リモート中も同じ想いで成長するために『オンライン朝礼』を実施中
こんにちは。コピーライターの高島です。
リモートワークが続くなか、私たちフェンリルだけではなく、多くの企業で課題となっているのは、「コミュニケーション面」や「一丸となれる場」ではないでしょうか。
コロナ禍以前、フェンリルでは全員が集まって意識の共有や、会社の想いを伝える場として、隔週1回の朝礼を実施していました。
4月からフルリモートワークとなって以降はしばらく休止していましたが、リモート環境でも同じ想いを共有するため、7月から朝礼のオンライン配信をスタートしました。
フェンリルが朝礼を大切にしている理由とは?
フェンリルが朝礼を大切にしている大きな理由は、全員が同じ想いを共有し、同じ方向を向いて成長できるようにしたい、ということ。冒頭でもお伝えしたように、全員が対面で集まってのコミュニケーションができない今、オンライン朝礼の導入は急務でした。
そこで、従来の朝礼を取り仕切っていた総務部が主体となり、オンライン朝礼の実施に向けて準備が進められました。
オンライン朝礼の構成
基本的には従来の朝礼がベースとなっており、『CEO、役員からのメッセージ』『新入社員の紹介』『表彰』『全体的なお知らせ』など。これらのトピックを社内で撮影し、編集したものを配信しています。
隔週月曜日の定時前に視聴用の配信URLを全スタッフに告知し、当日中にそれぞれのタイミングで視聴できるようになっています。
この状況下でもこれまでと変わらない環境で、また、この状況だからこそ新しいことにチャレンジをするという想いも込められた「オンライン朝礼」について、企画から撮影、編集までを担当している総務部の梨本に話を聞きました!
『リモート中も、これまで大切にしてきたことを守る』総務部:梨本
ー オンライン朝礼は隔週月曜日に配信されていますが、視聴は当日中のみですよね。何か意図はあるのでしょうか?
フェンリルは創業当時から、社内のデザイナーやエンジニアをはじめ、全スタッフが同じ時間に同じ空間でコミュニケーションしながらプロフェッショナルな仕事をしてきました。
リモートワークとなっている今でもその想いは変わらず、フェンリルのリモートワークは「いつでも、どこでも」ではなく、「みんなと同じ時間に、でもそれぞれの場所で」という方針です。ですから朝礼もこれまで通り「月曜日の定時後スタート」のスタンスを維持することを大切にしています。
(オンライン朝礼、CEOによるメッセージ)
ー 運営についてはどのように進めているのでしょうか?
フェンリルはまだリモート推奨の段階で、私が所属する総務部では交代で出勤しているんですが、この状況下なので、基本的には私1人で運営しています。
私は大阪本社の勤務なので、東京オフィス勤務の方の撮影が必要な場合は、東京支社のメンバーに撮影をお願いしています。
(使われているフリップは本人の手描き!)
役員は、だいたい週のどこかでは出社しているので、それに合わせて撮影していますが、それ以外の方は、出社する日があればそれに合わせて撮影させてもらっています。出社予定のない方や、大阪以外の支社に勤務している場合はこちらが伺えないので、各自で録画をお願いして提供してもらっています。
ー 撮影の場所や背景についても工夫されていますよね
基本的に大阪オフィス内で撮影してますが、毎回同じ場所だと飽きるかなと思って、いろいろな場所で試しています。仕事をしている人の邪魔にならなさそうなところとか、時間帯によって見えやすい場所とか、その時のノリで決めています。
大阪オフィスは改装してきれいにしたばかりで、個人的にも思い入れがあるのでいろんなところを映したいですね。
ー 撮影や進行、編集作業のなかでこだわっているポイントを教えてください
見やすさ、聞きやすさは注意していますね。あとは、尺が長過ぎたり、同じような画が続くと飽きてしまうと思うので、角度を変えた映像だったり、手元をトリミングしたりしています。
あと、タイミングによっては撮影は暗くなってからになることもありますが、外が暗くなっていてもあいさつは「おはようございます」で統一していて、登場してもらうスタッフにもそのようにお願いしています。
(撮影中のひとこま)
ー 朝礼のはじまりや繋ぎ、締めの場面でご自身が登場していますが、なにかこだわっていることなどはありますか?
とくにないですが、自分が登場するシーンの撮影は、すべての動画が出揃ってひと通りつなげたものを通しで見てからしています。そのほうが、少しは繋がりが自然な感じになるかなと思うので。
色々工夫はしているつもりですが、司会はやっぱり自分には向いてないなーと思ってます。だれか替わってほしいです(笑)
あと、技術的な実験は自分のターンでいろいろ試しています。失敗しても自分のターンならカットできるので。
(この日の朝礼のオープニングは、外でのシーンからスタート)
ー プライベートでもカメラ撮影はされているんですよね
中学生のときに家に転がっていた一眼レフを父から譲ってもらったことがきっかけで写真を撮るようになって、撮影するのは好きです。
当時のカメラがα5xiという、ミノルタの謎技術が凝縮されたびっくりするくらいクセが強い、というか、もはや使いにくい機種だったのですが、結構好きでした。
ミノルタがカメラ事業から撤退した後のαシリーズはSONYに引き継がれているので、今はSONYのカメラで撮っています。
ずっとスチルばっかりで、動画編集はいままで一度もやったことがないので、試行錯誤しながらつくっています。そもそも普段テレビやネットの動画もあまり見てこなかったので、最近はテレビやYouTubeを少し意識的に見るようにしています。
(動画の編集作業)
ー 今後の展望についてお聞かせください
「元々オフィスでやっていた朝礼を動画配信で」ということではじまったのですが、何もかも今まで通りである必要はないので、面白そうなことをやっていきたいと思ってます。
私は、宝塚歌劇がものすごく好きなんですが、宝塚に限らず文楽とか吉本新喜劇とか、関西の舞台演劇は型とか様式美とかを大事にしながらも、全然飽きさせない工夫もあって、そういう絶妙な塩梅を目指したいですね。
リモート中の成長をアフターコロナに活かすために
フェンリルのオンライン朝礼はまだはじまったばかりで、今後もアップデートしていくことが期待されます。(個人的にもすごく楽しみ!)
「リモート中の試みは、この状況が落ち着いたら終わり」ということではなく、今後の成長のためにもチャレンジを続け、創業当時からの「デザインと技術でユーザーにハピネスを」という理念を実現しつづけたいです。
オンライン朝礼の他、リモート飲み会やお茶会、ヨガ会など、スタッフ同士がリモートで繋がる場もどんどん増えているので、また機会があればご紹介したいと思います。お楽しみに!