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Bリーグ オールスターゲーム2024|ソーシャルコンテンツの裏側

こんにちは!dsc採用担当です。
先日沖縄で行われた「B .LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024」にdscもコンテンツ企画や当日のSNS投稿の担当として参加させていただきました。当日参加したメンバーを代表して、取締役の前川さんにイベント時の取り組みについて伺いました。ぜひ最後までお楽しみください!

【目次】

  1. SNSで様子を届けるだけではないリアルでの企画に挑戦
  2. WBC大谷選手超えのコンテンツが生まれた裏側
  3. ソーシャルコンテンツプロデューサーのこだわり

1. SNSで様子を届けるだけではないリアルでの企画に挑戦

ーー 「B .LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024」について簡単に教えてください!

「B .LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2024(以下:オールスター)」は、定常で開催しているリーグ戦ではなく、ポップで楽しいお祭りのような2日間限定のイベントです。

ファンの人気投票などから選抜された選手が試合をしたり、スキルを競い合うタイムアタック形式のコンテストをしたり、オールスター限定のグッズを販売したりとここでしか楽しめないコンテンツが数多くあります。今年は沖縄で開催され、チケットが両日ともに完売し、とても盛り上がった年に一度の一大イベントでした。

私たちdscはその中で、いくつかの企画の提案・実施、裏側の撮影やSNSの発信などを担当しました。


ーー 普段のリーグ戦ではやっていない、オールスターだからこその特別企画はあったのですか?

今回は2つやりました!

1つ目は、昨年も実施したのですが、選手に写ルンですをお渡しし、選手同士で撮影いただき普段私たちが撮影できないような裏側だったり選手の素の表情を撮影いただきました。写真はインスタにアップしてどの選手の写真がよかったのかコンテストを行いました。プロカメラマンの方が撮影できないような写真に選手もファンの方も喜んでいただけました。

📸写ルンです企画の写真はこちら(こちらの他に5投稿ありますので、Bリーグ公式インスタグラムにて「#Bリーグ #写ルンです 」 のハッシュタグがついている投稿をぜひご覧ください!)


また、ドッキリ企画も実施しました。オールスター当日、会場の横でグッズ物販を行い、店員に扮した選手にいつファンの方が気づくのか?というモニタリング企画です。
それを、当日も楽しんでいただきたいし、後日コンテンツとしてお届けしたく、企画から撮影編集まで担当しました。


ーー どちらもとてもファンの方に楽しんでいただけそうな企画ですね!

そうですね、ドッキリ企画は2人の選手に協力してもらい、どちらが先にバレるかを競ったのですが、一人の選手はすぐに見つかり、もう一選手はなかなかバレない...という結果になり企画者としては少しドキドキしました。
しかし、見つけてくれた男の子がその選手のファンで、会えたことが嬉しくて涙流して喜んでくれたんです。オールスターならではの企画を作ってよかったなと思っています。

普段は試合の様子や会場にいらっしゃるファンの様子を撮影し編集してSNSへの投稿をしているので、ファンの方と触れ合う機会がありません。
しかし、今回最終的にはSNSに投稿するコンテンツになるものの、リアルでの企画を実施し目の前で喜んでいただける様子をみるのはとても嬉しかったです。

🎥ドッキリ企画の様子はこちら

また、他にもファンの皆さんへのインタビュー企画をやりました。
どちらの選手が好き?などの定番の質問から、髪型の好みなど少しコアな質問までさせていただきました。Bリーグももう7年目になので、熱狂的なファンの方が増えてきた印象があり、中高生の若いファンの方でも各クラブや選手についてとても詳しく、Bリーグが広がってきていることが感じられました。


2. WBC大谷選手超えのコンテンツが生まれた裏側

ーー 狙っていなかったけど、「オールスターだからこそこんな面白いコンテンツが生まれた」というものはありますか?

実は、野球のWBCの大谷翔平選手超えの2000万再生されたバズったコンテンツがうまれました!

オールスターの1つの楽しみに、ルールを超えた普段ないパフォーマンスのようなプレーがあります。
今回は、B. WHITEの辻選手のシュートフェイクに対して、ブロックしにいく相手選手のパフォーマンスがおもしろくて、会場も湧いたのですが、今回はスローにして楽曲でアヴェマリアを合わせるという編集にチャレンジしてみたんです。それがうまくハマりましたね。

🎥2000万再生されたパフォーマンスの投稿はこちら

また、今回は会場で撮影するクリエイターの人数を増やして、選手と近い距離と遠い距離どちらも撮影をしました。

もちろん近い画角だと、より迫力のある映像を撮影できるのですが、遠くからだと、その選手だけではなく、周りの方のリアクションも画角に入るので全体の雰囲気を届けたいときに有効だと思っています。
先ほど紹介した辻選手のシュートフェイクは遠い距離から撮影した映像なのですが、辻選手だけじゃなくブロックをする相手選手も画角に入ったからこそ、面白いコンテンツになりましたね。


ーー 広角の画角以外にその瞬間を撮影できたコツはありますか?

コツというよりdscの強みの話になりますが、私たちはBリーグだけではなくCSPark[*2]で大学バスケも撮影をしています。今いるBリーグの選手は大学バスケを経験されている方が多いので、選手の性格や得意なプレー、こんなときにこんな表情をするなどをこれまでの経験を通して知っているんです。
例えば、先ほどからお話しているシュートフェイク動画の辻選手は、もう約14年の付き合いで、何かパフォーマンスしてくれるだろうと狙っていたら、見事やってくれました。
スピードのあるバスケットボールなので一瞬一瞬のプレーや表情を逃さないことが大切になってきます。
そのために、選手のキャラクターを知ったり、プレーの特徴を知っておくことは、私たちの仕事にとってとても大切なことだと思います。

[*2]CSPark:株式会社dscが運営する大学バスケメディア(コンテンツの視聴はこちらから


3. ソーシャルコンテンツプロデューサーのこだわり

ーー 他に大切にしていることやこだわりはありますか?

・ファンの方が何を見たいのか情報収集をし、心が動く瞬間を常に意識をする
・撮影しながら、編集→キャプションまで考える
の大きく二つです。

例えば、
・今回のオールスターは沖縄での開催だったので、沖縄出身の選手が対戦しているもしくは集まったショット
・オールスターだからこそ過去同じチームに所属したことがある選手同士がまた同じチームでプレーをしている様子
など、思わず「見たかった!」とファンの方に言っていただけるような、心が動く瞬間を常に意識しています。
そのために、SNSの反応を細かく確認しています。インプレッションやいいねなど分かりやすく数値で出るものはもちろん、コメントなども見て特にどんな部分に心動かされたのか、ファンの皆さんの注目を常にキャッチしています。

また、そうやってファンの皆さんの心動く瞬間を頭にインプットしているからこそ、撮影しながら「この瞬間はこう受け取ってもらえそう!」と、頭のなかで編集もキャプションもある程度できあがります。一気にコンテンツ化していくイメージです。
それが他のカメラマンさんとは違う私たちの仕事の特徴でもあり面白みだと思っています。

今、撮影のみのカメラマンをされている方で、スピード感を持ちコンテンツとして出すところまで一気通貫でやりたいと思ってる方は、私たちのようなタイプなのかもしれません。ぜひエントリーを!というのもここで伝えさせてください!

株式会社dscでは一緒に働く仲間を募集しています
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