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#11 無知を知ることが、視野を広げる〜新入社員育成法〜

入社したての新入社員は、会社のこと、仕事のこと、社会のことはほぼ無知な状態かと思います。その状態から、様々な経験を経て立派な社会人に成長してくれることを会社は望んでいます。15年以上社員の成長を見ていると、人材の成長速度に差もあることに気付きます。

さて、ではどんな人材だと成長が早いでしょうか?

私が感じている成長が早い人材は

殆どが自分の任された仕事、担当範囲外に好奇心を持っている人材が多いです。
また積極的に聞く姿勢をもち、吸収していく素直さがあります。

新入社員は、仕事で忙しそうにしている先輩社員には話しかけづらいものです。先輩も何を話していいかわからず積極的に話しかけづらい、話しかけても世代間のギャップに引いてしまったりと、なかなか良いコミュニケーションが取れずに、そのままになってしまう現場があります。
そういった現場では新入社員の成長は少し遅く感じます。

弊社では、新入社員研修として、新入社員は毎日5分、所属のチームメンバーと必ず会話するという事を取り組んでます。この取組を行うことで、新入社員が知らない、任された仕事の範囲外の事、また互いのことを知ることができます。

続けると本人達には大きな効果をもたらします。自分が無知だったことに気付けるのです。大袈裟ですが、続けていると知識の点がだんだん線になり、面になっていく感じを本人から受け取れます。

その成長の瞬間に立ち会えた時、本当にやりがいを感じます。
無知とは言い過ぎの様ですが、真っ白な状態があたり前の新入社員にとって、まずはその無知の状態をコミュニケーションを通して知る事が、視野を広げる大きなきっかけになる。

その様に考えています。

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