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【会社紹介】3D技術で進化する映像制作・CG表現!事例もご紹介!

3D技術でイメージしやすいものの一つに、映像制作やCG表現があるかと思います。今回は、当社が携わった映像制作の事例について紹介します!専門用語も並びますが、実は結構すごいことしているのです…!ぜひご覧ください!

今回ご紹介するのは2つの技術!

「フォトリアリスティック」
画像や動画が現実の光や物体の見た目にできるだけ近づくように作成されたものを指します。人間の目に非常にリアルに映、光の反射や影、質感、色合いなど、細かなディテールを再現できます。

「リアルタイムレンダリング」
CG領域で使用される技術です。GPU(画像処理装置)を使って高速で計算を、リアルタイムで画像や動画を生成する際に使用されます。

この2つの技術は、ハードウェアの進歩やソフトウェアの開発によって、相互に影響し合いながら進化していると言えます。

フォトリアリスティックや、リアルタイムレンダリングを用いたサービス例

わかりやすい例で言うと、映画やドラマのアクションシーン。その人自身を3Dスキャンして、本人そっくりの3Dデータを作成することで、色々なアクションが再現できます。

例えば、崖の上から飛び降りる、手がゴムのように伸びる、変身するなど、今まででいうCG技術には変わりないのですが、ほぼ実写のような感覚で見ることが可能なんです。

今って、漫画の実写化とか多いじゃないですか。漫画やアニメの中でしか表現できなかったことが、実写で表現できるようになってきたというイメージで考えてみてください。

特撮の変身のシーンとかも、「変身!」ってした後に、カットが切り替わって、変身後の姿になっていたり、昔は多かったと思うんですけど、それって裏側ではいそいそと着替えをしていますよね。

そういったツギハギの違和感がなく変身したり、手足が伸縮したりサイズが変わったりというのが、一つの例で挙げられます。

事例のご紹介!

作品タイトルは言えないのですが…(苦笑)、爆発する飛行機から飛び降りて、下まで落ちていくシーンを作ったことがありました。どうみても、このタレントさんアクション頑張ったんだなぁってなぁって思うレベルの実写なんですが、実は全部CGです。

飛び降りる瞬間までは実際の人が演じ、落ちてからの色々な動きとかは、全てCGに切り替わってるんです。ちなみに、飛んでいる飛行機すらも合成で、その後の爆発ももちろん合成です。

あとは少し変わったパターンで、本人をスキャンしてからデフォルメ化するというのもありました。アイドルグループの顔をスキャンして、目や鼻、唇などを各パーツを取り出し、それらをベースに、全く新しい実在しない人物を3Dで造ったことはありました。他のメンバーと踊ってもわからないくらいの精度にはなりますね。

一方で逆のパターンもあって、本人のスキャンデータからポリゴン化してゲームのような表現にするというものもありました。先ほどまでのお話は、リアルとCGの乖離をなくすかというところでしたが、本人のスキャンからのデフォルメというのも、たまにある案件ですね。

また、当社取扱い製品の事例なんですが、バラク・オバマ前大統領の顔のスキャンとかもあります。これは、動かしたりパーツを変えたりするとかではなく、彫像を制作するのに使われましたね。本人の顔データなので、もちろん本物と瓜二つの彫像です。

CG技術の変遷や、時代の流れ

CG技術が使われ出したのは30年ほど前ですかね、本当に初期の頃です。その当時は、元になるものを3Dスキャンして模型を作ってから、その模型を使って映画を撮影していました。

今では模型の制作自体が不要になっているので、3Dスキャンしたデータで、画面の中でリアルを再現した映像が作成できますね。

他にも、昔の映画では顔や体の傷を特殊メイクで表現していましたが、制作期間が長いと、毎回特殊メイクをするわけにもいかないですよね。今では、本人の顔を3DスキャンしてCG上で傷を表現するのが主流になっています。

今の技術は、パッと見てリアル実写なのかCGなのか、もはや区別がつきません。正直、私も見ただけでは判断できないくらい、近年のCG技術は大きく進化を遂げたと思います。

難しいお話も一部ありましたが…、どうでしたでしょうか!?

作品タイトルを記載できないのがとても心苦しいのですが、皆さまが広く知る映像制作に携わっております!少しでも当社の技術や業務についてお伝えできていれば嬉しいです!

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