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【People】「エスタイルの看板を背負っている」揺るがぬ覚悟と、限界に挑み続ける理由

こんにちは!エスタイルで広報支援をしているフリーランスPR・山口です。

今回は、データサイエンティストの「イージス」にインタビューを行いました!イージスさんは、自衛隊からエンジニアになった異色の経歴の持ち主。「エスタイルらしさ」を体現したようなイージスさんの素顔に迫ります。

【プロフィール】イージス
神奈川県出身。防衛大学校 理工学専攻応用物理学科/放射線物理を卒業後、海上自衛隊幹部候補生学校へ。その後、エスタイルに入社。現在は卸売業や金融における需要予測プロジェクト等に携わる。趣味はヨット、サバゲー、ゲーム。

アイデンティティを形成した自衛隊時代

私はほかのメンバーと比べて、少し変わった経歴かもしれません。

防衛大学校を卒業したあと、広島県江田島市にある海上自衛隊幹部候補生学校に約一年通っていました。もともとの入隊理由は案外シンプルですよ。ミリタリー系のものが純粋に好きだったんです。海上自衛隊幹部候補生学校では、初級幹部としての職務の遂行に必要な知識や技能を身につけるための教育訓練を受けます。一般社会とはかけ離れた特殊な環境のなかで、精神的にも肉体的にもかなり鍛えられました。

訓練はしんどかったですね。「もう一度やれ」と言われたら正直躊躇しますが、いまの私のアイデンティティを形成する重要な基盤となっています。

幹部候補生時代には、「制服を着ている以上は、自衛官としての自覚を持つように」との教育を受けてきました。また「属している組織への貢献意識」を今も強く持っています。これは、自衛隊時代に芽生えた価値観です。

潮流を捉えデータサイエンスの世界に

元からプログラミングには興味があって、防衛大学校時代から独学で「Python」を勉強していました。勉強を始めた当初は「こういう世界もあるんだな」程度でしたが、勉強を進めるうちに、今後世の中ではプログラミングの技術が生かされる場面が多々あるだろうなと感じるようになりました。最終的には、幹部候補生学校を3月付で辞め、気になっていたエンジニアの道へ転身しました。

エンジニアにはいろいろと種類がありますが、私はコードをひたすら書くよりも、データ分析をしたり解析結果を活用したりするデータサイエンティストの仕事に興味がありました。ただ、私が転職活動を始めた1,2年ほど前は、データサイエンティストを未経験から雇ってくれる企業がほとんどありませんでした。そんななか、エスタイルは未経験からでもデータサイエンティストを目指せると謳っており、その点に非常に魅力を感じました。

エスタイルの教育制度は、私が入社した頃と今ではだいぶ変わってきていますが、基本的には自主性を尊重しながらバックではきちんとサポートしてくれる体制です。実務に入ってからも、自力で勉強しながら解決策を見出さなければならない場面が多々あります。受け身の姿勢ではなく、常に積極性を持っていることがデータサイエンティストとして必要なことだと思います。

エスタイルに決めた理由はもう一つあります。それは、チーム内や会社の社員同士で話している雰囲気がよかったことです。お互いに業務に関する知見を教え合ったり、コミュニケーションを活発にとったりする様子が見受けられ、社員同士の仲の良さが魅力的でした。

「作って終わり」じゃただの自己満足

現在は、大手ホームセンターの卸売業における需要予測や、ファクタリングサービスにおける需要予測などを担当しています。

ファクタリングとは、事業者が保有している売掛債権等を期日前に一定の手数料を徴収して買い取る金融サービスです。最近では、こういった金融系の需要予測の案件も増えてきている印象です。督促業務やお金の貸し借りなども、ある一定の範囲では企業やヒトの特性から予測ができるということが分かってきています。

例えば、督促業務における最適化のイメージはこうです。まず「こういう勤務地に勤めていて、こういうお金の借り方をしている人」といった形で借り手のペルソナを定めます。そして「この人に対して、一体どういう督促の仕方をしたらお金を返してくれるだろうか?」といったことを分析します。そして、その分析データをもとに、AIなどを活用しながらリスクなどの予測を立てるのです。

この会社に入ってから、業界問わず色々な案件に携わらせていただいています。業界ごとにデータの種類や整いぐあいがさまざまなため、それぞれ特色があって非常に面白いなと感じています。

仕事をする上で大切にしていることは、「分析して結果を出すだけがゴールではない」ということ。自分たちの手を離れた後も、クライアントの手にきちんと渡って、適切に業務に活かしてもらえることが大切です。「作って終わり」ではただの自己満足なのです。そうではなくて、成果物がきちんと実務で運用されるようになってはじめて、クライアントに貢献できたといえます。だからこそ、自分たちが作ったものが後々形になって世に出されたのを見たときは、非常に嬉しいですね。

他に大切にしていることは、「エスタイルの看板を背負っているんだ」という責任を常に意識するということです。これは先ほど申し上げた、自衛隊時代に培った価値観に通じています。自分の意志でこの組織に所属して、この組織の中の人たちと仕事をしているのだから、きちんと責任を持って業務を遂行しようと。そういった意識を、念頭において仕事にコミットしています。

限界に挑み続ければ、世の中が軽やかに見えてくる

私の勝手な印象ですが、以前はエンジニアに対して「ただ黙々とコードを書いている」というイメージを持っていました。けれど、エスタイルに入社してその印象は変わりました。エスタイルのエンジニアは、割と活発にコミュニケーションが取れているし、趣味の合うメンバー同士で業務外で集まることもあります。

私は『サバイバルゲーム』が好きで、代表の宮原を含め、有志で集まり、関東郊外にある施設で活動しています。代表・宮原に「サバゲ―やりましょうよ」と言ったら、即座にサバゲ―のアイテムを全て取り揃えてくれたことには驚きましたね。今では3ヶ月に1回くらい、継続的に集まって活動しています。

ほかにも、今はまっているのは『スパルタンレース』。ゴールまでに壁、泥沼、有刺鉄線など20~30個の障害物が設置されていて、それらを潜り抜けながら長距離を走り、ゴールを目指す障害物レースです。今度、茨城県で開催されるレースにも出場する予定ですよ。休日はこんなふうに、割とアクティブに動いているほうです。

今後は、現在やっている分析業務はもちろん、マネジメントやプロジェクトを牽引する立場にもチャレンジしていきたいですね。あとは公私ともに、常に自分の限界に挑戦し続けること。先ほどお話ししたスパルタンレースにしても、やっていてたまに辛くなるんです。「2万円も払って、なんでこんな辛いことしてるんだろう」って、冷静に思うときもあります。けれど、そうしたことをやり続けているおかげで、世の中の基準をいい意味で軽やかに捉えられるようになっています。常に新しいことにチャレンジしながら、その先の景色を見続けたいですね。

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