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当たり前って本当に当たり前?ー「感性と数字」

今期のまとめをしていて思うことがあったので。。

いちごの栽培をする上で「糖度」という指標は大きくお客様に満足していただけるかに大きく関わってきます。
このデータは「日射量が減ると糖度が下がった」という結果を導くことができます。

農家や研究者からすると「当たり前じゃん」と思うところですが、それって本当に当たり前なんでしょうか?
他の数字との関係は?温度は?湿度は?植物の大きさは?果実の大きさは?収量は?
そんな色んな角度から見た後で、結果を出すことができないと、「当たり前」とは言えません。
ただの固定概念から本当の知識や経験にするには「感性と数字」をひとつひとつ紐づけて積み上げていくことが大切です。


そして最も大切なのはこの知識を次に活かすこと。
「日射量は天気次第だから仕方がない」と言ってしまうとそれまで。天気に支配され続ける
「じゃあ次どうするか?」というところまでいかないとただの評論家になるだけ。
それは専門の人に任せておけば良い。
世の中を変えられるのは、身の回りのことを変えられる人だけ。
コントロールできる領域を増やしていく。
これはどの業界にも求められる能力じゃないですかね。

今の仕事では物足りない中途の社会人が、将来に夢を持つ新卒の学生や子供が、「農業おもしろそう!」と言える世の中をつくってやろうじゃないか。

(株)淡路の島菜園では一緒に働く仲間を募集しています
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