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【会社の歴史①】創業初期/引きこもりのデブから1回目お金がなくなるまで

①会社を始める前はこちら
https://everyplus.jp/company/

目次

  1. 創業補助金の採択で社会活動に再び参加
  2. 事業スタートとは人を雇って事務所を借りること
  3. サービス作りと営業
  4. 喜んでもらえるサービスは簡単ではない&気がついたらお金なくなってた
  5. 当時の営業資料を発見

創業補助金の採択で社会活動に再び参加

24才、春。あんなにも意識高かった私が、太って病んで、ほぼ引きこもりなって数ヶ月たったある日。「創業補助金に採択されました。」と電話がかかってきました。これは、今の弊社のサービスである、介護施設レクリエーションマッチングサービスというみんなにwinwinのサービスを思いつき、起業の仕方がわからなかったので、県の創業塾に通い、まだ過食症が悪化するギリギリ元気な頃に、提出をしていたものでした。この補助金は300万円使ったら200万円が帰ってくるという内容で、1年以内に使い切らなければいけないという内容でした。

補助金の資料発見しました..
屋号“みんなの習い事〜MYALL〜”って書いてある..
覚えてない...けどおおよそ今と似たり寄ったりのことが書いてある..






仕事も何もなくこの姿で今までの知り合いに合わなくても仕事ができるということでああ、こうなる星に生まれたんだと運命を感じてました。

事業スタートとは人を雇って事務所を借りること

提出した事業計画のようなものは、補助金用で現実的ではなかったのですが、お金を使わなければいけないので、家賃10万円の事務所を借りて、アルバイトを雇いました。当時の売上は自分が介護施設でヨガを開催して稼いでくるお金の月3万円くらいでした。

雇った人は、マッチングサイトで出会った当時大学生を子供に持つ主婦兼在宅ライターの方でした。メインの業務内容は決めてなかったし、人を雇う時にその人の役割を決めるとかいう発想を知らなかったので、まともに働いたことのない私へメールの敬語の使い方とか、メールアドレスの作成の方法とか、メールのCCとは何かとか、そういった基礎を教えてもらいました。

サービス作りと営業

その次に、レクリエーションをやる人を集めてたくさんの選択肢を施設に提供しようということで、フェイスブックやグーグルなどで、「体操講師 名古屋」「音楽療法 名古屋 フリーランス」「カルチャー講師 介護」とかで検索して連絡して、そういう人たちが集まる会とかを調べてスカウトをしたりしました。怪しかったと思いますが、今も活躍してくださっている先生が多くいらっしゃって本当にありがたいです!

次は営業ということで、10人くらいレクリエーション提供者が集まったところで、紹介してもらった、介護の方々が集まる会に参加をしました。

そこでは「レクリエーションは困っている、マンネリしているし大変。でもお金は払えない。ボランティアがメイン」「無理だよー」のような声をいただきました。

困ってるから、依頼が殺到するだろうというイメージでいたから驚きました。しかし、あまり悲観的にならず課題があるってことは、費用対効果が示せれば良いんだよなと思って工夫を始めることにしました。
課題があることは明確なので、お金が払える仕組みになれば良いんだなと、結構興奮したことを覚えてますね..

そんな時、介護の会で出会っていたある有料老人ホームさんから、レクを1ヶ月、丸っと依頼できない?と声をかけていただき、月に25日のレクの依頼をいただけ、やることができてなんとか会社みたいに日々やることができました。

また、飛び込み営業を50施設くらいしたのですが、基本は「ボランティア以外は難しいです」のように、門前払いだったのですが、(とはいえ丁寧に色々教えてくださった施設さんがたくさんあって感謝です)とある系列を多く持つ施設で「ちょうど書道教室の先生が辞めてしまったからお願いできない?」と言っていただけ依頼をいただけました。

それから少しずつ、体操教室も、音楽教室も、ちぎり絵教室も、のように依頼をいただき、依頼いただいたらそれできる人を探してを、繰り返し、また各施設長さんは施設を移動するので、そこでまた活用いただいたり、と少しずつ広がっていきました。(今でもずっとお付き合いいただいています本当に感謝してます)

当時から、チラシを作成して施設に渡していたのですが、チラシのレベルが低すぎて施設から「うちで作るんで大丈夫です^_^;」みたいなこと言われてました..(本当にすみませんでした。ありがとうございます)

喜んでもらえるサービスは簡単ではない&気がついたらお金なくなってた

仕事ができてとても、嬉しかったのですが、この当時、どんな内容が喜ばれるなどかなり試行錯誤で、楽しくない時間を提供してしまったことも一度や二度ではありません..

例えば
・講師側と施設の期待値のすり合わせができておらず、ボランティア慣れをしている講師は施設が全然サポートしてくれない、施設側は講師がサポートを要求してくる、どういうことなのなどの不満
・可愛い創作物だけど細かすぎで高齢者がやる気を無くして完成せずに先生困惑
・大学の先生に来てもらって「化学の不思議」みたいなテーマのレクで講座みたいになり、興味がない難しくほぼ全員寝てしまう
・心理学の先生に来てもらっても講座でみんな寝る
・コミュニケーションをとって仲良くしましょうが目的のレクで、隣の人と手を繋ぐ→会話するなどのプログラムがあっても、認知症等があり隣の人と手を繋がない、会話が生まれないなどでプログラム崩壊
・エンディングノート書くレク誰もエンディングノート書かない
・全く盛り上がらなずレク担当が黙々と講座を進める


楽しい時間を提供しようとしているのにめっちゃ楽しくない時間を提供しているという、氷のような時間を見学していて冷や汗も何度もありました。。。m(_ _)m

この時の経験があって、どんな内容がウケ失敗するかが少しはわかるようになりした。(初回のレク開催の方の分は施設からお金はいただいてません、この時のお客さんレクPTさんには本当に頭上がらない)

また、このように依頼がいただける状況になりましたが、当時は一回レクの依頼に対して、施設から5,000円をもらい、レクリエーション提供者に2,500円〜3,000円支払みたいな利益1件1,500-2,000円くらいという設定をしてました。

依頼いただけることが嬉しくお客さんの要望には全部答えてましたし、効率化とかの発想もスキルもないのでめちゃ時間がかかるし(今思うと良かったのかもしれません)
とはいえ当時利益は月10万円とかでした..

なのでそんなこんなをしてる中で、創業補助金のお金はそこをつくことになり、事務所は退去、アルバイトも一度辞めてもらうことになりました…(_ _) 本当になんの知識なく思いつきで当たって砕けてる感じでした、、、、

また創業したからと言って、過食症の症状が止まるわけもなく、週の2/3くらいは食べ続け動けなくなってしまうというなど状態でした..よくアポ終わった後、コンビニの駐車場とかで、そのまま食べて1日とか寝てました

(当時関わってくれたみまさま、叱咤激励くださってみなさま、ご迷惑かけた皆様など、今でもお付き合いいただいているみなさま、ほんと感謝しかないです...)

当時の営業資料を発見

懐かしい〜..




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