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飲食業界の大御所が、なぜITベンチャー企業に挑戦したのか?

高校卒業後、飲食業界に飛び込み30年以上

〜地元のホテルに勤務していた頃の戸田〜

私は小さい頃から料理が好きな少年でした。高校卒業後は、すぐに地元岡山のホテルにシェフとして勤め、約11年間洋食をメインに料理の基礎を学びました。その後は、地元で有名な和食店やお好み焼きチェーン店、オイスターバーなど、様々な業態を経験しましたが、とにかく飲食一筋です。

大きなチェーンから小さいお店まで幅広く経験した甲斐あって、調理はもちろん、店長としての店舗運営や商品開発など飲食業界に必要なほとんどの業務を経験することができましたね。

「職人だからITのことはわからない」で終わりたくなかった

実は私は、ずっとITに関心があったんです。ちょうど和食店の店長をやっていたときに、ホットペッパーグルメなどが出てきて、飲食業界にも少しずつITが入ってくるのを感じていました。

また、たまたま幼馴染が情報技術系の大学教授をしていたため、私もITの講義に一般の会社の方や社長さんに混ざって参加していたんです。
その教授が、「ITと医療」とか「ITと農業」には既に取り組んでいるけど、「ITと飲食」はまだまだ未知で面白いと思うよ、と教えてくれました。
当時の私は職人でしたから、ITの知識は全然足りなかったですし、どう踏み出したらいいかもわからなかった。しかし、「職人だからITのことはわからない」では終わりたくなかったんです。

そんな中、長らく公私ともお世話になっている方に「ITと飲食」に取り組む会社としてfavyを紹介され、「これだ!」と思いすぐに入社を決めました。

店舗の中では出てこない、IT企業ならではの発想が面白い

favyの直営店で働いてきて1番面白いと感じるのは、その発想の奇抜さです。

私が総料理長を務める『29ON』は、会員制の低温調理肉専門店です。飲食費用とは別に、会員様から年会費をいただくので、季節や天気に影響されない安定的な収入があります。もちろん、その収入は会員様に還元し、満足度の高いコースを提供しています。

このビジネスモデルは、店舗の中で頭を捻って考えていてもなかなか出てこないものだと思います。
オープン前にクラウドファンディングを通じて会員を募集するという発想もITベンチャー企業ならではだなと感じました。

飲食人としてのチャレンジに終わりはない!これからも「まずやってみる」

飲食業界に入って30年になる私は、世間一般ではベテランと呼ばれる立場なのかと思います。しかし、まだまだ新しいことへのチャレンジをやめるつもりはありません。favy社員の指針である“favyらしさ”の「まずやってみる」を実践していきたいと思います。

今興味があるのは「食育」ですね。「ITと食育」というテーマで子供達に食べ物の素材であったり魅力を伝えれるような事が出来たらなーと思ってます。子供料理教室的な感じになるかもしれませんが、最近は好き嫌いが多い子供も増えていたり、寂しい食卓が増えていると聞きましたので、小さな頃から食にもっと興味を持ってもらえるような環境を作りたいです。おいしいトマトとか人参とか牛乳とかいっぱいあるのに知らずに大人になるのはもったいないですよね。

食育の事業も「まずやってみる」で実現しますので期待していてください!

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