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負けず嫌いの一人っ子は圧倒的なPDCAスキルを武器に自分も企業も成長させていく

次世代事業準備室インターンの鈴木です。内定者インタビュー第10弾の今回は、4月から営業職に配属予定の内山琴子さんです。

人一倍負けず嫌い。周りの期待を良い意味で裏切り続けてきた彼女が、ディップに入社を決めた経緯をインタビューしました。

小学生の頃からずっと負けず嫌い

ーまず簡単に自己紹介をお願いします。

青山学院大学の内山琴子です。横浜出身です。趣味は、国内旅行と変わった居酒屋に行くこと、アングラ漫画を読むこと、90sの洋楽を聴くこと、水族館に行くことです。
最近料理とペン習字を習い始めました。

ー内山さんは、小中高と、どんな学生生活を送ってきたんですか。

一人っ子として育ってきたので、両親は私のしたいことを尊重してくれ、色々なことにチャレンジさせてくれました。

しかしながら、なんでも思い通りになることに慣れてしまっていたため、物事が思うように行かなかったり、理想とかけ離れた現実に対して強くフラストレーションを抱くようになり、“負けず嫌い”な性格になりました。

例えば、小学校5年生の頃には、中学受験のための入塾テストに落ちるという悔しい経験から、絶対に志望校に合格してやるぞと猛勉強をしたり、中学で入部した吹奏楽部では、一人だけ楽器未経験ということで、周りに向いてないよなどと嘲笑われたことが悔しく、絶対にパート内リーダーになるぞと猛練習しました。

これは今でも変わっていませんが、理想の自分とのギャップや悔しさを原動力として突き進んでいくタイプでした。

ー負けず嫌い精神が強かったとのことですが、その中でも、これは一番頑張ったと言えることは何ですか。

ズバリ大学受験です。

私は、中学生の頃に興味を抱いた心理学とキリスト教の両方が学べる青山学院大学への進学を希望していました。

しかし、私の高校は、お世辞にも頭がいいとは言えず、青山学院大学の合格実績の先例はありませんでした。

さらに、極度の勉強嫌いであった私の偏差値は30台という非常に出遅れたスタートだったため、周囲には常に嘲笑の目で見られていましたが…。

周囲からの意見を覆して驚かせてやりたい

ー大学受験は就活同様、人生において大切な進路に繋がりますもんね。具体的にどのようにして試練を乗り越えたんですか。

その悔しさをモチベーションとして勉強にぶつけ、また、やるからには本気で取り組むために滑り止め校は一切受けず、一本勝負で挑むことに決めました。

具体的には、過去10年分の赤本を研究し出題傾向を掴み、データベースから似た形式の問題を出題する大学を探し、苦手分野を徹底的に潰すことで無事に現役合格することができました。

ーなぜ、辛くても最後までやり遂げられたのでしょう?

当時の担任に、青山学院大学への進学志望を口にすると、鼻で笑いながら、「いやあ、ちょっと厳しい…まあ最初のうちは理想は高く持っていた方がいいかもね。」というセリフが飛んできました。

しかし、その悔しさが起爆剤となり、必ず見返してやろうという気持ちで勉強していました。

おそらく、持ち前の負けず嫌いが発揮されたんだと思います。

ーそこで得たことや、学んだことはありましたか。

継続することの大切さと、目標達成のためには、課題を分析し、量よりも質を上げ、正しい方向に努力することが求められるということを学びました。

知識を定着させるためにはインプットを繰り返すことが必要、という学習経験から継続力の大切さを痛感しました。

また、これまで、量をこなせば結果が伴うと信じていた為、やみくもに教科書一字一句をノートに書き込み、それを暗記する…といった勉強法をしていた結果、模試で撃沈したので、”間違った量は質を凌駕しないこと”と、そのために都度振り返り、間違いを軌道修正することの重要性についてを学びました。

圧倒的なPDCAスキルを武器にした就活

ーそれでは、就職活動について教えて下さい。自分のセールスポイントはどこでしたか?

「問題を分析し改善策を練る力」です。

その力を最も発揮したのは、婚活を目的とした居酒屋のアルバイトです。

主な業務内容は、初対面の男女をマッチングし即席の合コンを提供するものですが、一向に女性客の足が伸びませんでした。

事実、周りの女性に店の印象を尋ねると、「誠実な人が来なそう」といった意見を多く頂きました。

そこで私は、服装が人の印象形成に影響を及ぼすという情報から、当店では作業着や、ジャージ、サンダルといった服装の男性客が目立つことに着目し、カジュアルすぎる服装は入店不可といったドレスコードの作成を提案しました。

来店されるお客様を選別するという点で多少のリスクはありましたが、女性客からの印象は良く、質の高さが口コミにより広まり、結果として女性客の増加に伴い男性客も増加しました。

ー「PDCAサイクル」は営業においても重要なスキルになってきますよね。それでは、就活中に大切にしてきたことはありますか。

色々な人に相談しすぎないことです。

多くの人からアドバイスをもらうことは、一見大切なことのように思えますが、情報過多に陥り、何を信じればいいのか分からなくなる恐れもあります。

「人は選べる選択肢が多いほど、結局どれも選ぶことはできなくなる」という、購買行動に関する研究論文を以前読んだことがありました。

情報の多さが必ずしも有利に働くわけではないことを学び、手当たり次第に人に就活相談をしたりすることは極力控えていました。

人や企業の成長のために働きたいと思った

ーここまで就職活動についていくつか質問してきましたが、ここからはディップについて深く質問していきたいと思います。

ディップを知ったきっかけと、興味を持ったポイントはなんでしたか?

エントリーをするため、人材サービスを扱う企業を調べていた際にディップを見つけました。

正直、はじめはディップという企業名で「バイトル」や「はたらこねっと」を扱う会社だとは分かりませんでした。

興味を持ったポイントは、採用後のアフターフォローにまで携われ、なおかつ商談から契約獲得後まで、一人一社体制なところです。

業務内容が「採用成功」という部分的な解決ではなく、全般的なところまで携われるというところが魅力的でした。

ーそもそも、人材業界に興味はあったのでしょうか?

・モノやサービスではなく“人”を扱う仕事

・自分のアイデアや情報を課題の解決に活かすことができる仕事

・人や企業の成長に携わることのできる仕事

という3つの軸を設定して就職活動をしていました。

これらの軸に当てはまるのが人材業界だったのと、少子高齢化による労働力不足、早期離職、といった日本が抱える“労働問題”というテーマに興味を抱き、そういった課題の解決に携わることで、自分の市場価値を上げたいと思ったので、人材業界を志望しました。

“社会貢献”でなく“社会改善”を謳う会社

ー選考にはどういった姿勢で臨まれたのでしょうか?

変に着飾らず、ありのままの自分を見せるように心掛けました。

綺麗事を並べて、たとえそれで内定を得られたとしても、入社後のミスマッチに悩むことになると思ったので、面接は自然体で挑みました。

ーでは、最終的にディップに入社を決めた理由はなんでしたか。

企業理念に共感したからです。

自己成長や社会貢献を謳う同業企業が多い中、その一歩先である、批判的思考能力が求められる“社会改善”を企業理念として設定しており、常に成長や挑戦を求めるベンチャー精神に惹かれ、入社を決めました。

ー改めて、自分はなぜ採用されたとおもいますか?

負けず嫌いさが認められたんだと思います。

自分が負けず嫌いであること、それが最大の原動力となることについての幾つかの具体的なエピソードから、ディップの求める人物像に合致していると判断されたのかもしれません。

テレアポなどの営業業務にいち早く慣れておきたかった

ー内山さんは現在、就活生との面談やテレアポなどのアルバイトをしていますが、最後の学生生活の貴重な時間を使って内定者アルバイトをしようと思ったのはなぜですか?

入社後の自分に、少しでも心の余裕を持たせたかったからです。

接客の経験はありましたが、テレアポなどの営業に必須な業務の経験は一切無かったので、内定を頂いた後、嬉しい気持ちと不安感が混ざり合っていました。

入社後に行うとあらかじめ想定できている業務を経験することが、不安解消や自信にも繋がる絶好の機会だと思いました。

社会人になり、新しい環境に早く適応し、活躍できるようになるためにも、今のうちからできることをやっておきたいと思い、内定者アルバイトを始めました。

ー内定者アルバイトつらかったことなどはありますか?

内定者アルバイトをやってみて良かったことは、電話に対する恐怖がかなり軽減されたことです。

はじめは、言葉も噛み噛み状態で自分でも何を言っているか分からないほど緊張していましたが、今はほぼ落ち着いて対応することができますし、折り返しの電話にも積極的に出られるようになりました。

辛かったことは、架電数に対してアポ取得率が見合わなかったことです。

電話をかける数は多いのにもかかわらず、アポが取れないということで、量を上げつつ質も見直さなければならないなと、反省しています。

ーその分、学んだことも多かったのではないでしょうか。

はい。特に電話における声のトーンや表情の重要性を感じました。

今までアポが取れた時の喋り方を振り返ってみると、決まって笑いながら話していたことに気がつきました。

それからは、電話口からも表情は伝わるということを念頭に置き、顔が見えないからといって無表情にならないよう意識しています。

ーそれでは、最後に人材業界・ディップに興味を持ってくれている就活生に一言お願いします

どこの業界もそうですが、特に人材業界は「人」を扱う仕事であるからこそ、自己分析がとても重要だと思います。

自分がどういう理由で業界、そしてこの企業を志望するのかについては鋭く見られると思うので、人生を振り返り、「進路」や「部活」など、過去の自分がなぜこの選択をしたのかについて掘り下げ、自身の価値観や判断基準を知ることが大事だと思います。

辛いこともあると思いますが、頑張ってください!応援しています。

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