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エンジニアが自分たちで「ビジネス」を作れる組織に。3社起業・上場企業を経験したCTOが目指す、テクノロジーで社会課題を解決するスペシャリスト集団

プロフィール

浦田祐輝/取締役CTO

小学生の頃からプログラミングをはじめ、学生時代から計3社を起業。2012年、クルーズ株式会社に入社。2013年、同社Unity統括部部長に就任。Unityに関する自社ライブラリの構築および社内フローの整備、WebエンジニアからUnityエンジニアへのコンバートのフローの整備を主に推進していた。2014年、ソーシャルリクルーティング株式会社(現:ポート株式会社)に入社。同年、部長兼CTOに就任。2015年、同社取締役兼CTOに就任。開発組織設計(採用、制度設計)、会社の基軸事業の構築を推進した。2018年に当社入社。福岡県出身、1988年生まれ。

「テクノロジーの力で、アナログな業務が多い業界を変えたい。」不動産DXにかける想い

──CTOとして当社にジョインして1年。これまで上場企業や大きな会社で部長やCTOを経験してきた浦田さんが、そもそも20名規模の当社に入社を決めた理由は何だったのでしょうか?

取締役兼CTOをしていた前職のポート株式会社では上場するフェーズも経験しましたが、それが果たして自分の力もあって実現したことだったのかを、もう一度確かめたくて。そこで、できればゼロイチをやれるところで、小さな会社を大きな会社にしていく経験を積みたいと思っていました。また、「一番自分がワクワクしながらバリューを発揮できる会社で、できれば社会貢献につながる仕事をしたい」という転職軸も持っていて。そんな中、これからテクノロジーに力を入れようとしている当社に魅力を感じ、入社を決めました。

──UPDATAが取り組んでいる、不動産業界のDX促進。その面白さはどこにあると考えていますか?

最初はどちらかと言うと、ワクワク感よりもアナログな業務が多い業界体質への不満のほうが大きかったですね。自分が家を借りる際にも、「何でまだ紙なんだよ!」みたいに思うことがたくさんあって(笑)。「こんなことやる意味ないのに、なぜいつまで経ってもこの業界は変わらないのか…」と疑問に思っていました。

そんな業界を変えたいという思いもあったわけですが、実際に中に入ってから分かったのは、現場の作業があまりにも複雑だということ。1つのフローを2〜3社で分担していたり、1社の中でも複数人が同じ業務に関わっていたりして…。そうした現実を知り、やっぱり一気に変えるのは時間がかかるなと感じました。でも、だからこそ不動産業界にテクノロジーの力が入れば、色々な問題を解決できるし、社会にもダイレクトに貢献できる。そこが不動産DXに関わる面白さだと思いますね。

Go、Rustをはじめとする最新技術を使うモダンな開発環境で、企画から携われる。UPDATAで働くエンジニアの醍醐味

──UPDATAだからこそ味わえる、エンジニアにとっての醍醐味とは何でしょうか?

不動産業界は複雑なテクノロジーを駆使するというより、泥臭いテクノロジーで解決することが多いんですよ。

でも当社の場合、恐らく新しい技術は全部使っていると思います。他社さんではまだ使われていないけれども世界的には注目されている、GoやRustなどの言語も使っていたり、設計としてはクリーンアーキテクチャーやDDD(ドメイン駆動設計)を使っていて、インフラ領域においてもKubernetesを使っていくことを検討しています。

まだ社内で知見が多くないものについては技術顧問の方などを招待していくことも検討しています。そのためモダンな開発環境になっていますね。

また『Synca(シンカ)』ワークフローという新しいプロダクトを開発中のエンジニアチームではGoogleがかつてやっていた手法を取り入れた「20%ルール」に近い取り組みをしています。週5日のうち1日を使って、「こういう機能があれば不動産会社さんが使ってくれるんじゃないかな」といったアイデアを、エンジニアだけでガンガン出し合う「俺プロ」という会を設けています。トップダウンで「こういう機能を入れます」と言われてそれに従うだけではなく、エンジニア主導でみんなが企画して開発まで落とし込んでいける仕組みを作ろうとしているところです。「エンジニアリングも企画もやりたい」という人にとっては、かなり面白い環境だと思いますよ。

目指すはスペシャリスト集団。エンジニアだけでも、自分たちだけでビジネスを作れる組織にしていきたい

──CTOとして、今後はどんなエンジニア組織を作っていきたいですか?

フェーズによってその都度変わってくるとは思いますが、最終的には「エンジニアだけでもビジネスが作れる」組織にしたいですね。プロデューサーやデザイナーがいなくても、自分たちだけでプロダクトが作れる。さらに言えば、自分たちでPLを見て「こうすれば、ここでお金をもらえるから、こんな価値が生まれる」と考えて、ビジネスまで作っていける。そんな風に、エンジニアが自分たちの力でビジネスを作り、何かを解決できる会社にしていきたいと思っています。

もちろん、そのためにはエンジニアリングの能力も必要不可欠です。なので、エンジニアリングのスペシャリストとして活躍したい人もいれば、ビジネス寄りの考え方ができる人もいる。ゆくゆくは、そういうエンジニアチームを何個も作って、どんどん新たなビジネスを生み出していきたいですね。

──スペシャリストとして活躍したいエンジニアになるか、ビジネスに強いエンジニアになるか。一人ひとりが、自分の進みたい方向性を決めてキャリアを築ける組織にしていくわけですね。

そうですね!スペシャリストとしての方向とビジネスの方向、どちらか一方だけでもいいですし、別に両方やってもいいと思っています。どちらを選んでもいいので、選んだ本人にはちゃんとスペシャリストとしてその道を極めてほしいですね。ちなみに、実は両方をやるより、片方を極めるほうが難しいんですよ。片方に絞ると、90%から91%に上げるのがすごく大変になりますが、両方やる人は、たとえ完成度が70%・70%でも、外からは100%に見えるので(笑)。



UPDATAに合うエンジニアは?一緒に働きたいのは、「自走できる人」「課題解決が好きな人」「ポジティブな人」

──では、これからのUPDATAのエンジニアチームには、どんな人に入ってきてほしいですか?

まずは、「自走できる人」でしょうか。僕はCTOという立場ですが、トップダウンの組織にするつもりは全然なくて。むしろ、みんなで一緒に考えてやっていきたいと思っているので、だからこそ僕らと同じ視点で「どうやったらうまくいくか」を考えられる人に来てほしいですね。

次に、弊社のサービスが不動産業界のDXを促進するという「課題解決型」のプロダクトであるので、「課題解決が好きな人」です。この巨大な業界に対して「テクノロジー力で解決する」ことを常に念頭において進めていく人がいいなと思います。

余談ですが、ストレングスファインダーで、弊社で活躍しているエンジニアに多い資質は、「学習欲」「分析思考」「戦略性」だったので、まさにそうではないでしょうか。

かつ、「ポジティブな人」は大事ですね。当社にはちょっと頭のネジが外れているぐらい前向きな人が多いので(笑)「僕は別に、このままでいいんです」みたいな人は、絶対合わないだろうなと思います。

今のUPDATAはまだ20名規模で、そのうちエンジニアは半数の約10名です。この規模感だからこそ、僕ら経営陣が直接伝えられること、本人が感じ取れることが絶対にあると思っています。個人的には今が一番面白いフェーズだと思っているので、ぜひ今のUPDATAの環境を楽しみながら成長してくれる人と一緒に働きたいですね!

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