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必要なのは、「想像力」~エンジニアリングマネージャー・木村さん

本日は、エンジニアリングマネージャーの木村さんにインタビューしました。プロジェクトマネージャーに必要とされる力や、エクサウィザーズでプロジェクトマネージャーとして働くことの面白さを木村さんの視点から語っていただきました。



これまでのキャリアについて教えていただけますか。

大学時代は「量子コンピューティング」 に興味をもち半導体物性の研究を行い、卒業後はWEB系の会社に入社しました。その後、金融システムのコンサルティングを行うシンプレクスを経てエクサウィザーズにジョインしました。最初の会社はオフィスに営業畑の社長、事務、営業と自分の 4人。プログラミングやWeb開発技術は独学でもなんとかなりましたが、顧客向けのプレゼンやドキュメント作成などもすべて任されていたんです。どんな仕事も自分で考えながらなんとかするしかなく、そしてよく働きました(笑)。当時はどんな無茶なことでもなんとかするのが仕事だという思い込みもありましたが、ファーストキャリアはちゃんとしたメンターがいて無茶することなくストレッチできる環境を選んでほしいと思います。


その後シンプレクスを経て、エクサウィザーズに入社した理由を教えていただけますか。

エクサウィザーズの「社会課題の解決を通じ、社会を幸せにする」というミッションが心にささったからです。前職のシンプレクスは入社当時まだ100名にも満たないベンチャーでした。今思えば信じられませんが、コードを書くことが好きだったので毎日朝から夜遅くまでコードを書き続け、土日もコードを書く生活をしていました。そして会社が大きくなる中、マネージャーになるとある程度の裁量をもって働くことができるようになり、クライアントワークにもやりがいを感じていました。まだまだ学べることもありましたが、同時に新しいことにもチャレンジしたいと考えていたときに偶然にもエクサウィザーズに出会いました。そこでエンジニアの坂根さんや佐藤さん、その後社長の石山さんとお話したら、面白そうな会社だなって。人の魅力もさることながら、技術力があり、元DeNA会長の春田さんをはじめとした経営陣がいて、事業も今後発展していきそうだと感じました。もちろん AI という強みがあることもエクサウィザーズを選んだ理由です。


入社後、木村さんはどんな業務を担当していますか。

エクサウィザーズには、エンジニアのメンタリングとアサインメントの決定、採用活動などを行うエンジニアリングマネージャーと、エンジニアとビジネスサイドをつないでプロジェクトの中核を担うプロジェクトマネージャーがいます。入社当初は、プロジェクトマネージャーとしての仕事も行いましたが、今はプロジェクトを担当している”人”を支えるエンジニアリングマネージャーとしての仕事のほうが多いです。

組織の拡大にあたって必要な人材を育てることは非常に重要だと考えています。だから今は、自分のスキルを上げるというよりも、どのようにしたら他のメンバーの能力を上げることができるかという視点で仕事をするようにしています。



エンジニアリングマネージャーの木村さんから見て、プロジェクトマネージャーに必要な力は何だと思いますか?

想像力です。プロジェクトマネージャーは、全体を把握しながら細部を見ることができなくてはいけない。すべて自分一人でやれないので一を聞いて十を知る、または十を聞いて一を知る、みたいなことをやってのける必要がある。そうなると想像する力が必要だということです。プロジェクトは、特別な目的をもって人が集まって何かをなすチームワークです。良いチームワークには信頼関係があります。信頼関係の構築に必要なのはリスペクト相手を "想う" 想像力ではないでしょうか。

良いチームワークの理想を言えば、"プロジェクトマネージャー" なんていなくてもプロジェクトが回るようにすることだと思います。プロフェッショナルとして「自分がいなくても回る」状況を作るというのは、怖いかもしれません。でも、私はこの状況をポジティブに考えます。一部のデキる人に依存しないのはもちろん、ビジネスサイドやエンジニアなどメンバー全員がリーダーシップをもって自走すること。これこそが、エクサウィザーズにおけるプロジェクトの理想形だと思います。


エンジニアリングマネージャーのミーティングにて


エクサウィザーズでプロジェクトマネージャーとして働くことの面白さは何だと思いますか?

世の中に新しい価値を提供し、社会的インパクトを与える体験創造型のテクノロジーが "プロダクト” だとすると、顧客指向、ビジネス指向の目的達成型のクライアントワークが "プロジェクト” です。エクサウィザーズでは、クライアントワークであっても "プロダクト" を志向し、オーダーメイドのプロジェクトから、いかに "プロダクト" に育てていくかを考えます。様々なバックグラウンドを持った優秀な仲間と一緒に働くことができ、社会課題の解決を志向したプロダクト開発に携わることができる。それが、エクサウィザーズでプロジェクトマネージャーとして働くことの面白さだと思います。

最後に、エクサウィザーズに興味がある方にメッセージをお願い致します。

まずやってみる。

こうすればうまくいくという確かな情報もなく、経験したこともない世界に飛び込むのは不安がいっぱいでしょう。そんなとき、迷わず一歩足を踏み出してみてください。戸惑いながらも、自分なりにやりきることで見える景色が変わることに気がつくでしょう。そして、ぜひ、自分が見た景色を周囲の人の役に立つように伝えるようにしてください。

こうした自分たちのちょっとした行動の変化、意識の変化の積み重ねが、新しい価値を提供し、社会への大きなインパクトとなり、社会課題の解決にもつながるものだと信じています。

「社会課題の解決を通じ、社会を幸せにする」

そんな壮大なミッションにチャレンジしようと、エクサウィザーズに人が集まっています。好奇心旺盛で、困難な状況にあっても情熱をもってモノゴトをやり抜くことができる方。新たなチャレンジをポジティブにとらえることができる方。そんな方にとって、エクサウィザーズで働くことはきっと面白いと思います。ぜひ一緒にこのミッションに取り組んでいきましょう!

エクサウィザーズでは、他にも多くのエンジニアが活躍しています。こちらからお気軽にご連絡お待ちしております。


ソフトウェア・プロジェクトマー
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EXAWIZARDSは「AIを用いた社会課題解決を通じて、幸せな社会を実現する」という ミッション実現に向けた2つの事業体 【 AIプラットフォーム事業】 顧客の経営課題解決に向け、AIプラットフォーム「exaBase」を基軸に年間250件以上のAI/DXプロジェクトを行っています。AIの理解促進~企画~設計・開発~運用・利用をワンストップで提案しており、すぐに使えるSaaSのAIアプリケーションや、AIアルゴリズム・API、MLOpsなど、AI/DXに関わる豊富なアセットを組合せることで、クイックなAI導入から共同でのサービス開発まで幅広いニーズに対応しています。さらに、DX人材・組織開発をワンストップで支援するサービスの提供や、AI/DXの推進リーダーが集う国内最大規模のコミュニティ運営などを通じて企業のAI活用/DX推進の内製化支援も行っており、全社課題の解決・顧客価値の最大化を支援しながら、AIの社会実装を推進しています。 【 AIプロダクト事業】 超高齢社会に代表される社会課題の解決に向け、AIプラットフォーム事業を行う中で抽出した汎用的な業界・社会課題を解決するためのAIプロダクトを開発・提供しています。社会課題に直結する介護・医療領域においては、介護スタッフの間接業務をAI × 音声入力でサポートするアプリ「CareWiz ハナスト」、5mの歩行動画から歩行者の転倒リスクをAIが解析するアプリ「CareWiz トルト」などを提供しており、プロダクトを広く展開することで蓄積したデータは性能の向上に利活用するだけでなく、AIプラットフォーム事業における個社課題の解決策の拡張にも還元しています。
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