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国内唯一の大企業向けクラウドCMS「Connecty CMS on Demand」が可能にする統合的でスマートなWebサイト管理

「CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)」は、Webサイトの構築・運用をするうえで欠かせないシステムです。大企業では過去海外製品のCMSを使うのが一般的でしたが、利便性やコストの面で難があるという課題を抱えています。

国産のクラウド型CMSを開発している株式会社コネクティ。代表取締役社長 服部恭之(以下、服部)より、国内の大企業とCMSの関係について詳しくご紹介します。あわせて、当社が提供している「Connecty CMS on Demand」の特徴や魅力、更にCDP等提供の幅を広げている関連サービスについてお伝えします。

日本の大企業におけるCMS事情

服部:
まず前提として、大企業がCMSで導入する場合、当時は海外製品を採用するのがスタンダードでした。国産のCMSでは大企業のニーズを満たすことが難しく、SIerが提供するのも海外製品がほとんどだったのが理由です。

しかし、海外製品のCMSを使って自社サイトを管理する際には、大きな課題が2つありました。

海外製品ではきめ細やかなサポートを受けづらい

服部:
1つ目の課題は、海外製品ではきめ細やかなサポートを受けるのが難しい点です。基本機能に関してはマニュアルが用意されているものの、その他の情報は英語がベースになっていました。

また、グローバルな製品であることから、日本の企業からの機能要望なども反映されづらいところもネックだったと言えます。日本特有の細かいWebガバナンスや、企業ごとに異なるニーズに、実際の機能が追いついていないのが実情でした。

バージョンアップにかかるコストもネックだった

服部:
そして2つ目の課題は、CMSのバージョンアップにともなうコストです。

これは2022年現在でも言えることですが、大企業向けのCMSは、ほとんどがソフトウェアを購入する「オンプレミス」の製品です。オンプレミスは「買い切り型」とも言われますが、CMSの場合には導入後にもさまざまなコストがかかります。

Webサイトは進化が早く、外部環境が目まぐるしく変化するものです。それに追随するためにCMSもバージョンアップされていくわけですが、その都度インフラの整備なども含めて追加のコストが発生します。

そのため企業は、古いバージョンのCMSを使いつづけるか、コストをかけてバージョンアップするか、という苦渋の選択を迫られていました。

株式会社コネクティ 代表取締役社長 服部恭之

海外製CMSにありがちな課題を解決するソリューション

服部:
Connecty CMS on Demandはこうした背景をもとに、海外製品と同等の機能を持ったCMSとして開発されたソリューションです。国内企業ならではのきめ細やかなサポートが提供可能かつ、クラウド型のためバージョンアップが無償で行われ、常に新しいWebトレンドに追随すべく最新機能が永続的に提供される点を特徴としています。

また、Connecty CMS on DemandはCMS単体ではなく、インフラを含めた総合的なWeb基盤としてソリューションを提供している点もユニークです。

大企業がCMSを導入するとなると、Webサイトを構築するのにあわせて、インフラに関する課題も浮かび上がります。例えば「サーバーが落ちた際にどのようにセットアップし直すのか」「グローバルサイトの構築にあたってネットワークをどのように各地域に振り分けるのか」「セキュリティアップデートはどういったタイミングで行うのか」といった課題です。

その点、Connecty CMS on Demandは、そうしたインフラやセキュリティ対応も含めて統合的なサービスとして提供される為、お客様側で別途インフラへの投資や準備・管理が不要という部分で独自性が高いと考えています。

Connecty CMS on Demandの特長や強みとは?

国産・クラウド・大企業向けの3点が揃ったCMS

服部:
繰り返しになってしまいますが、やはり「国産・クラウド・大企業向け」という3点が揃っていることは大きな強みだと考えています。前述のサポートやバージョンアップに関する課題をクリアしたうえで、機能面でも大企業のニーズを満たしているのが導入のメリットです。


例えば異なる作業者による更新を管理する機能や、多言語に対応した管理画面。その他にもクラウドならではのメリットとして、複数のWebサイトを一元管理できることなども挙げられます。グローバルにWebサイトを展開し絶え間なく更新を行うといった、大企業のサイト運用に必要な機能を完備しています。

動的・静的のどちらにも対応

服部:
機能面に付け加えて言えば、静的・動的どちらのサイトにも対応しているハイブリットCMSである点も強みです。


静的なコンテンツを制作する際にはHTMLとリッチエディタを用途に応じて使い分けられ、HTMLがわからない作業者でも簡単に文字や写真を修正していただけます。また、商品検索サイトなどの動的なサイトを構築・運用する場合には、データベースによる検索・絞り込みなどの機能をご利用いただくことも可能です。

さらに「DX Options」という、クラウドCMSでは過去難しかった、基幹システムとの連携やIP制限・WAF等の高度なセキュリティ設定が可能になるサービスが提供されています。

先ほどお話した各種機能とあわせて、大手企業様ごとの多様なニーズにお応えできると考えています。

デジタルコミュニケーションパートナーとしてのノウハウを活かした構築・運用支援

服部:
また、弊社ではWebサイトのデザイン・サイト運用・マーケティング施策の立案など、デジタル戦略全般に関するサービスを展開しています。そのため、Webサイトの構築はもちろん、その後のサイト運用やデジタルマーケティング施策まで手厚くケアできる点も強みです。


海外製品のCMSを導入する際には基本的にSIerを介することになるのですが、サイトを構築・運用するにあたってSIerとWeb制作会社の意見が対立するケースもあります。対立の末に、導入先の企業にとって望ましくない方針になるのも珍しくありません。その点、弊社ではフラットな立場から、最適な提案をすることが可能です。

加えて、CMSだけで見ても、現場の目線に立った開発やサポートができるのは弊社ならではだと思います。

サービスの今後の展開

運用の選択肢を増やす「Connecty API Edition」

まずConnecty API Editionは、業界内で「ヘッドレスCMS」と呼ばれている機能を持ち合わせたサービスです。

Connecty CMS on Demandはクラウドサービスであるため、別のインフラで運用している既存のWebサイトひいてはCMSがある場合には、データをクラウド上に移行させる必要があります。

しかし、実際はすぐにデータを移行させられないケースも少なくありません。Connecty API Editionはそうした際に、既存のインフラ・CMSはそのままに、一部分だけをConnecty CMS on Demandで運用するための機能です。年単位で段階的に切り替えるなど、柔軟なバリエーションの選択肢をご提供できます。

各種データもクラウド上で管理できる「Connecty CDP」


Connecty CDP」は、顧客情報・営業履歴・アンケート結果といったデータをクラウド上で統合管理するための機能です。Connecty CMS on Demand で管理しているWebサイトのデータとあわせて、統一感のあるコンテンツマネジメントを実現します。

まとめ

服部:
一部のベンダーがクラウド型のCMSを提供しはじめているものの、国内の大企業にとって、CMSを導入する際の第一候補はオンプレミスの海外製品です。特にSIerを介する場合には、ほとんど他の選択肢が無いと言っても良いでしょう。

「Connecty CMS on Demand」は大企業のWebサイト運用・構築に即した機能を完備した、国産のクラウドCMSです。今後自社サイトの運用やリニューアルをされるにあたって、今よりも機能面・コスト面に優れるソリューションをお探しの方は、ぜひ弊社までご相談いただければと思います。デジタルコミュニケーションパートナーとしての経験や知見を活かし、最適なご提案をさせていただきます。

  • 本記事はINTLOOP株式会社が運営するポータルサイトQEEE(キウイ)に掲載された当社代表・服部のインタビューより抜粋したものです。
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