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衛星画像を用いた農地モニタリングで生産者を助ける【DATAFLUCTメンバー紹介 vol.1】

こんにちは!DATAFLUCTです。

今回から、DATAFLUCTのメンバーや関わっているプロジェクト・事業を紹介する新企画を開始します!

第一回目は、DATAFLUCT agri.を担当する野秋です。

DATAFLUCTにジョインすることになるまでの経歴や、事業紹介をしてくれました(^^)

「衛星画像を使った農地モニタリング」がきっかけ

まずは簡単に自己紹介をします。私は2019年3月まで東京大学の大学院に通っていました。その前は東京工業大学工学部で、農業とは全く関係のない化学工学という学問を勉強していたのですが、当時は面白く感じませんでした。

そこで、何を勉強したいかと考えていた2015年頃に、アメリカで衛星画像を使って農地をモニタリングしているスタートアップの情報を知りました。私の実家が小さな農家だったのもあり面白いなと思い、それをきっかけに東京大学の農学部の大学院に入学することにしました。

所属していた研究室は衛星画像やドローンの画像を利用した「画像×農業」をテーマに扱う研究室でした。そのほかにもLiDAR(ライダー、自動運転に使っている技術)を使って植物の構造を測るようなテーマにも取り組んでいました。


私自身は、ドローンで撮影した画像から土壌の水分量を推定する研究をしていました。これを飛行させてデータを取得・解析して、推定した土壌水分量をマッピングするという研究をしていました。右側が実際に自分が測定・作成した畑の土壌水分量マップで、解析には機械学習を利用しています。

在学中に、色々なご縁があって株式会社CULTAを起業しました。もともと独立志向はありましたが、農業はすごく一般プロセスが長いので、このタイミングで早く農業をやってしまおうと考えました。

「農業のSONYを目指す」

私が立ち上げた株式会社CULTAは、「農業のSONY」という組織を目指しています。もともと僕は農学部で研究した人間が自分の研究や学んだ学問を活かせるところが、日本にあまりないという課題意識がありました。

日本は先進国で一番農学部がある国にも関わらず、その活躍の出口が多くないことにもどかしさを感じていて、農業関連の研究開発を基軸とし、農業に貢献する会社を創ろうと思い、会社を立ち上げました。

衛星画像を用いた農地のモニタリング「DATAFLUCT agri.」

ここからは、私が担当しているDATAFLUCT agri.について簡単に説明します。この事業は、2020年4月にβ版をリリースました。

DATAFLUCT agri.は、衛星画像を用いた農地のモニタリングサービスです。モニタリングした情報を食品加工や外食、流通といった、野菜を大量に仕入れる業界の会社に提供するサービスになっています。

主に2つの機能があります。


1つ目が衛星画像データによる圃場解析です。生産現場を衛星画像でモニタリングし、その画像データや圃場の位置情報、品種、気象データを用いて、農作物がいつ収穫できるのかといった情報を提供しています。衛星画像は3mという高解像度の衛星画像を使用しています。これほど高解像度の衛星画像を農業に利用するケースは珍しいと思います。

最近は強烈な台風やゲリラ豪雨、季節外れの寒波などの異常気象が増えています。その結果、生産している農作物の生長が遅れたり大きくならなかったりするケースが増加しています。生産状況について常に情報を知らなければならないバイヤーの方々と農家さんとのコミュニケーションはいまだに電話やFAX、対面というものです。これは非常に手間がかかることですので、こういった課題を衛星画像で解決できたら良いのではないかと考えました。

2つ目が市場価格変動のAI予測です。機械学習アルゴリズムを使用し、市場価格の予測をしています。市場価格を支配すると考えられる主産地の過去の取引価格データおよび主産地の過去の気象データ(気温・降水量・日射量)を教師データとして学習させています。このアウトプットにより、「いま農家からどの程度仕入れた方が良いのか?」「農家から仕入れる量が足りないのだけど、今のうちに市場から仕入れておいた方が良いのか?」といった不安に対して有益な情報を提供することができます。

利用者は今までよりも早い段階で意思決定をすることでコスト削減に繋げることができます。


生産者の圃場のデータを取得してバイヤーに提供するというサービスが成長することで、農家と仕入れ業者が数多く利用するプラットフォームになっていきます。

将来的には、生産者が余った野菜を他の仕入れ業者に提供できるといった、新しいBtoBのマーケットプレイスも作れるようになるのではないかと思います。

今後もぜひ注目してください!

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