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Cotoにはこんな講師・スタッフがいますよ!シリーズ④

こんにちは、春の気配に誘われて、週末はちょっと外に出てしまった採用担当の根津です。

週末引き籠り選手権は、あっさり予選敗退です。応援してくださった皆さま、すみません。

それはさておき今回は、素敵なエピソード満載の先生をご紹介します。

私的には、これを肴に一合🍶いけるな、という感じです。皆さまも、どうぞお楽しみください💛


近重江見子(ちかしげえみこ)、兵庫県出身、元々は「恵子」と書いて「えみこ」だったけど、みんな「けいこ」と間違えるのにお母様が辟易して小1で改名

1. 日本語教師になるまでが紆余曲折だったとお聞きしました(笑)どんなことがあったんですか?

えーまずは大学を卒業後、ホテル&ブライダル業界で働いていました。この時点でも、就活の時にリクルートスーツを知らなかったとか、面接では絵本を描きたいと言ってなぜか採用されたとか、自分だけ新卒研修が別メニューだった(一緒にしたらマズイと思われたらしいです)とか、色々あるんですが、そこは割愛します(笑)とりあえず、当時採用してくれた会社と人事の方に感謝です(笑)

そこで真面目には働いていたんですが、ダイビング好きが高じて28歳でダイブマスター(海の案内人)に転身し、オーストラリア・ニュージーランドを拠点にフィジーなどの島々を巡る日々を過ごしていました。仕事でダイビングについてレクチャーする機会があったのですが、その時は教えることは好きではなかったです(笑)

そんな中でトンガに行った際、JICAから派遣された日本語教師の方に出会い、日本語学校を見学させていただきました。それで日本語教師という職業を初めて知ったんです。本とか黒板とかボロボロなのに、子供たちの表情が輝いていて、いいな、って。でも当時は自分が日本語教師になるなんて思ってなかったです。潜るのが好きだったんで(笑)

そのうちにビザが切れて帰国したんですが、もう「日本やだ!なにこれ!」って感じで、逆カルチャーショックで通院するくらいになってしまったんです。だからもう一度海外で働きたくて、その時に思い出したのが、あ、そうだ、日本語教師になろう!って・・・それで養成講座に通い出したんです。こんな理由でほんとごめんなさい(笑)

2. 日本語教師になってからも紆余曲折だったとのことで(笑笑)今度はどんなことが??

養成講座を終えて、じゃあどこに行こうかなと考えていた時、テレビのクイズ番組で、「波蘭」という漢字がどこの国のことか、という問題が出題されていたんです。その漢字にすごく惹かれたんです、私にぴったり!って(笑)そしてそれがポーランドのことだと知って、すぐにググったんです。「ポーランド 日本語教師」って。そこからとんとんと縁が繋がって、ポーランドの大学で教えることになりました。これが私の日本語教師デビューです。

そして2年の契約を終えて帰国したんですが、関空で、そう、まだ家にも帰っていない、関空でですよ、ポーランドのお話をいただいた派遣会社から電話がかかってきて、「えみこさん、次はスロバキアどう?」って!これも縁だろうと思って即答して、1か月後にはスロバキアにいました(笑)

東スロバキアのある大学で「アジア研究所」という施設の立ち上げがあったタイミングで、私はそこに6年いました。そうそう、その研究所の立ち上げをしたのが今の主人なんです。スロバキアで会った日本人と結婚ってレアですよね(笑)

東スロバキアはスロバキアの中でも田舎の方でして、日本語学習に興味を持つ人なんてほとんどいないわけですよ。「研究所」とか言っても設備なんて全然整っていなくて、最初の仕事は看板のペンキ塗りからだし、ホワイトボードも無いから暫くは紙に書いていました(笑)地元の方への宣伝も自分たちでして、日本文化を紹介するイベントなどに来ていただいて、徐々に生徒が増えていきました。その当時は、「モノがないからコト重視でいこう!」ってよく言っていたのを覚えています。そして後にCotoを見て、「あ、コトだ!」って!繋がりましたね!

その後大学の学長が代わったことで研究所は閉鎖となりまして、学生たちは反対の署名など集めてくれたのですが・・・仕方が無いです、鶴の一声で。帰国となりました。

その後日本では学校には勤めず、お知り合いの子供さんの家庭教師を1年くらいしていたのですが、それも終わり、ちょっと物足りない日々だったんですね。そんな時に友人に誘われて合同説明会へ行ってみたんですが、友人はさっさとお目当てのブースに行ってしまい、残された私は会場内をぶらぶらしていたら、そう、Cotoの先生と目が合って、「どうぞ」、ニコッ、てされたので、座りました。後でその先生に聞いたら、「ほんとに座った~って思ってた」って(笑)

そこから、「面白そう!「Fun &Easy」なんて最高じゃない?」→ワークショップに参加→教え方講座(採用者の初期研修)に参加、そういえば講座を受けるために家族旅行から途中で抜けましたよ、善は急げなので(笑)、とあれよあれよと進んで、今に至ります。だいぶ端折りましたけど(笑)

3. ようやくCotoに辿り着いてよかったです(笑)ではCotoでの様子を教えてください!

今は主に初級のグループレッスンを担当しています。特に、Daily Crash Courseというゼロビギナー向けコースの一日目が大好きです!教室のドアを開けて、全く何もわからない方たちが座っていて、そこで「わたしはえみこです!」って日本語で自己紹介を始めるんですね。そうすると、「え?何言ってるの?」って皆ぽかーーんとして、私がまだ日本語を続けると、「わからないわからない」って緊張感に包まれて・・・でも身振り手振りとかしながら繰り返すうちに、「あ、名前言ってる!」とか「挨拶してる!」とか掴んでいくんですね。表情がほぐれていって、変化がはっきりわかる、この、「あ、わかった!」の瞬間が大好きです。

4. 最後に、Cotoに興味をもってくださっている皆さんへのメッセージをお願いします!

Cotoには個性豊かなおもしろ~い先生&スタッフが多いです!ここでは「日本やだ、なにこれ」なんて思わず、居心地よく過ごせますよ。そして学生の皆さんは年齢も国も職業も様々で多様な趣味や経験を持っているので、会話の幅も広がり自然に授業も楽しくなります。あまり考え込まず、直観で動いてみるのも良いですよ!!

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