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オンライン面接のコツとは? ~D2C dot 人事ブログ~

こんにちは、人事の山内です!
9月号の人事ブログをお届けします。

今回は、人間の深層心理のメカニズムに基づき、こんなことに気を付けると言いたい事が伝わるんだということをdot人事の目線でお伝えしていきます。今や面接も対面からオンライン(WEB)に切り替わっている企業も多いと思いますので、オンライン面接でのポイントも交えてお伝えできればと思います。

■はじめに

みなさんは、日々どんなことに着目して生活しているでしょうか?
IoTの進化により、情報をキャッチしたり発信したりすること自体は容易になったかと思いますが、世の中の変化するスピードについていくことは大変と感じる方は多いのではないでしょうか。

そんな中でも、変わらないモノ・コトは何でしょうか?ひとつは『ヒトの感情』が挙げられると思います。

このままAIが発達し、もっと機械化が進めば「ヒトと機械」「機械と機械」で世の中が成り立つようになるのかもしれませんが、まだ今は「ヒトとヒト」で成り立っている割合の方が多いと思います。「ヒトとヒト」のコミュニケーションと「機械と機械」のコミュニケーションを比較したときの、最大の相違点は『感情』ではないかと感じるのです。

ということで、みなさんは日々どんなことに着目して生活しているでしょうか?と冒頭で問いを投げかけましたが、みなさんは日々どのくらい相手の感情を意識して過ごしているでしょうか?


■コミュニケーションとは

コミュニケーションで大切なことは、頻度ではなく意思疎通ができたかどうかだと考えます。昨今、リモートワークが普及し始め、弊社でも在宅勤務開始から半年が経過しようとしていますが、対面で仕事をしていた時のような雑談がなくなり、コミュニケーションの頻度が減ってしまったと感じるメンバーも多くいました。

そんな中でも工夫を凝らし、沖縄オフィスでは新卒メンバーの立案・実施により「朝のあいさつ」が普及し、雑談文化を定着させる事に成功していますし、東京オフィスでは「dot Café」の実施によりグループ横断的にコミュニケーションを取る文化が醸成されました。

ただ、「コミュニケーション=意思疎通」という観点で見たときに、どれだけ意思疎通ができたか判断するのは難しいです。交流するという意味でのコミュニケーションは「頻度」「内容」によって左右され、意思疎通を図るという意味でのコミュニケーションは「相手の感情や無意識の領域にどれほど寄り添えたか」によって左右されるのではないかと思います。

リモート環境で相手の感情や無意識の領域に寄り添うことは困難を極めますが、感情はコンテクストによって生じるということを意識すると、起こった事象や事実に対してのコミュニケーションではなく、その事象や事実に対して相手はどう感じているか?どんな感情でいるか?ということを想像していき、その感情に対してコミュニケーションすることによって「理解してもらえた」となり、自然と意思の疎通が図れたとなる、と言えるのではないでしょうか。


■伝えたいコトを伝えるには

意思疎通を図るうえで重要なことは、相手の感情や無意識の領域に寄り添うこと以外にもう一つあります。それは「コミュニケーションの成果は相手が決める」ということです。

『メラビアンの法則』という言葉を聞いたことがあるという方もいらっしゃるかと思いますが、基本的には人はあまり相手の話は聞いていないもので、見た目や表情、しぐさ、視線や、声のトーン、大きさ、速さなどから情報収集をする傾向があるという法則のことです。

さらに、次の『VAKモデル』はご存じでしょうか?

これは、五感で感じるものを3つの代表的なモデルに分類した考え方の事を指します。先ほどのメラビアンの法則と比較すると、『K』の考え方が加わります。実はオンラインコミュニケーションになって、伝えたいコトが伝わりにくい(意思疎通が難しい)と感じる要因はここにありました。

オンラインコミュニケーションでは、『K』が使えないのです。雰囲気を感じ取ることができないのです。これまで付き合いの長い相手であればある程度想像はできますが、これをダイレクトに感じることはできないのです。そのため、ここにオンラインコミュニケーションの難しさがあると言えるのではないかと思うのです。

■オンライン面接のコツ

オンラインコミュニケーションの難しさが、「雰囲気を伝えられないこと」にあると仮定したら、オンライン面接でも同様のことが言えるのではないでしょうか。

弊社が対面面接からオンライン面接に切り替えるにあたり、さまざまな創意工夫をしてきた経験の中で、今後弊社の面接でお会いするかもしれない方や、現在転職活動中でオンライン面接に置ける悩みを抱えている方の少しでも参考になればと思います。

一般的には、話すときに気を付けるべきポイントには対面もオンラインも変わりはありませんが、以下ポイントをかいつまんでお伝えしていきます。

<話し方>
話が長い方や、逆に一問一答のように一言しか返してくれない方は、少し工夫をするとよいかもしれません。
自分が言いたいこと(結論)を明確にして最初に延べ、その理由・根拠・経験・結論を支える情報を2~3つほどお話しいただけると、面接官はあなたのことをとてもよく理解してくれると思います。アピールポイントは?と聞かれた際は、あたかも面接官が目の前にいるかのように、存分に自信をもってお話しいただくとよいと思います。
dot人事は、求職者の方がどんなお話をしてくださるかとても楽しみにしています!その内容を分かりやすく適度にまとめてお話しいただける方に、比較的好印象を持っていたなぁと3人で振り返りました。
<態度>
表情、目線、話すスピード、話す量などがちょうどよかったり、適度な相槌をしたり、間の取り方が絶妙で、全体的にバランス取れた話し方をする方は第一印象がとっても良かったと振り返ります。例えば、接客業を経験されたことのある方は笑顔で目を見て話してくれる点、圧を感じさせないように表情や目線を変えながら話してくれる点、質問に対してこちらが求める回答+適切に情報を補足して話してくれる点などは優れていらっしゃるのではないでしょうか。
また、別の視点では、「しっかり聞いています」が態度(オンラインだとうなずきや相槌など)で伝えらえれる方などは、実務でも安心して仕事を任せられるので、ポジティブな印象を持たれることが多いと思います。


オンライン面接のコツは、下記の点が挙げられます。
・表情豊かに
 ・リアクションは大きめに
 ・適度にカメラ目線で
 ・環境を整える(背景に配慮)

オンライン面接は対面での面接以上に気を付けなければならないポイントがたくさんありそうですね!というのを、今回の人事ブログではVAKモデルの『K』、雰囲気が伝えられないことにオンラインコミュニケーションの難しさがあるというのを仮定してお伝えしてみました。意外と見られているという意識を強く持ち、表情豊かに、特に重要な内容のときはカメラ目線で伝えてみてください!難しいなと感じた方は、カメラの近くに相手の表情が配置されるように工夫してみていただけると、意外と目線が合っているような気もしてきます^^

■まとめ

今回は、コミュニケーションは意思の疎通ができたかどうかが大切であるという切り口で、オンライン面接のコツをdot人事目線でお伝えしてみました。
人によって感じ方はさまざまですし、オンライン面接についてはまだまだ面接官も不慣れな方が多いと思います。最終的には気持ちや意思の強さが重要だとは思いますが、オンラインでのコミュニケーションがスムーズにできると、いろんな場面で役に立ちますよね!

もし、悩んでおられる方がいらっしゃって、この内容が参考になれば幸いです。みなさんの転職(就職)活動がうまくいくことを願っております!

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