきっかけに考えるUXとパフォーマンス」。そもそもブランディングとは何か、ブランディングの歴史、といった基本に触れながら、今後のブランディングにおいて必要な考え方をお話ししました。

フェンリルの最高デザイン責任者を務める戸塚と、SD部のシニア・クリエイティブ・ディレクターの廣吉が登壇。デザインやクリエイティブ、ブランディングに対する造詣の深い二人の対談ということで、自分も一視聴者として楽しみました。

ブランディングを考える上で重要なポイントとしてお話しした「機能的価値と情緒的価値」というキーワードに対して、「印象に残った」「普段感じていることが言語化されていて共感できた」という声をいただけました。

生放送ならではのトラブルに遭遇

#2、#3 では、ともに大きな配信トラブルが発生。参加いただいた方や登壇に協力してもらったスタッフにご迷惑をおかけしました。

発生したトラブルと原因

#2では、開始時間になってもマイクの音質が改善せず、少しノイズが乗った状態で遅れてスタートすることに。直前で配信機材のトラブルが起こり、機材を変更した結果、音声の調整が間に合わなかったことが原因でした。

#3では、配信を行っていたPCがオフラインとなってしまい、途中で配信がストップ。また、配信が急遽止まったことが引き金となり、PCが音を配信できない状態になってしまい、配信復帰まで時間がかかりました。

どちらのトラブルもリモート環境が原因でないことを考えると、事前に対策しきれなかったことが悔やまれますが、起こってみて初めて学ぶこともあり、生放送は何度やっても難しいなと思います。

トラブルに対する反応と今後の対策

アンケートでは、起こったトラブルに対してポジティブな反応が寄せられました。運営としては嬉しい誤算でしたね。

動画を配信していたVimeoのコメント欄で、トラブルの発生をを迅速かつ誠実にお伝えしたことが良い印象につながったようです。

ただ、トラブルは起こらない方が良いに決まっています。今後は、これまで起こったトラブルの対処法を「事前チェックリスト」という形でまとめ、社内のイベントで運用していけるよう準備を進めています。

また、今回のコ論は「想像を超える体験」を目指してチャレンジするセミナーでしたが、より確実性の高いイベンドでは、録画配信のような手段も検討すべきだと感じました。

これからのコ論

#3 の最後で発表したのですが、1ヶ月ごとに開催してきた「コ論」は一時休止となります。今後は、準備のために期間を少しあけて、3ヶ月に一回、半年に一回といった頻度で開催する予定です。

コ論というタイトルには、みんなで一緒に考えたい(Co-論)という思いも込められています。#0〜#3 はいずれもフェンリルのスタッフのみの登壇でしたが、次回以降は、アフターコロナの社会のあり方を一緒に考えたいと思ってくださる他の企業の方にも登壇いただければなと考えています。

次回開催日時は未定ですが、今後もご期待ください!


さいごに

直接「コ論」とは関係ないのですが、所属するSD部で開催するセミナーの宣伝をさせてください。

11月5日(木)13:30~14:30に、「スマホアプリビジネスを前進させるサービスデザインの話」と題して、SD部の部長である坪内が登壇します。

アプリデザインのプロフェッショナルの視点から、サービスデザインの基本的な内容についてお話しするセミナーです。

セミナーへのお申し込みは、11月4日(木)18時までの受け付けしております。本記事の公開が開催前日となってしまい大変恐縮ですが、ご予定が合う方で、サービスデザインにご興味がある方は、ぜひご参加よろしくお願いします!

<詳細/お申し込みはこちらから>

【フェンリルオンラインセミナー】 スマホアプリビジネスを前進させるサービスデザインの話 | ニュース | フェンリル
【フェンリルオンラインセミナー】スマホアプリビジネスを前進させるサービスデザインの話 生活者のニーズがモノからコトへと変化し、将来が見渡せないVUCAの時代と言われる今、顧客やユーザー、また社会全体に受け入れられるサービスやプロダクトを、どのように開発、提供していくべきか、日々悩まれている方も多いのではないでしょうか。 ...
https://www.fenrir-inc.com/jp/news/2020/10/22/seminar-201105/
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