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開催間近!WWDC2018注目ポイントをまとめてみた。

こんにちは!フェンリルでiOSアプリ開発をしている宇佐見です。

今年もAppleの一大イベント、WWDCの季節になりましたね。フェンリルのメンバーは毎年参加していますが、今年もエンジニアとデザイナー合わせて5名で参加します!

そこで今回は、WWDCの注目ポイントをご紹介しようと思います。

WWDCとは

ご存知の方も多いとは思いますが、WWDCは「Worldwide Developers Conference」の略でAppleが開発者向けに最新情報を提供するカンファレンスです。年1回のペースで開催されており、今年は昨年と同じくアメリカ西海岸のサンノゼで開催されます。

(こちらは昨年のWWDCの様子)

カンファレンスは1週間あり、もっとも注目を集めるのが初日のKeynote。近年ではここでmacOSやiOSの次のバージョンが発表されるのが通例になっています。また、初めてSwiftが発表されたのもKeynoteでした。

その後は、より詳細な情報を提供してくれるセッションが多数開催されます。また、Appleの中の人と直接対話できるハンズオンラボや、アプリやデザインのコンサルティングも目白押しです。

現地に行くメリット

Keynoteや各セッションは動画が公開されるため、日本でも情報を追いかけることができます。一方、Appleの中の人や世界中のエンジニアやデザイナーと直接対話できるのが、現地に行って参加するメリットです。例えば、ハンズオンラボで実際のソースコードを見せながら質問できたりします。エンジニアにとって貴重な経験ですよね!

また、WWDCでは世界中のmacOSやiOSのアプリ開発者が集まります。特に、初日のKeynoteには非常にたくさんの人が見に来るため、いい席で見るにはかなり早めに並ぶ必要があります。僕はWWDCには一種のお祭りのような雰囲気があると思っていて、行列に並ぶのも醍醐味のひとつだと感じています。

渡米準備

WWDCに行く前に、準備しなければならないことはたくさんありますが、最低限必要になるものをまとめてみました。

・パスポート
・ESTA申請
・航空券
・ホテル
・英会話

まずは当然ながらパスポートが必要になりますね。僕は以前にもWWDCに行ったことがありますので、パスポートは準備済みです。(有効期限には気をつけてくださいね)

アメリカに行く場合はさらにESTA申請が必要ですが、これは2年間しか有効ではないので以前のものは切れており、再申請しました。

現地に行くにあたり、確保しなければならないのがホテルと飛行機です。フェンリルでは渡航費、滞在費、チケット代などを出してくれるので、費用面では心配ありません。

ただ、カンファレンス開催の時期は、ホテルや飛行機は取りづらくなります。ホテルや飛行機は自分でおさえたのですが、僕は少し焦ってしまって、前日夕方に現地到着のフライトにしてしまいました。本当なら、もう少し早く到着するほうが良かったのですが・・・。

当日朝のKeynoteの行列に並ぼうと思うと、前日夜までに現地での参加登録をすませる必要があるのです。結構ギリギリになりそうなので、今から不安があります。飛行機が遅れないことを祈る。

あとは、英語をしゃべれるようにしないといけません。正直なところ英語は苦手ですが、避けて通るのは難しい。最低限、1週間生きていける程度の英会話ができるようにしたいところです・・・。

2018年WWDC注目ポイント!

毎年開催までAppleから発表の内容が一切明かされないWWDC。今年も様々な予測が飛び交っていますが、個人的な注目ポイントをまとめてみました!

①ハードウェアのリニューアル発表があるかも

WWDCはソフトウェア開発者向けのカンファレンスなので、ハードウェアよりもソフトウェアに関する発表が中心になると考えるのが順当です。ただ、昨年の WWDCではiMac Pro、iPad Pro 10.5インチ、そしてHomePodと、意外にもハードウェアの発表が多くありました。今年もこれらのリニューアルの発表があったりするのかもしれませんね。また、iPhone Xの扱いが今度どうなるのかも気になるところです。

②バージョンアップに期待

ソフトウェアについては、macOSやiOSの次のバージョンの発表はおそらくあるだろうと思います。いまやmacOSのバージョンは10.13、iOSのバージョンは11と、それぞれのOSが登場して以来、ずいぶんとバージョンが上がってきました。機能的には成熟してきた感もあります。そうなってくると、新機能よりもまずは安定して動作するOSが欲しい、という気持ちが生まれてきます。安定して動作することによって、より多くの人が最新版のOSを使うようになれば、アプリ開発もより効率よくなるでしょう。

③新しいフレームワークやOSデザインの発表

一方で、何か新しいものが出てこないかと期待する気持ちもあります。なんだかんだ言って、エンジニアとしては新しいものが出てくるとやはり楽しいですよね。

(こちらは昨年のWWDCで発表されたHomePod)

ひとつには、macOS / iOS向けの新しいアプリ開発フレームワークが出るのではないか、という噂が聞こえてきます。長い間、macOSはAppKitでiOSはUIKitと、開発フレームワークが分かれていました。しかし、両方に対応する開発フレームワークが出てくるのではないか、という噂です。これまでも、macOSとiOSは機能的にお互いが歩み寄っている雰囲気はありました。それがさらにもう一歩進むのかもしれません。

あるいは、OSデザインが大きく変わるのではないか、とかいう噂も聞こえてきます。かつてiOS 6からiOS 7でフラットなUIデザインに変わったときには、アプリ開発に関わる人たちみんなに、非常に大きな影響がありました。それもずいぶん昔の話になってしまいましたが、もしそれに匹敵するような変化があったなら、相当なインパクトになりそうです。

④VR・ARに新しい展開?

またVRやARで何か新しい展開がないかというのも気になっています。最近また盛り上がってきている分野ですよね。AppleもARKitなどで力を入れている領域かと思うので、そろそろ、Apple純正アプリでVRやARに対応したmacOS / iOSアプリが出てきてもおかしくない頃合いではないでしょうか。もしそういったものが出てきたら、現地で体験できるのではという期待もあります。

いずれにしても、せっかく現地に行くので、ハンズオンラボなどを活用してAppleのエンジニアや世界中のエンジニアと対話ができればと思っています。

おわりに

いかがでしたか? はじめてWWDCに参加する方など、お役に立てれば幸いです。

WWDC開催後には、フェンリルのWWDC参加メンバーからレポート記事をお届けしますので、ぜひ注目していただければと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました。

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