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日本一のサーフィン波情報メディアをつくる──好きを追求したゼネラリストサーファー

オーストラリアでグラフィックデザインを学び、フリーランスデザイナーとして活躍した後、株式会社サイバードに中途入社した菅谷 聡。「なみある?」事業部にディレクターとして、幅広く活躍しています。好きなことを仕事にすることで、公私ともに充実した生活を送る菅谷が、その熱意とやりがいを語ります。


株式会社サイバード

サーフィン&波情報 「なみある?」を手掛けるヘビーユーザー

▲世界中から応募のあった500以上の作品の中から菅谷の作品が選出されシドニーの国立芸術学校で開催されたイベントで展示されました

株式会社サイバード(以下、サイバード)が運営する老舗波情報サービス「なみある?」は、多くのサーファーに支持される総合デジタルサーフメディアです。

「なみある?」は、創立以来「Pray for Surf」というコンセプトのもと波情報配信に加え、サーフィンを中心に、イベント、ギア、ファッション、テクニックや住宅情報など、サーフィンだけには留まらない、様々なアクティビティーシーンに通じた 最新トレンド NEWS を配信しています。

菅谷 「私は『なみある?』事業部で、主にディレクターや編集者としての業務を担当しています。 アプリやWebサイトの構成や操作性を設計するUIデザインから、バナーや広告、アイコンなど様々なデザインを制作しています。

またなみある?メディアの管理にも携わる一方で、執筆や撮影などの編集作業も行っています。英語が使える事で、アメリカのパートナー会社とのコミュニケーションや、翻訳、海外のプロサーファーやアーティストのインタビュー取材なども行います。他にもサーフィンセミナーを企画など様々な業務に携わっています」

現在、サイトに関する制作・技術改修から、関係会社とのコミュニケーションや翻訳業務までを一手に引き受ける菅谷。

そんな菅谷がサイバードに入社したきっかけは「好きを仕事にできるから」だったといいます。

菅谷 「私は、大好きなサーフィンに携われる場所だからサイバードへ入社しました。夢中になるものを追い続けてきたから現在の私がありますし、この仕事を与えてくれたサイバードにはとても感謝しています。私自身、プライベートでも『なみある?』のヘビーユーザーであり、生活にないとリアルに困ります。

だから、仕事もプライベートもあまり切り離せないですね。自分が普段よく行くプレイグラウンドの海には、多くのユーザーさんがいますし、波待ちしながら直接お客さんのカスタマーサポートすることもあるんです(笑)」

自分のライフスタイルに直結しているからこそ、ユーザーの気持ちがわかり、それを仕事に活かすことができるという菅谷は、波情報サービスを誰よりも良いデザインに設計して「なみある?」を日本一の波情報メディアにすることを目指しています。

フリーランスから社員へ。運命の出会い

▲世界を舞台に活躍する、日本を代表するプロサーファーにサーフボードのデザインを依頼され、作品を制作している菅谷

菅谷は、高校生のころにサーフィンを始めました。高校時代は毎週のように海に通うほどサーフィンにのめり込んでいった菅谷は、卒業後は英語とサーフィンにもっと触れられる環境を考え、オーストラリアへ渡豪。そこでサーフィンライフを送る一方で、アートにも影響を受けて専門学校でグラフィックデザインを学びます。

菅谷 「専門学校卒業後はそのまま、フリーランスとしてオーストラリアで働いていました。自分の周りにはサーフボードのシェイパーやプロサーファー、フィジオセラピストなど、手に職がある友達が多くいました。だから、その方からロゴウェブサイト、広告やアート作品などの制作依頼を受ける一方で、制作やデザイン以外にも様々な仕事をしていました」

永住権の取得を目指していた時期もありましたが、5年ほどそうした生活を送った後、日本で一度就職してみたいという考えを抱くようになります。

そんなタイミングで出会ったのが、サイバードでした。

当時、サイバードが運営する「なみある?」が国内だけでなく世界の波情報を発信するためにアメリカにある世界最大サーフメディアのサーフライン社と提携を進めていた事もあり、英語ができてデザイン業務経験がある菅谷はまさに適材だったのです。

カリフォルニアに拠点をおくサーフライン社との提携を進めているタイミングでサイバードに入社した菅谷は、サイト運営の仕事だけでなく、翻訳や交渉の仕事なども担当することになります。

サイバードに入社するまではフリーランスとして個人で働いていた菅谷。チームとして働くことのメリットをこう語ります。

菅谷 「チームとして働いていると、協力して大きなものを創り上げることができますね。知識量の広がりやメーカーさんとのつながりなど、いろいろなシナジー効果が生み出せる事が魅力ですね」

コロナ禍のマイナスをプラスに変える

▲サーフィン自粛中はニューボードに絵を描いていた菅谷。ようやく海に行けるようになった初日の様子です

コロナ禍によってサイバードにおいてもワークスタイルの変革が行われ、菅谷の生活も一変しました。

菅谷 「このコロナ禍でサイバードはワークスタイルの変革をしたので、オールリモートになりました。緊急事態宣言が出てオールリモートになり、自粛生活が続く中で、私自身もより快適なライフスタイルを考えるようになりました」

メディアでサーフィンの自粛が呼びかけられた事で、遠方から海を訪れるサーファーたちが大幅に減りました。休みになると、毎週千葉や茨城、湘南などの海に通い、サーフィンをしていた菅谷も、自粛せざるを得ない状況だったと言います。

しかし菅谷は、このサーフィン自粛を続けたことが、自分を振り返るきっかけとなったと語ります。

サーフィンのない生活は考えられない、と改めて気づかされたのです。

菅谷 「私にとってサーフィンは非常に重要な存在です。毎週末サーフィンに行き、平日は普通に働いて、という生活をずっと続けてきました。時間があれば絶対サーフィンに行くほど、サーフィンは趣味の枠を超えて生活の一部になっていたので、あの自粛生活は苦しかったですね。

でも、逆にこれは自分のライフスタイルを追求するためのチャンスだと考えて、思い切って自分のホームポイントがある千葉へ引っ越しすることにしました。車に乗って10分で海に行けるような家を借りて。波があれば、朝は早起きして海に入ってから仕事をするようにしました」

コロナ禍のマイナスをプラスに変えた菅谷は、サーフィンというかけがえのない生活を継続することに成功したのです。

菅谷 「コロナの影響で生活が一変し、全ての業務がリモートになることで、我慢したり、不安になることもありました。でもサーフィンが近場でできる環境に身を置けるようになったので、今はすごくプラスにとらえています」

異なる視点を武器に先へと進む

▲好きなことを仕事に、そしてその魅力を世界へ発信していく菅谷 聡

公私ともにサーフィンに力を注いでいる菅谷は、充実した生活を送りながらも、さらなる展望を描いています。

菅谷 「情報の精度やサービスの使いやすさを高めていくことには力を入れつつ、『なみある?』を通してメディアの発信をより強化したり、サーフィンテクニックなどの学びの場を提供したり、波情報の枠を超えたサービスの展開も進めていきたいです。

また、今後技術が発展して、カーナビとサービスを連携させて、車を運転しながら携帯を見ずに会話ベースで情報知ることができればさらに快適だな、という想像もしています。Apple WatchやGoogleアシスタントとの連携によって波情報の発信方法が進歩してきていますが、さらに運転しながらでも気軽に欲しい情報が得られれる事が理想的です」

こうした「なみある?」の未来をつくっていくために、菅谷は「違う視点」を持つ人を増やすことが重要だと考えています。

菅谷 「『なみある?』のメンバーは、私と同じようにサーフィン好きのメンバーが多いです。ただ、サーファーにもいろいろなスタイルがあるので、その視点の違いがおもしろいです。例えば、サーフィンへ行く時、都内のメンバーは千葉、茨城や湘南のオプションがあり、風やうねりによって行き場所を大きく変えるのに対し、湘南メンバーは、海の近くに住んでいて近場をプレイグラウンドとしているので、天気図や潮汐などで良いタイミングを見ながらサーフィンをスケジュールしたりなど、様々な視点を意識した上でサービスを構成することが重要になってきます」

菅谷はこのような「視点の違い」を、更に広げていきたいと言います。

菅谷 「『なみある?』にはサーファー以外のメンバーもいます。サーファーとはまた違う視点でサービスを見ていて、チームマネジメント力や交渉力に長けていたり、サービスの運用を円滑に進めてくれたりなど、チームとして欠かせない存在です。これから『なみある?』を進化させていくためにも、根本的なものは維持しつつ、色々な視点や考え方を取り入れる事も重要になってくると思います」

また菅谷は、サーファーとして、サービスに携わるものとして、サーフィンの魅力を知っている人が増えることを望んでいます。

菅谷 「サーフィンの魅力がもっと認知され、それがきっかけでプレイグラウンドである海に対する意識が変わり、サーフィンを取り巻く様々な環境の健全化に繋がれば嬉しいです。子供達が安心してサーフィンできるより良い環境をつくりたいです」

サーフィンを起点として様々なサービスを展開している「なみある?」。菅谷は今日も、なみある?の新たな可能性を見出すために波に乗り続けています。

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