こんにちは！Sakaseru Wantedly担当の齊藤です。
先週に引き続き、10月初旬に行いました、空間装飾のお仕事についてレポートさせて頂きます。

10月4日に搬入を終え、装飾の期間は10月5日〜10月8日までの3日間。撤収日にあたる8日は、11時頃に集合して撤収作業をはじめました。

このような撤収作業は、お店のクローズ後など、なるべくお客さまの目につかないところで行うのが一般的です。しかし今回は、あえてお客さまの入りも良い、店舗前の人通りも多い昼頃に行いました。
それが、先週のレポートの最後に「普通とは違う点」とお伝えした部分でした。

実はこの装飾の企画、準備から撤収作業まですべてが店舗のプロモーション。店舗さまの普通とは違う取り組みを、お客さまや地域住民さまに見てもらい、身近に感じて頂くことが目的です。

では実際に、どのようなことが行われていたのでしょうか？

撤収プロモーション①装飾に使ったお花をその場でラッピング！

先週のレポートの中で、今回のお花はグラスチューブに水とお花をお入れして、とお伝えしました。
そのお水を捨てて、元気な花だけを選り分けて…。

グラスチューブにゴムの蓋をして…お花を挿して…ラッピングして…。

完成です！
グラスチューブにはお水が入っているため、お持ち帰り頂けたら、このまま飾って頂くことができます。花瓶がない、あるいは出すのがちょっと面倒、という方も多いため、このような形てお配りをさせて頂きました。

通りに面した作業台でリアルタイムに行われる、花のプロによる制作です。地域住民の方もこの段階から、物珍しそうに話しかけてきて下さいました。
小尾や私もささやかながら、とにかくできることをお手伝いしました！！

▲ 作業台の様子

撤収プロモーション②お花を無料で配布！

ここからが本番です。
ラッピングしたお花を、店舗スタッフさまから、我々Sakaseruから、無料でお配りしました！

最初はこわごわ、という様子だった地域の皆さまも、少しずつ集まって来て下さいました。お客さまの中には、胸ポケットにお花を挿して入店される方も。皆さま笑顔で受け取られているのが大変印象的でした。

生のお花は枯れてしまうものですから、いずれは捨てなければなりません。それでも、装飾に使っただけで、まだ綺麗なお花を捨てるのは、花を愛する企業としてどうなのだろう、使ったお花を更に楽しんでもらう方法はないだろうか。そのように考えて、このような再利用とプロモーションの方法を考えつきました。

結果としては、企画は大成功。クライアントさまと店舗スタッフさまにご満足頂き、そして店舗のお客さまや地域住民さまにも喜んで頂けたと感じています。

プロモーション番外　定期花のご配送

実は空間装飾とは別に、こちらの店舗さまとは、別のお取り組みもさせて頂いておりました。
それが店舗入ってすぐの机に置かれた、お花のご配送。

こちらの担当は先週もご紹介した、フラワーデザイナー キム・ボギョン。日本の美術大学と専門学校を卒業し、結婚式の装花等を数多く手がけてきた実績を持ちます。

具体的な取り組みは、この花瓶に合わせたお花を、毎週決まった曜日にキムからお届けさせて頂くこと。それと共に、使った花の種類や花言葉を記載したご初回パンフレットを同梱し、花と一緒に飾って頂きます。

それにより何が起こるのでしょうか？
花言葉に、花のそのものに惹かれたお客さまと、スタッフさまとの間で、花を通じたコミュニケーションの機会ができるのです！

「ただ綺麗」だけではない、Sakaseruだからできる、花を通じたコミュニケーションの形。こちらの店舗さまには装飾と、定期配送のお花と、2つの形で取り入れて頂きました。現在、この定期花のご配送についても、大変ご好評を頂いております。

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私にとっては初めての経験ばかりで、全てを楽しませて頂きました！　クライアントさま、店舗スタッフさま、そして交流させて頂いたお客さま、地域住民の皆さま、本当にありがとうございました。

次週は10月28日に開催予定のフラワーデザイナー・宮崎によるレッスンについてレポートさせて頂きます。次回もお読み頂けたらとても嬉しいです！

Sakaseru　齊藤アスカ