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新型コロナウイルスが発生してから〜私たちができることとは。各メディアの取り組み〜

※この記事は、株式会社エブリーのオウンドメディア「every.thing」にて2020年5月7日に更新されたものです。(https://everything.every.tv/20200507/

新型コロナウイルスが発生してから、リモートワークへ移行し、安心して仕事ができる環境構築に注力してきました。その土台が整った今、当社が提供するサービスでは、新型コロナウイルスに関連して様々な情報発信を強化しています。その取り組みについてご紹介していきたいと思います。

『DELISH KITCHEN』の取り組み

ー『DELISH KITCHEN』では、自炊ニーズに応えるさまざまな特集ページを設置していますね。

中田:はい。『DELISH KITCHEN』では、もともと毎日料理をされる主婦の方に多くご利用いただいていますが、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて自炊の頻度が高まり、今までとは違う検索傾向が見られるようになってきました。そこで、その傾向をまとめニーズに沿った特集ページの作成を進めてきました。また、牛乳などの休校措置によって余剰が出ている食材などを使ったレシピをまとめたものなども作成しています。

DELISH KITCHENカンパニー ユーザーグロース部 メディア企画グループ マネージャー 中田 博子

ーそうした特集ページを作成する際に基準にしていることなどはあるのでしょうか。

中田:やはり一番は健康的な食事を取ってもらえるようなレシピというところです。スーパーはしっかり在庫もあるので買い溜めをしないようにと報道されていましたので、生鮮食品を使用したバランスよく栄養を取れるようなレシピを選定するようにしています。スーパーに何度も買いに行かなくても済むような日持ちする食材や備蓄品によるレシピ特集なども公開しています。これはカップ麺などのインスタント食品だけで済ませてしまわないように、時短で簡単だけれども、健康的な食事を取っていただきたいという思いで、アレンジレシピをまとめました。

また、休校措置などで余ってしまっている食材の消費を促すことができるレシピや、お家の中でもお子様と一緒に楽しめるようなレシピなどをメインに特集しています。


https://delishkitchen.tv/articles

ーまた、SNSでは「#食を支えてくれてありがとう」という投稿もしています。こちらはどういった思いではじまったのでしょうか。

中田:毎日安心して美味しいご飯が食べられるのは、生産者や加工・流通・小売などで働いてくださっている方々のおかげです。こういった状況の中でそれを痛感し、感謝の気持ちを伝えられればとカンパニー長の菅原発案のもとはじまりました。この思いに共感いただいて、今では『DELISH KITCHEN』以外にも「#食を支えてくれてありがとう」のハッシュタグをつけて投稿してくださっている動画メディアもあります。

こちらは、多くのユーザーさんにも参加していただいていますし、実際にスーパーで働いている方から、「こういう投稿を見ると頑張れます。」といったコメントもいただき、私たちの思いがもっと届くように引き続き取り組んでいきたいと思います。

ー今後もさまざまな取り組みで、自粛期間をサポートしていきたいですね。

中田:そうですね。他にも、東京都ではスーパーへの来店を3日に1回程度に減少させるよう要請したことを受け、『DELISH KITCHEN』では、有料会員向けの「1週間献立」の内容を、4/27から3週分無料公開しています。

https://delishkitchen.tv/lp/stayhome

『DELISH KITCHEN』には現在30,000件以上のレシピがあります。今後も情報収集をしっかり行い、ユーザーニーズに沿ったレシピ提案ができるようにしっかり企画を進めていきたいですね。

『MAMADAYS』の取り組み

ー『MAMADAYS』では、今回の新型コロナウイルスに関して、どういった情報発信をされているのでしょうか。

三ツ中:コロナウイルスの影響を受けて、今世間では自治体が運営する両親学級や離乳食教室が中止してしまい、乳幼児を育てるママたちが情報を得る機会がなくなってしまっています。また、公的機関から情報は発信されていますが、なかなか一次情報にアクセスしづらい方も多いのではないかと思います。

そこで、『MAMADAYS』では必要な情報を間違いなく届けるということを一番に考え、なるべく主観をいれず、関連機関の案内をするなどコンテンツ制作にあたっています。2月中旬頃から、アドバイザリーボードにも入っていただいている産婦人科医の先生に監修いただきながら記事作成を進めてきました。Instagramのストーリーズからもこの記事の投稿を行いましたが、平常時と比較すると30倍以上の反響をいただいています。

ー小さなお子様に関する情報がない中で、不安な気持ちのママパパは多そうですね。

野津:そうですね。新型コロナウイルスに関する妊婦向けの情報が不足していて、SNS上ではユーザーから何でもいいので情報が欲しいとDMやコメントをいただくこともありました。ただ、『MAMADAYS』はアドバイザリーボードの先生方による監修を受け、正しい情報発信を行うなど、裏付けのあるコンテンツ制作をポリシーにしているので、情報が刻一刻と変わる新型コロナウイルスについてはかなり慎重に行っていましたね。

(左)ライフスタイルカンパニー MAMADAYS事業部 部長 三ツ中 菜津美
(右)ライフスタイルカンパニー MAMADAYS事業部 メディア企画グループ マネージャー 野津 結希

ーSNSではどのような情報発信を行っているのでしょうか。

野津:SNSでは、普段は両親学級などで習う10倍粥などの基本的な離乳食コンテンツなどを積極的に発信しています。また役立つ動画として過去に投稿した「手作りマスク」の動画が合計再生回数100万回を超えるなど、このタイミングで大きな反響をいただき、Instagramでも再アップをしています。


https://www.instagram.com/tv/B-BLTN0hqxy/?utm_source=ig_web_copy_link

ー『MAMADAYS』だからこそ、できることがたくさんありそうですね。

野津:家にいる時間が増えたことで、DVや産後うつなど精神的な問題も話題になっています。それらに対してもしっかり監修に関わってくださっている医師の方と連携し、不安解消へ向けたコンテンツ作りをしていきたいです。外に出られず、周囲との交流も少ない中で不安を覚えているママも多いのではないかなと思います。他のママたちがどのようにこの期間を過ごしているのか参考にできるような情報や声も集めて発信していきたいですね。

三ツ中:コロナウイルスに関連した情報はもちろんですが、今まで配信してきたようなコンテンツを通常通りお届けする、ということも大切にしていかなければいけないと思っています。スピーディーにコロナウイルスに関連した情報をお届けしつつ、いつも通りのママの課題を解決する楽しくて為になるコンテンツもお届けしていきます。

『KALOS』の取り組み

ー『KALOS』では、現在どのようなコンテンツ制作をしているのでしょうか?

石井:現在『KALOS』では、自宅でできる美容やフィットネスの動画を「おこもりKALOS」としてまとめ、配信しています。外出自粛中でも、快適により可愛く楽しく過ごせるようなお手伝いをしたいという思いから始まりました。

ライフスタイルカンパニー KALOS事業部 メディア企画グループ 石井 彩織

ー『KALOS』ではよくSNSを通じてユーザーとコミュニケーションを取りながらコンテンツ制作されていますが、今回もアンケートなどを実施されたんですか?

石井:はい!ユーザーの皆様にどんな情報をお届けするのが良いのか検討するために、Instagramのストーリーズでいくつかアンケートを実施しました。


石井:その結果、フィットネス・マッサージなどの体を動かしてシェイプアップすることやスキンケアについての意見を多くいただきました。外出を控えることで、体型維持が難しかったり、体を動かせないストレスが溜まっていたり、普段より時間に余裕ができ自分のケアを念入りにしたい人が増えたのかなと考えています。

このような背景を踏まえて、過去配信したコンテンツの中から「ヨガ・フィットネス」「スキンケア」「ネイルや生活雑貨などのグッズの紹介」の3つの大きな軸で抽出し、お家の中でも楽しんでいただけるよう「おこもりKALOS」として再編集して順次配信しています。

https://www.instagram.com/p/B_UbprLpFU-/?utm_source=ig_web_button_share_sheet

ー今後の取り組みについても予定しているものがあれば教えてください。

石井:現在、スキンケアやコスメのプレゼントキャンペーンの準備なども進めていて、この外出自粛期間を有効に使って自分磨きのお役に立てていただければと思っています。また、おうち時間の増加でアンケートも積極的に参加してくださる方が多いので、よりユーザーが参加しているという実感を持てるような企画を作りたいですね。その結果を生かして、今まで抱えていた問題や悩みの解決に役立つコンテンツ配信をしていきたいと思います。

『TIMELINE』の取り組み

ー『TIMELINE』では、取材に出かけることが多いかと思いますが、現在はどうされているのでしょうか?

山際:はい。『TIMELINE』では独自取材という点を大切にしていますが、緊急事態宣言が発出され直接の取材に出向くことが難しくなりました。そこで、オンラインでインタビューを行うなど、リモート取材を進めています。取材の他にも、生産者から直接食材を買うことができるサービスの紹介を行うなど、新型コロナウイルス流行の影響を受けている業界を『TIMELINE』の取材を通して少しでも応援できればと思っています。

ライフスタイルカンパニー TIMELINE事業部 部長 山際 健太

ー新しい取り組みとして、ECも始められたとお聞きしました。

山際:そうなんです!『TIMELINE』は4月1日にECサイト「TIMELINE STORE」をオープンしました。2月頃から準備を始めていましたが、新型コロナウイルスの流行で外出自粛が求められている今、自宅で過ごす時間を充実させるグッズも展開していけたらなと思い、予定より前倒ししてリリースしました。

「TIMELINE STORE」:https://shop.timeline-media.jp/

ーユーザーからの反応はいかがですか?

山際:スマホアプリと連動して世界中のユーザーと対戦できるけん玉や、ストーリーのあるこだわりのお酒といった商品が好評で、自宅で過ごす時間の充実に活用いただいていることを感じています。また、歯ブラシ除菌ホルダーの売れ行きが好調により除菌ニーズの高まりを感じており、今後も衛生管理に役立つ商品の取り扱いを予定しています。

https://shop.timeline-media.jp/products/dendama


ー今後の取り組みについて

山際:今後も引き続き、新型コロナウイルスの影響を受けている業界を応援するような取り組みの取材や紹介をしていきたいと思っています。また、自宅で過ごす時間が充実するような商品の紹介や販売にもより力を入れ、ユーザーの日々の暮らしを豊かにするお手伝いができれば嬉しいです。

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