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聖地巡礼からわかる?日本のキャラクタービジネス!


はじめに

季節の変わり目で、体調には気をつけたい、新卒のKです。
私の詳しい自己紹介を知りたい?(言ってない) 私の自己紹介が詳しく書いてある記事はコチラにあるので、良かったら見てみてください。

<先輩インタビュー>エディアプログラマーの流儀 ~プロジェクトX風~ | Edia 19新卒ブログ
今回のインタビュアーは4月に株式会社エディアに入社した新卒プログラマーK。色々と会社についてわかってきたとはいえ、昨年までは就活生、まだまだ知らないことも多い。就職活動をしている学生と株式会社エディアの社員の中間目線でインタビューをしていく事で、株式会社エディアがどんな会社かを共により深く知っていきたいと思う。 ...
https://www.wantedly.com/companies/edia/post_articles/183109


ご縁があり、聖地巡礼でおなじみアニメツーリズム協会のイベントに同行させていただいた。私もアニメ好きなので、聖地巡礼についてはある程度知っていると思ってた。だが私の知っている世界のなんとも狭いことか。日々進化していた聖地巡礼のイマは、私にとって大きな驚きだった。

アニメツーリズムで見た聖地巡礼のイマ!

聖地巡礼というと、聖地を巡って写真を撮る光景が真っ先に思い浮かぶ人が多いのではないだろうか。私もその中の一人で、だからこそ気になったのは、「そこからどうビジネスとの繋がりがあるのだろう」という疑問だ。

大きい点ではイベント。アニメのイベントは勿論、アニメのモデルとなった地域イベントにも反響があり、イベントを実施した地域の副市長さんが「会場に入りきらない程の人たちが参加した。」と、驚きながら語っていたことからも、アニメが与える影響の大きさが伺える。

更に、聖地に赴くと、その地域に訪れた記念が欲しくなるもので、地域ならではの特産とアニメがコラボした商品などは、聖地巡礼をする者にとっても、地域活性の面でも良い商品であるとのこと!

今回のイベントに参加していた石川県小松市の副市長さん。聖地巡礼により、地域に何があったかをリアルで感じられる地元の方の話は、中々聞けるものではないので、貴重な瞬間だ。

よくある聖地巡礼の内容と思われることなかれ、実はココには日本のキャラクタービジネスが隠れている。版権を扱うビジネスは世界中にあり、キャラは非常に高い割合を占めている。世界ライセンス小売市場規模では40%。だが、日本だけで見るとなんと77%をキャラが占めている。なぜこんなに高いのかというと、海外では「キャラ=子供向け」という認識が強く、大人が購入することは少ないのである。日本では子供の頃はキャラに憧れを求め、大人になると癒しを求めて引き続き購入する傾向があり、市場が大きいのである。日本は世界の中でも特にキャラを愛している国なのだ。

世界ライセンス小売市場規模の表。世界で見てもキャラが占める割合の高さがわかる。

そんなキャラ愛が伝わったのか、このビジネスは海外へ発展しつつある。中国人の間では聖地巡礼が旅の1つの形として定着しており、聖地巡礼のために来日というケースも珍しい事ではない。聖地巡礼にある巡礼ノートにも、外国語が書かれていることも多いそうで、思い当たりがある人もいるのではないだろうか?そのため、海外からくる人の目に触れやすい空港や駅を起点としてビジネスを展開するインバウンド政策も進んでいる。改めて考えてみると、聖地から遠く離れた場所でも、聖地巡礼ビジネスが起こっているのは、中々に不思議な光景である。


今回のイベントでは、聖地巡礼に関わるサービスを提供している企業の方達が、自社サービスについて説明する機会もあった。エディアもアニメツーリズムでサービスの紹介をしてきた。その時の様子を交えつつ、弊社の『MAPLUSキャラdeナビ』が聖地巡礼にどう関わっているのかをご紹介する。

『MAPLUSキャラdeナビ』と聖地巡礼の関わり

『MAPLUSキャラdeナビ』を初めて聞いたという方もいると思うので説明させていただくと、『MAPLUSキャラdeナビ』とはキャラがお喋りしながら案内してくれるナビアプリである。カーナビにある道案内音声以外にもボイスがあり、シーンに合わせて様々な事をおしゃべりをしてくれて、まるでキャラと一緒にお出かけしている気分になれる。キャラごとに各画面のデザインも変わるきせかえがあり、ナビの画面もキャラの世界観にあったものへと切り替わる。

『MAPLUSキャラdeナビ』はモバイルコンテンツ事業から始まったアプリで、最初はアニメとの関連はなく、よくあるナビだった。そこから会社がエンタメ事業に参加、会社のナビ事業も現在のような形に進化していた。今ではたくさんのアニメとの関りを築けて、アニメに加えて更に幅広いコンテンツと関わっていこうとしている。

そんな『MAPLUSキャラdeナビ』がどう聖地巡礼と結びついているのか。

『MAPLUSキャラdeナビ』にはキャラに応じて、特定の場所でしか流れない限定ボイスがあり、そこを聖地巡礼と結びつけている。限定ボイスは作品由来の音声で、案内やおしゃべりとは違いアニメやキャラに寄り添った内容になってる。また、聖地巡礼は車の移動だけでなく、徒歩での移動というのも多々ある。『MAPLUSキャラdeナビ』は車だけでなく徒歩での案内も対応しているので、キャラの声を聴きながら歩いてキャラの聖地を巡る事も出来る。

『ガールズ&パンツァー 西住みほ』の地点音声の例。

聖地やイベントで、ナビを使うことは多いと思う。私も聖地巡礼に行った際は、よく迷子になるのでナビを使う。そんな時に聖地のキャラや好みのキャラに案内してもらうのはどうだろうか?もちろん、聖地以外でもナビとして使える。聖地以外でのお出かけでもオススメである。

編集後記

こういったイベントに何度か参加してきたが、社員として参加することでユーザーの時とは違った視点で見ることができ、非常にワクワクするものがあった。何を提供するのかだけでなく、市場の様子や色んな企業の取り組みを知ることができるからである。ユーザーとして触れていると、これらには意外と気づかない。今まで当たり前に受け入れてきたサービスも、実は市場分析をしっかり行ったうえで綿密に作られているサービスばかりだが、社員としてこういう機会に参加しないと、ビジネスの仕組みや可能性を知る機会というのは中々少ないと感じた。自身が関わっているビジネスの仕組みや可能性を知ると、仕事が世の中にどう関わっていくのかも見えてくるし、いちユーザーとして聖地巡礼をする時も、また違った景色が見れる気がするのである。今後もこういう機会があれば参加していきたい。

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