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信頼されるメディアとは?第4回アドバイザリーボードを実施しました!

※この記事は、株式会社エブリーのオウンドメディア「every.thing」にて2019年8月2日に更新されたものです。(https://everything.every.tv/20190802-2/

エブリーでは”社会に信頼されるメディアづくり”を第一の使命と考え、コンテンツのチェックやフロー構築、ルール作りを外部の有識者とともに整備する”アドバイザリーボード”を定期開催しています。先日第4回目となる会を実施しましたので、一部内容をお届けします。

メディアの透明性を高めることで、健全化につなげたい

現在エブリーは、「DELISH KITCHEN」「KALOS」「MAMADAYS」「TIMELINE」「CHECK」と5つのメディア・サービス運営を行っています。全てのサービスに共通して、常日頃から意識しているのは、発信する情報が正確であり信頼できる状態にするということです。


ご利用いただいているユーザーに対して、調理方法を説明したり、編集部オススメのコスメグッズを紹介したり、赤ちゃんを寝かしつける方法を発信したり…。あらゆる情報をお伝えする立場として、「どうすれば正しく情報を伝えられるのか」「不信感を抱かず、安心してご利用いただけるサービスになるのか」という点を忘れず、コンテンツチェックの整備徹底化を進めています。

しかし、「私たちは信頼できるメディアでありたいです!」と自ら言うだけでは、ユーザーからの反応は得られないはず。そのため、どうすれば自分たちが健全であると自信をもって言えるかを自問自答し続けた結果、アドバイザリーボードの内容についても情報発信していくことで、メディアの透明性を高めることにつなげられるのではないかと考えています。

アドバイザリーボードの体制について

アドバイザリーボードは上記組織図の通りに運営しています。

代表取締役社長の直下に「メディア・コンテンツ品質委員会」を設置し、エブリーが健全に事業を発展させるための課題やコーポレートガバナンスの検討、お客様に安心安全に当社サービスをご利用いただくための取り組みやその方向性についてを議論します。

そして、当委員会で提起された課題や対策について、さまざまな専門領域に精通した外部有識者で構成されたアドバイザリーボードを設置。四半期のメディア運営実績に対し、アドバイスをいただいています。

例えば、お客様からいただいた全てのお問い合わせデータは、グラフにして可視化をしています。類似する問い合わせが多発した場合は、問い合わせの引き金となったコンテンツや発信情報を徹底的に見返し、何が原因でその問い合わせ内容が誘発されることになったのかを議論。その結果得られた反省を、コンテンツ制作フローに反映させ、同じ指摘を受けないように仕組みを変えていくのです。



現在のアドバイザリーボードのメンバーは、上図の通り。事業領域に沿った、様々な有識者の方にご協力いただいています。

専門領域が異なっても、先生方には私たちにない視点からアドバイスをしていただいています。例えば今回のアドバイザリーボードで、「DELISH KITCHEN」からの相談内容に対し、医療業界に従事している高橋先生から、医療現場で多発するミスを具体例に挙げながらご指摘を頂戴する場面がありました。

どうすればミスが起こらなくなるのか。より良い制作フローが構築できるのか。サービスも組織体系も今よりもっといい状態にしていくことで、ユーザーにとって提供する価値を高めていきたいという思いは、どの領域でも問われることなのかもしれません。

起こりうるリスクを回避して、円滑な事業推進を


アドバイザリーボードでは、「すでに起きてしまった事象」に対して議論するのみならず、「今後起こりうる事象」に対しての検討も行っています。私たちが提供するコンテンツを、全てのユーザーに対して正しく活用していただくことを目的として、この先数ヶ月内に予定している各事業の展開内容にどんなリスクをはらんでいるのかも事前に把握しようとするものです。

例を挙げると、「DELISH KITCHEN」では”失敗しないレシピ”を提供していくために、ユーザーからいただいた指摘の全てに目を通して、今後開発していくレシピ作りの改善に繋げていたりもします。そのほかにも法令違反が起きないか、ユーザーに危険が及ぶ可能性はないか、などあらゆる未来のリスクを想定することで、予定していた事業開発もスムーズに行うことができ、ユーザーに対するより良い価値提供にもつながっていくと考えています。

また、直近「DELISH KITCHEN」はOMO事業の推進に注力しています。

“食”に関わる全てのユーザーから、もっと必要とされるサービスになるために。「DELISH KITCHEN」が挑むOMO事業の展望とは?

これまでオンラインの領域で、レシピ動画など多くのコンテンツを配信してきたエブリーが、流通・小売に向けてオフラインの領域でもサービス展開をしていくことになりました。新たな領域に進出するにあたって、どんなリスクが潜んでいるのかを検証することも大切です。スピード感をもって事業推進を行うことだけにフォーカスするのではなく、社会に対する責任も負っていきたいと思っています。だからこそ、既存の事業だけではなくて、新しい事業展開についても諮問評価をいただいています。

エブリーではこれからも、社会に信頼されるメディアづくりを第一の使命と考え、コンテンツのチェックやフロー、ルール整備に注力していきます。お客さまに長きにわたって信頼されるメディアづくりに邁進するとともに、一企業の枠を越えて、インターネットメディア全体の健全化とさらなる発展につなげていけられるよう、引き続き頑張ります!

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