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映像ディレクターは、知らない世界・場所・人に出会える面白い仕事【社員インタビュー#3 嶺隼樹(後編)】

こんにちは、エレファントストーンの採用担当です。

以前、エグゼクティブディレクター 嶺のインタビュー<前編>を公開したのですが、今回は後編!

代表鶴目との出会いから創業5年目までを振り返る【社員インタビュー#3 嶺隼樹】 | 株式会社エレファントストーン
求む、技術よりも"センス"。ベンチャー企業で成長したい映像エディター募集 株式会社エレファントストーンは代官山にある映像制作会社です。2011年4月の創業以来「FOCUS ON YOUR HEART.(あなたの想いは、象れる)」をコンセプトに、完全オーダーメイドの映像制作に取り組んできました。 ...
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これまでに制作した映像作品や、エレファントストーンのディレクターの仕事について話を聞きました。

ディレクターとしての転機となった2つの作品

2016年に制作した『ERECTA』設立50周年ムービー

職場やレストラン、家庭などで使用されるワイヤーシェルフを製造・販売している『ERECTA』様の創業50周年記念ムービーを、いつもお世話になっている制作会社様と共同制作し、自分がディレクターを担当しました。実は社会の色々な場所で活躍しているんだけど普段は目立たない、縁の下の力持ち的な存在であるERECTAの製品を主役にするために、登場人物とERECTAの製品以外を全て透明にして、「ERECTAしか無い世界」を表現しています。

半年ほど打ち合わせを重ねてゼロから企画を考えていきました。撮影の際は、スタジオにスタッフ・キャストが30名以上、お客様側も含めると40〜50人が参加した大規模な現場でしたね。完成までは本当に難産でしたが、「仕事という枠組みを超えた『作品』を作ることができたな」という実感を得られた最初の作品でした。

完成後、創業50周年パーティで上映されて、お客様に心から喜んで頂いた様子を目の当たりにした時は本当に嬉しかったです。

映像の仕事は、今まで知らなかった世界を知り、知らない場所へ行き、普通では縁が無かったはずの人々と出会うことのできる、めちゃくちゃ面白い仕事です。学生の頃のような自主映画をやっているだけでは、出会えていなかったでしょう。


2017年に制作した『ぎゅっと長洲』

熊本県長洲町のUターンIターン向けの移住促進プロモーション『ぎゅっと長洲』で、WEBページに掲載されるプロモーション動画の制作に参加させていただきました。自分とカメラマン、アシスタントの3人だけの少人数体制で長洲町に3日間滞在し、住民の皆さんの普段の生活や学校、自然の風景などを撮影したんですが、これが本当に楽しくて楽しくて、全てが幸せな時間でしたね。

先ほど紹介した『ERECTA』とこの『ぎゅっと長洲』の制作を経て、「こういう仕事が好きだな」と改めて確信しました。例えば全国放送で流れるTV-CMや、有名アーティストのミュージックビデオのようなものは、非常に大人数が関わる中で分業が為され、お客様と直に接する機会やコミュニケーションの時間は実は少なかったりするんです。

でも自分は、お客様や被写体の人々とのダイレクトなコミュニケーション、信頼関係を構築する時間も含めて映像制作が好きなんです。ドキュメンタリー的なアプローチということかもしれませんが、人や風景にきちんと向き合った映像を作ってきたいと強く思います。

今では管理職でもあるので、そう会社を長期間留守には出来ないのですが、地方や海外へ行って、人と出会い、見たことのない自然を撮影したいという気持ちは常にあります。そういう意味では、映像ディレクターって本当にいい仕事なんですよね。


制作チームのスタッフ、お客様との関係構築が重要

一つの映像を制作するチームには、カメラマン、照明、録音、スタイリスト、ヘアメイク、制作など様々なポジションがあり、大きな案件ほど関わる人数が多くなります。映像作品は様々なプロフェッショナルの仕事の集合体なので、一人ひとりがベストを尽くし力を発揮しながら、一つのゴールを目指して進んでいく必要があります。ディレクターは、そんなスタッフたちをとりまとめる旗振り役なんですね。

僕は常に、制作に参加するスタッフとも色々な話をしてコミュニケーションを図るようにしています。クオリティが高い作品を制作するためには、「このディレクターの判断は信じられる」というスタッフからの信頼が必要不可欠。

そうするとスムーズに制作が進行しますし、お客様に喜んでいただける作品が完成するんです。


そしてエレファントストーンは業界・業種を絞らずに映像制作の依頼を受けています。僕はどんな業界や会社、案件に対しても、「興味を持つ」ことから始めます。最新のIT技術からおばあちゃんの秘伝の漬物の漬け方まで、どんなことにでもまず興味を持って知りたいと思うこと。

疑問が紐解かれたり、歴史を深く知ったりすることで自分自身の中に感動が生まれますし、学びも多くなって、楽しみながら仕事ができます。例えば今話題の仮想通貨のプロモーションビデオを一本作ったら、完成する頃には僕は仮想通貨のプロになってますよ(笑)

また、そのように興味を持つことでお客様に熱量を感じけたら、ディレクターに対する信頼が生まれていきます。そうすると、お客様も資料提供や社内調整など積極的に協力してくださったりするんですね。そうやってお客様も一緒になって「良い映像を作ろう」という信頼関係(共犯関係とも言う)が構築されると、作品はより素晴らしいものになるはずです。


新しいディレクターに求めるのは興味と好奇心

物事に対して、まず興味や好奇心を持つことのできる人と働きたいですね。また、複数の案件を同時に進めたり、多くの人とコミュニケーションを並行して取りながら進めるので、要領の良さは重要ですね。

エレファントストーンのディレクターはクリエイティブ的な作業のみに特化しているわけではなく、撮影場所やキャストの手配、スケジュール調整などの事務的な業務も担います。

決して簡単なことではないと思いますが、エレファントストーンで案件をディレクターとしてしっかりと回せるようになれば、正直、どこでも通用する人材になれると思いますよ。

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