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【co-creators】エンジニアから人事へ。働きがいのある環境とは。

※本記事に記載の情報は、2020年11月時点のものとなります。

こんにちは、ドリームアーツ採用担当の山本です。
私たちが大切にしている「協創=co-creation」を担う仲間たちを紹介していく連載『co-creators』。今回は、エンジニアから人事にキャリアチェンジし、ドリームアーツをより進化させるために奮闘している社員をご紹介します!

【プロフィール】相葉 辰徳(あいば たつのり)2007年中途入社。文学部卒業後、新卒でIT企業に就職しエンジニアとしてのキャリアを歩み始める。ドリームアーツ入社後もエンジニアとして、プロダクト開発からお客さまとのプロジェクト推進、サブリーダーとして開発チームを率いるなど、幅広く活躍。2020年1月からは人事として、社内教育やエンゲージメント向上に熱意を注いでいる。

お客さまの声を聞いてアウトプットを出せることがモチベーションに

ドリームアーツでは2007年に中途入社してから約12年、エンジニアとして働いてきました。前職では作るものの大枠も設計もすでにできている状態でプログラミング部分だけを任されており、何を作っているのか、なぜそれが必要とされているのかがまったく想像できないなかで開発をしていたので、ドリームアーツに入社して「どんなお客さまのためのものなのか」「どんなことを実現するために作っているのか」が見えるようになったのは大きな変化でしたね。ドリームアーツは直接お客さまとお取引しているので、大企業で働くエンドユーザーさんが目の前にいて、現場の声をすごく近くで聞いてアウトプットが出せて、そして使った反応も見ることができる。自分が作ったものの先にユーザーさんがいて、使ってもらって役に立つ喜びを肌で感じられることはとてもやりがいを感じますし、エンジニアとして働くうえでのモチベーションにもなっていたと思います。

また、ドリームアーツはプロダクトの開発からマーケティング、営業、導入後のサポートまで一貫して担いお客さまの業務改革をサポートしているので、社内にはさまざまな役割があり、各分野でそれぞれの専門性を持った多彩なメンバーが在籍しています。エンジニアだけみても人によって得意な領域が異なり、自分にはない強みを持った人がたくさんいる環境に身を置けるのはとても刺激的です。社内には部署や役割を超えて協創し教えあう雰囲気が浸透しているので、独学以上に、社内外問わずどこでも通用するような多くの技術を身につけながらスキルアップができています。
開発業務だけではなく率先してフロントに立ってお客さまとやりとりをしたり、プロダクト開発チームのサブリーダーとしてチームを率いる責任ある立場についたりといった幅広い経験の場もありますし、多種多様な業界を牽引する大企業のお客さまのもとで、何万人にものぼる方々が利用されるシステムの開発を任される環境です。僕は20代の頃にドリームアーツに入社しましたが、当初から大きく裁量権を持って働くことができ、大きく貴重な経験を積んでこれたと思います。エンジニアのスキルアップという面でも良い環境ですね。

「やりたい」を肯定してくれる

メインのエンジニア業務とは別に、全社横断の社内プロジェクトにも携わりました。2018年にキックオフした、社内ポータル刷新プロジェクトです。
ドリームアーツは「INSUITE」という社内の情報共有・意識共有をデザインするプロダクトを持っており、お客さまの社内情報共有支援にはもちろん、ドリームアーツの社内ポータルとしてもこのINSUITEを活用しています。さまざまなお客さまのプロジェクトに関わり、より良い情報共有・意識共有の姿を追い求めるなかで、ドリームアーツの社内ポータルも実はもっとカッコよく、使い心地良くなる余地があるのでは?ということを考えはじめました。当初は同じ思いを持っていた社内のデザイナーと業務外で好きに話して妄想しているだけだったのですが、ある日社内ポータル刷新プロジェクトが立ち上がるという噂を耳にしました。まさに自分のやりたいことでしたしアイディアもいろいろ思いついていたので、呼ばれてもないのにプロジェクトに突っ込んでいきました(笑)思いがあるということで受け入れられて、そして気付けばプロジェクトのリーダー的立場にまでなっていました。これはドリームアーツの良いところですよね。何も動かなければ何も起きないんだけど、ちゃんと手をあげたらチャレンジのチャンスをもらえて、やりたいことができる。声をあげやすくて挑戦のフィールドが広い環境だなって思います。
このプロジェクトは各部署から数名ずつ参加した全社横断のものだったので、さまざまな立場からの意見や考えに触れながら進めることができました。社内ポータルは社員みんなで使うものですし、さまざまな意見を取り入れながら使いやすく洗練されたものができたと思っています。僕自身としても、部署問わず周囲を巻き込みながらプロジェクト推進する良い経験になりました。

ドリームアーツの働き方を考える〜人事へのキャリアチェンジ

明確にエンジニアから人事へのキャリアチェンジを意識したのは、2019年。
社内ポータル刷新プロジェクト推進を経験したり、INSUITEのフルモデルチェンジにサブリーダーという立場で携わるなかで、「社内のコミュニケーションの理想的な姿ってどんなものなんだろう」と深く考えるようになっていきました。知識を深めるためにいろいろな社外セミナーに参加し、そこで目にとまったのが「働き方改革」です。働き方改革って、数年前から国を挙げて取り組んできたテーマですが、ただ単に業務を効率化したり残業を減らせば達成されるのかというとそうではないんですよね。効率化したその先で、例えば社内のコミュニケーションを見直したり職場環境を改善したりといった、まさに「働き方」を変えていくことがすごく大事。僕がもともと興味を持っていた「社内のコミュニケーションの理想的な姿」ともつながってきます。セミナーで他社さんの働き方改革の成功事例を拝見して、「これってドリームアーツにも応用できるんじゃないか?」「そうしたらドリームアーツは今よりもっと働きがいのある会社として成長していけるのでは?」と思ったんですね。当時から人事に所属していたメンバーが、すでに社内のコミュニケーション活性化や働き方の改善に取り組んではいたんですが、「もっと何かできることがあるんじゃないかな」「絶対やりがいがあるし、自分も働き方改革の最前線に立ちたい」という気持ちが湧いてきました。
善は急げとばかりに上司や社長にこの熱意を伝えました。当初はひどく驚かれましたね。僕はお客さまに近い場所で仕事をしていたので「もっとお客さまの近くに行きたいから営業に異動したい」という話なら想像しやすかったのでしょうが、エンジニアの僕がまったく未経験の人事領域の業務に携わりたいと声をあげたのだから。でも社内のコミュニケーションについて考えるなかで「ドリームアーツという会社をより良くするために、働き方の改善やエンゲージメント向上に寄与したくなった」という思いを伝えたところ、人事でしっかりやってみないかという話が出ました。
「えっ?」と思いましたね。正直、キャリアチェンジをするとか本部を超えて異動するといった大きなことまでは考えていなかったんですよ。やりがいのありそうなことを見つけて、関わってみたい!という熱意が先走っていた感じ。そんな僕を一旦落ち着かせて、新たな道を示してくれたんです。そこからより真剣に、働き方改革に携わるということや自身のキャリアプランについて考えはじめました。社会人になってからずっとエンジニアとして働いてきて、そのなかでさまざまなスキルが身についたし、日々進化を続けるIT業界においてはこれから先も勉強し続けてもっと成長していく道がある。でも人事部門に異動したらまったくの未経験の業務に身を投じることになるわけです。すごく迷いました。でも考え抜いた末に、家族の「やりたいことをやったら?」という後押しもあり、人事へのキャリアチェンジを決意しました。

今よりもっと働きがいのある環境に

人事に異動してもう少しで1年。今年は主に新人研修や社内教育などを担当してきました。特に2020年4月入社の新人の研修は、コロナウイルスの影響で急遽オンラインで実施することになったので苦労も戸惑いも大きかったです。研修に登壇してもらう予定の各社員にオンラインでの実施依頼をしたり、新人のみんなが積極的に参加・発言できるような場作りを意識したり、研修をおこないながら同時進行で研修全体のカリキュラムを検討し直したり。なかには検討が間に合わず、実施前日に内容が確定したプログラムまでありました。初めての試みへの対応で目まぐるしくはありましたが、試行錯誤する日々はとても充実していましたね。もともと人をまとめたり教えたりといったことが好きな性分なので楽しかったですし、文系出身ながら0から勉強してITスキルを伸ばしてきたという経験を活かして、新人のみんながこれからも自律的に勉強を重ねていく素地を作るお手伝いができたかなと思います。
今後は教育だけではなく、人事にキャリアチェンジした理由でもある職場環境の改善やエンゲージメント向上にももっと注力していきたいと思っています。 僕は、社員が「とにかく仕事が楽しくてやる気満々!」という状態でいられたらすごいパフォーマンスが出せるだろうし、今いるメンバーで倍々のパフォーマンスを出すことだってできるようになるんじゃないかなと思っているんですよね。それを実現する方法の1つが職場環境の改善だと思うし、そこには人事が何か働きかけをできるはずです。僕は人とコミュニケーションをとることが好きだし、10年以上に渡っていろんな部署・役割・年次のメンバーと協創しながら働いてきたことで出来た、ドリームアーツ社内での顔の広さという強みがあります。これからも自分の強みを活かしながら、周囲のメンバーを巻き込んで協創し、さまざまなバックグラウンドや専門性を持つ社員にとって、もっと働きがいのある環境にしていきます。

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