1
/
5

【代表インタビュー】企業ロゴ秘話 ~二代目ロゴの巻~


こんにちは。クックビズ株式会社(以下、クックビズ)のPR担当 小西です。

さて、今回はクックビズ二代目のロゴ秘話です。みんなに愛された初代ロゴのクックビズおじさんでしたが、ついに11年の任期を経て、悔やまれつつ引退することになります。2019年2月にロゴが刷新され、新たに二代目のロゴの歴史が紡がれ始めました。

前回に引き続き、弊社代表 藪ノに二代目のロゴについてインタビューを行いました!飲食業界に対する、藪ノの溢れる想いが今ここに…!

※初代ロゴ秘話はこちら。二代目ロゴ刷新時のプレスリリースはこちら


キーワードは”王道”と”慢心”?!

                                  ※クックビズの二代目ロゴ

小西:二代目のロゴは大手お菓子メーカーを彷彿とさせる気がしないでもないですが、実際のところ意識はされましたか?

藪ノ:ここだけの話、若干意識しました。(小声) 太いタッチで王道感を出したかったという思いが強かったです。

小西:初代ロゴは、手書き感満載なキャラが印象的な”ゆるふわ”で珍しいロゴでしたが、一転してなぜ王道感を出そうと思われたんでしょうか?

藪ノ:「飲食特化型の人材会社としては初めて上場したぞ(どうだ!)」という承認欲求が当時はあったかもしれません。今思えば慢心の産物です(笑)「食を、世界のまんなかに。」という当時のスローガンもロゴに入っていますが、自分たちが真ん中だと思っていた節も…。完全なる勘違いです。よくないですね~(汗)

小西:クックビズには慢心時代があったんですね(笑)スローガンの「食を、世界のまんなかに。」は、実際はどういった意味を秘めていましたか?

藪ノ:飲食業界を人気業界にしていく、うねりをつくりたいという思いが込められていました。投資家の方たちには、「飲食業界は儲からないのに、そこになぜ特化するの?」と言われることも少なくなく、食は三大欲求の一つとも言われる大切なものなのに蔑ろにされている感じがして、悔しさがありました。そういった世の中の声に打ち勝ち、飲食業界を世界の真ん中にしていきたいと思ったという経緯があります。

小西:反対の声が聞こえてくることもある中で、飲食業界に特化したビジネスを選択された理由は他にもありますか?

藪ノ:はい、食は日本が誇れる強い産業という点です。他の産業は他大国の背中を追うような状態が多いですが、食は日本が先頭をきって走っています。ミシュランガイド掲載店も多く、美食の国として世界に知られていますが、一方で安くて美味しい知られざる名店もあったりとバラエティーに富んでいますよね。日本は食のおもちゃ箱だと思います。

日本のインバウンドを支えているのは食なのに、不人気で優秀な人が集まりづらいというのはおかしな構図だと感じていて、もっとより良くしたいと思いました。

小西:溢れる熱い想いが伝わってきます…!

藪ノ:新卒でITや商社などの業種、お医者さんなどの道を選択すると周囲から羨ましがられるのに、飲食業界はそうではない。そういった風潮を変えていきたいという想いは今もずっと持ち続けています。

小西:ちなみに、初代ロゴでは「+」マークが使用されていましたが、二代目では「*」マークが使用されています。これはどういった意図がありますか?

藪ノ:「+(足し算)」から「*(掛け算)」になった訳ですが、これは現在の事業スタイルに繋がっていきます。飲食特化のマッチングビジネスとしてはある程度存在感が出てきたかなというタイミングだったので、掛け算でなにかシナジーを生み出すことをしていきたいと考えていました。食×something、つまり食と何かを掛け合わせて事業展開し、新しい価値を生み出していくぞという想いが込められています。


最後まで議論した”成長”とは

小西:ロゴを刷新するにはかなりの労力と時間がかかると思います。どのくらいの期間で、どういった方法で刷新されましたか?

藪ノ:半年ぐらいかけ、役員だけでなく、一般社員からもコアメンバーの約20人を交え策定していきました。

小西:2019年2月に刷新されたため、遡ると2018年9月頃から動き始めたということかと思いますが、そのタイミングで変えようとなったのはなにか理由があったのでしょうか?

藪ノ:2017年12月に上場しましたが、1年程度は上場1年生ということで慌ただしい日々が続いていました。そして、ロゴ等を刷新する機運が高まってきたのが2018年後半だったという状況です。

小西:そうなんですね。ロゴと一緒にビジョンやミッションも刷新されましたが、思い入れのあるエピソードはありますか?

藪ノ:「食に関わるすべての人の成長を実現する。」というミッションに刷新したのですが、”成長”という語句に関してはかなり議論しました。現場により近いキャリアアドバイザー(求職者と面談を行い、求人の紹介や入社までの転職活動をサポートする仕事)等からは、「飲食業界は賃金が高いとは言えない環境で、その日暮らしの人がいたり、安定を望んでいる人も多い。みんながみんな成長を望んでいる訳ではない。」という現実的な意見もあり、策定段階で葛藤がありました。

小西:様々な意見が飛び交った中、どのようにしてすり合わせされましたか?

藪ノ:どの意見も間違ってはいないため難しかったですが、転職はゴールではなくスタートであるべきだという考えと、飲食業界を盛り立てていくためには、自分達(クックビズの社員)がまずは成長し、より良いサービスを提供できるようにならなければならないよね、というところで落とし込みをしました。

小西:転職はゴールではなくスタートであるべきという考えはどういった経緯で生まれましたか?

藪ノ:言わずもがなですが、企業にとって採用はとても労力やコストがかかるものです。採用前の広告費などはもちろん、採用後も本人のみならず教育に割く人員の人件費など、固定費が発生し続けます。しかし、採用した人が戦力となっていくかはまた別の話。企業側はそこまでのリスクを負いながら採用をする訳なので、やはり成長意欲がある人を求めているという背景があると思います。

また、クックビズは無形商材です。自分達が進化しなければサービスの質もよくなりません。自分達が成長することにより、より良いマッチング(求職者と企業に良い出会いを提供すること)ができ、結果的に個人にも法人にも良いサービス提供ができるのではないかという考えに至りました。つまり、”食に関わるすべての人”というのはクックビズ社員ももちろん含まれています。


二代目ロゴ 写真ギャラリー


次回「あれ?IT企業?」



クックビズ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
1 いいね!
1 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング
クックビズ株式会社からお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?