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世界にゴマの魅力をPR!取材殺到の『GOMAYA KUKI』が目指す次のステージとは

こんにちは!広報の佐藤碧海です。
株式会社favyと九鬼産業株式会社が共同運営する、原宿の濃厚ごまアイス専門店『GOMAYA KUKI』は、多くのメディアからもご注目いただき、着実にファンを増やしています。このお店では社員・アルバイトを含めた全従業員が、日々新しい「気づき」を探し、サービス向上を目指しています。従業員から発信された「気づき」がお店の新メニュー開発のきっかけになることもあったとか。
今回は、『GOMAYA KUKI』が目指す将来像を伺うべく、店長の岩楯皓さんにお話を聞いてきました。

世間から注目される今でも、改善できる点は山ほど

ーー岩楯さんが店長に着任した時期を教えてください。
2018年3月からです。以前は『coisof』で店長をしていたので、当時の経験を活かしながら毎日の業務を勤めています。

          『GOMAYA KUKI』店長岩楯皓さん(右)と大平稜子さん(左)

ーー『GOMAYA KUKI』で働く上で感じるやりがいはどんなことがありますか?
お店自体が新しいので、改善する余地が数多くあることです。私は『GOMAYA KUKI』の開店後に店長になったため、「こんなこともできるんだ」という新しい気づきがあれば、新しく改善すべき点を発見することもあります。
たとえば、以前はラテをカウンターで作っていたため、オーダーが入るたび裏の厨房から牛乳を持ってきていたんです。でも、その往復が無駄に感じたため、時間を短縮するべくラテを淹れる場所を変更しました。その結果、厨房の負担は少し増えてしまいましたが、確実に提供スピードが上がりました。
私は接客には「スピード」が大事だと考えています。それを守るため、どんな簡単なことでも「改善し続けられる」環境にいることが面白く、やりがいに感じています。

         2018年夏に大人気だった「ソイスムージー くろ・しろ」(600円)

ーー最近メディア露出が頻繁ですが、その影響は感じますか?
かなりありますね。最近では9月に主婦層をターゲットにした情報番組『PON!』で紹介していただき、大きな反響を頂きました。私が店長に就任した頃は20代の若いお客様が中心でしたが、現在はテレビや雑誌を見た主婦の方がご家族と来店してくださり、客層の6割が家族連れです。
また、メディア露出の影響で「ごまアイス天ぷら」や「ソイスムージー」を注文してくださる方が増えました。東京旅行の際に「『GOMAYA KUKI』だけは来たかった」と言ってくださる方が増えたのも、嬉しいですね。

ーー海外のお客様も増えたとお伺いしました。
アジア圏のお客様が多いです。夕方頃になると5〜6人のインバウンドのお客様が家族で来店してくださいます。特に海外の方は店頭販売している商品を沢山買ってくれます。店舗メンバーの提案を基に、本社に頼んで英語のPOPを作ってもらうことで、対応しています。

現場の「気づき」をすぐに反映する

ーー現場のメンバーから出た案を採用することが多いですか?
そうかもしれません。先程のPOPの件もそうですが、「ソイスムージー」にスリープをつけることを提案・実行後、インスタ映え商品として注目していただき、お店の看板メニューにまで成長しました。さらに人気メニューである「GOMAYA KUKIのサクッとふんわりごまアイスあげパン」は店舗メンバーの原島さんが発案して完成したメニューです。

        「GOMAYA KUKIのサクッとふんわりごまアイスあげパン」(750円)

ーー秋冬に向けてどんな新メニューを考えていますか?
ごま風味のコーヒーゼリーを入れたドリンクを開発中です。当店では、ごまアイスにぴったりなコーヒーも販売しているので、次のシーズンに向け『GOMAYA KUKI』ならではの方法で、気軽にコーヒーを楽しんでもらえるようなメニューを開発したいと考えています。

ーー最近では催事に出店されましたが、いかがでしたか?
8月に『阪急うめだ本店』のイベントに参加しました。嬉しいことに、お持ち帰り用のカップアイスを完売することができ、同時に様々な気付きも得ました。
驚いたことに『GOMAYA KUKI』は大阪での知名度がかなり高く、予想以上にカップアイスを購入してくださる方が多かったんです。現在カップアイスは超特濃の黒と白しか販売していないため、他の味を楽しみたい方には対応しきれていません。そのため、未だ検討段階ではありますが、いつか他の味の販売も実現できればいいなと思っています。
また期間中は、『GOMAYA KUKI』の味とクオリティの高さを再認識しましたね。催事中に店頭でお召し上がりいただいた方が、次の日に「家族や知り合いに食べさせたい」と再度購入してくださったり、イベント中に出会ったお客様が「もう一度食べたい」と東京に来た際にわざわざ店舗に訪ねてきてくれたこともありました。

     2018年8月に阪急うめだで行われたイベントに出店し、完売するほどの人気を博した

ーー9月にもイベントに参加されましたが、いかがでしたか?
9月は『VOGUE FASHION’S NIGHT OUT 2018 TOKYO』に参加しました。実はイベントの4日前に、ふと「真っ黒のスムージを作ったら、面白いかも」と思いつきで試作品を作ったものの、結局案を詰めきれず失敗に終わりました。もし成功していたら、イベント会場だけの1日限定メニューを販売できていたかもしれないと思うと、心残りです。

『GOMAYA KUKI』を誰もが知る存在に

ーー新しい気づきをもとに、今後のお店の目標を教えてください。
お店の知名度をさらに上げていくことです。現在の客層は10代・20代女性で占められ、30代以上の女性が少ない状況です。老若男女問わず、幅広い世代の方たちに「食べてみたい」と思われるようなお店作りをしていきたいですね。
さらに『GOMAYA KUKI』を共同運営している九鬼産業さんにも貢献できるよう、様々な工夫をしてごまアイス以外の商品も売り出していく必要があります。最終的な目標としては『GOMAYA KUKI』の名前をさらに広め、いつか日本に留まらず世界でも一目置かれる存在にまで成長させたいです。
さらに海外の方には「日本に来たら『GOMAYA KUKI』のごまアイスは食べなきゃ損!」と思っていただけるまでになりたいですね。「とりあえずやってみる」を大事にして、様々なことに挑戦していきます。


ーー岩楯さんご自身の目標はありますか?
誰にも心配かけないくらい、自立した店長になることです。
また、今までは「自分がやった方が早い」と、一人でほとんどの業務を終わらせていましたが、催事に参加する間は、私以外のメンバーだけでお店を回さないと行けません。その時に、店舗運営上やるべき仕事がメンバー全員に共有できていないことに気づき、アルバイトの人でも同じくらいの仕事量ができるように育てていかなければならないとも感じました。
もう一つの目標は『GOMAYA KUKI』のアイスを、通販などのECサイトでも展開することです。大阪の催事に出展した際に感じたのですが、お店のアイスを実際に食べることができるのは東京だけなので、県外の人達が食べたいと思った時に対応できていません。たくさんの方に『GOMAYA KUKI』の濃厚な味わいを楽しんでいただくためにも、将来的にカップアイスをお中元などでも販売できるようになりたいですね。

ーーありがとうございました!

プロフィール

岩楯 皓(Hikaru Iwadate)
2016年にfavy直営店『C by favy』にアルバイトとして入社後、バルの新業態や、恋が叶う!?濃いソフトクリーム専門店『coisof』の立ち上げに参加し店長を務める。その後『29ON』本店でサービスを学び、現在は『GOMAYA KUKI』の店長に。趣味はボルダリングやギター。最近は水彩画にハマっている。

次回も好きを仕事にするfavyメンバーをご紹介しますので、お楽しみに!

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