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「だれの、なんのためのレッスン?」を問い続ける。

本日、わたくし根津は、日本語教師採用の模擬授業に初めて立ち会いました。

スタッフ採用の面接では、何を訊けばいいかある程度の経験値はありますが、今回のカテゴリーにおいてはまっさら、ド素人です。

そんなド素人を従えての面接官は、ドベテランの採用担当・櫻井。

生徒役の私がしょーもない演技(活用ちょっと間違えるとか)を全力で演じている間、黙々とメモをとっていました。

そんなこんなで面接終了後、結局この模擬授業のポイントはなんだったの?と櫻井に訊いたところ、なるほど!っと思うコメントが返ってきました。

「まず、ことばの正しい知識があるのが大前提。

そして、その知識を運用してつくるレッスンという場が、”先生が生徒に言わせたいことを言わせる場”でなくて、”生徒が話したいことを話せるようになる場”になっているか。

たとえば例文を扱うのであれば、”テキストの唐突な例文を解説する”のではなく、”生徒にとって必然な文を引き出す工夫”をしているか、とか。」

・・・ふむふむ、この目線が、Cotoのレッスンの肝なのだな。

使わないであろう例文とこんがらがる文法事項でいっぱいのテキストで黙々と勉強するのではない、「話せるようになるための楽しいレッスン」の肝なのだな。

なのだななのだな。

今日からは、ちょっと違う目線で日本語のテキストを見られそうです。

そして次の模擬授業では、もっとましな演技ができそうです。

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