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【インフラ】MariaDBの再インストール

7階のオフィスまで、階段を使って登ってくる社長を目撃した棚橋です。運動不足解消目的のようです🚶


珍しくインフラに関するストーリーを書いていきます。一応、棚橋インフラも兼任していますので。。。


先日とあるサーバーが500エラーで表示されず、原因を調査するとどうもMariaDB(MySQL)への接続が失敗する、という事象が発生しました。

こうなると出番はインフラです。システム(プログラム)の調査からミドルウェアへの調査へ移ります。


いくつかの出力結果は割愛していますが、まずstatusを確認してみると、failed (=失敗した) という結果が表示さました。

# systemctl status mariadb
● mariadb.service - MariaDB database server
   Loaded: loaded
   Active: failed (Result: exit-code) since 土 2022-08-13 00:45:34 JST; 3 days ago

これではMariaDB(MySQL)への接続が失敗するのも当然で、システム(プログラム)が接続しようとしても、それを待ち受けるデータベースが起動していない、という状態です。

どんなに見たい番組を保存しているビデオレコーダーでも、ビデオレコーダーの電源が入っていなければ見たい番組を見ることはできない、といったところでしょうか。


もっともこの先のステップとして、「なぜデータベースが起動しないのか」を調査するのですが、結局のところ原因が不明で、MariaDBの再インストールを行いました。

# yum -y remove MariaDB-compat MariaDB-server
# yum -y install mariadb-server mariadb-client
# systemctl start mariadb


悲しいところですが、まったく原因がわからない時もあります。もちろん棚橋の技術不足である面もありますが、これがインフラの難しい部分かもしれません。


Linuxの生みの親ですら、

I can develop Linux a little(ワタシハリナックスチョットデキル)

なのです。(もっともこれはウィットに富んだジョークの有名Tシャツに書かれた言葉です。)


しかしながらひとまずは、まず systemctl コマンドを頼るのが第一歩かと思います。

[書式]

# systemctl status 〇〇〇
# systemctl stop 〇〇〇
# systemctl start 〇〇〇
# systemctl restart 〇〇〇


さて、なかなか語られることの少ない印象のインフラの世界ですが、システムを作るにしても、アプリを作るにしても、今日では欠かせないものです。

さまざまな分野が連携し合って、一つのものやサービスが作られ運用されます。


「自分の専門外だから関係ない」「どうせ難しくて自分には理解できない」と思わず、隣接領域であれば少しは知っておくと良いかと思います。


[カバー画像]

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