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世界の調理ロボットまとめ(16~20)

今回は、中国の調理ロボット中心でお送りします。

16.中国の料理運搬ロボット「艾米(Amy)送餐机器人」 配膳ロボット 国:中国
17.京東X未来レストラン 全自動レストラン 国:中国
18.アリババ 配膳 国:中国
19.正品元公司 調理:ご飯、中国蒸しパン・饅頭(マントー) 、麺類、ビーフン 国:中国・深セン
20.武漢工商学院の食堂 調理:定食 国:中国・武漢

16.中国の料理運搬ロボット「艾米(Amy)送餐机器人」 配膳ロボット 国:中国 長崎ハウステンボス等

開発企業:穿山甲机器人  蘇州穿山甲ロボット株式会社(Suzhou Pangolin Robot Corp. Ltd.)     
創業者:宋 育剛(そう いくごう)氏 創業年:2006年  使用ロボット:送餐机器人  調達額:不明
実店舗:有り  店舗名:長崎ハウステンボス 変なレストラン等

http://www.csjbot.com/index.php/Zhongchou/info/id/19.html

中国の「料理運搬ロボット」がすごかった 人より早く料理を提供、価格は約123万円

このロボットはいわばレストランのウエートレス。付属のお盆に料理を載せ、胸に付いたタブレットでテーブルを指定すると、指定されたテーブルまで自動で料理を運んでくれる。中国ではすでに1000台導入されていると、開発会社である中国・穿山甲机器人の担当者は話す。

 テーブルまでの移動は、ロボット内部に保存されている地図情報からゴール地点を取得することで行う。人が早歩きする程度の速度で移動し、足元のセンサーで障害物をよけられるという。

中国の「料理運搬ロボット」がすごかった 人より早く料理を提供、価格は約123万円
指定されたテーブルに、人より早く料理を運ぶ――そんな料理運搬ロボットが中国で導入されている。  東京ビッグサイトで開催されている「 Japan Robot Week 2016」(10月19〜21日)で、中国の料理運搬ロボット「 艾米(Amy)送餐机器人 」が日本向けに初公開された。 ...
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1610/19/news120.html

2017年4月 東京都に株式会社パンゴリン・ロボット・ジャパンを設立

日本法人の株式会社パンゴリン・ロボット・ジャパン (以下、パンゴリン)は、親会社の Suzhou Pangolin Robot と、電気通信大学(以下、電通大)の技術移 転機関(TLO)である株式会社キャンパスクリエイトと、 ハウステンボス株式会社の子会社でロボット関連事 業を行う株式会社 hapi-robo st の 3 社合弁で設立 された。

17.京東X未来レストラン 全自動レストラン 国:中国

開発企業:京東集団 JDドットコム      
デジタルイノベーション部門を統括する肖軍副総裁  創業年:不明  使用ロボット:専用機(調理ロボットと配膳ロボット)   調達額:不明(中国2位のEC企業)
実店舗:有り  店舗名:天津市内の「天津エコシティ」に開業

中国2位の電子商取引会社JDドットコム(京東)は、ヒルハウス・キャピタル(高瓴資本)やテンセント・ホールディングス(騰訊)などの投資家らに物流部門JDロジスティクスの株式を一部売却し、約25億ドル(約2700億円)を調達する。

ロボットが調理や配膳などの作業を担う全自動レストラン

■調理や配膳は全てロボット

来店客は自身のスマートフォンで、テーブル上のQRコードを読み込んで注文する。注文と同時に決済も済ませる。注文内容に応じて調理ロボットが食材や調味料をフライパンなどの調理器具に入れて調理。「著名な料理人が監修したレシピに基づき、5台の調理ロボットが中国八大料理40種を調理する」(京東集団)。調理スペースにはスタッフ1人が付き、5台の調理ロボットを管理する。

完成した料理は配膳ロボットが注文客のテーブルへ運ぶ。配膳ロボットは、店内のどのルートを通って配膳するのが最適かを自律的に判断するアルゴリズムや、障害物の自動回避技術を備えているとする。店舗面積は400平方メートルで客席数は100席。

調理や配膳は全てロボット 中国初の全自動レストラン
中国電子商取引(EC)大手の京東集団(JDドットコム)は2018年11月10日、ロボットが調理や配膳などの作業を担う全自動レストラン「京東X未来レストラン」の1号店を、天津市内の「天津エコシティ」に開業した。同社によると、オーダーから配膳までの全工程を自動化したレストランは中国国内で初めてとしている。 ...
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO3768423013112018000000/

調理ロボットによる自動調理の様子(写真提供:京東集団)

配膳ロボットによる配膳の様子(写真提供:京東集団)

同社が18年5月に開催したイベントでロボットレストランについて紹介し「20年には全国で1000店舗を展開する」と表明している。

18.アリババ 配膳 国:中国

開発企業:Hema Xianshengに併設されたRobot.He       
創業者:   創業年:  使用ロボット:   調達額:アリババが運営企業の「Hema Xiansheng」に1000万ドルの出資
実店舗:有り  店舗名:未来型のスーパーマーケットHema

中国アリババが展開する「ロボットレストラン」は新鮮な食材で料理を提供する

「Hema」という未来型のスーパーマーケットが、中国で勢いを増している。2016年にアリババが運営企業の「Hema Xiansheng」に1000万ドルの出資を行なっており、以降アリババのサポートを受け、店舗数を着実に増やしている。端的にこのスーパーマーケット「Hema」の特徴を説明すると以下の通りだ。

Hemaの特徴

・新鮮さを売りにした生鮮食品のスーパーマーケット
・その場で調理をしてもらい、併設のレストランで食べることもできる
・決済は全て電子決済(Alipay)のみ
・スマホから注文し、30分以内に自宅に届けてもらうことも可能(5km以内)

中国アリババが展開する「ロボットレストラン」は新鮮な食材で料理を提供する | ロボスタ - ロボット情報WEBマガジン
「Hema」という未来型のスーパーマーケットが、中国で勢いを増している。2016年にアリババが運営企業の「Hema Xiansheng」に1000万ドルの出資を行なっており、以降アリババのサポートを受け、店舗数を着実に増やしている。端的にこのスーパーマーケット「Hema」の特徴を説明すると以下の通りだ。 Hemaの特徴 ・新鮮さを売りにした生鮮食品のスーパーマーケット ...
https://robotstart.info/2018/07/03/robothe-restaurant.html

お客は「Hemi」の店舗に訪れて、新鮮な食材を選び、スマホで決済する。

「調理」をお願いすると、食材はベルトコンベアに乗って運ばれていき、料理人の手元に渡るまでの数分間もきちんと冷蔵庫で管理される。裏側ではロボットアームがケースに入った食材を管理している。

お客は併設のレストラン「Robot.He」に出向き、席に座ると、スマホ画面から、サイドメニューやお米などを選ぶことができる。

その間も調理は着々と進んでいる。スーパーマーケットで選んだ食材の調理が完成すると、その料理は「ロボット」に乗せられる。

倉庫ロボットのように規律が行き届いたこのロボットが、指定されたお客のところまで料理を運んでくれる。かっぱ寿司の新幹線レーンのようでもあるが、レールが決められている訳ではなく、複数レーンをロボットたちが前後左右にくるくると動き回る。

広いレストランスペースで、同時にたくさんの料理をさばいていくので、人間のホールスタッフよりも効率が良さそうだ。もちろん、お客が料理を受け取ったら自動で料理を受け取るレーンに戻っていく。

また、「ロボット × レストラン」というと、ついロボットが調理までしてくれることを考えてしまうが、「Robot.He」では調理は人間が行ない、食材の管理とサーブはロボットが行なう。それぞれの強みとできることを理解した上で分業を行なっている点は見事だ。

これらは電子決済が進んだ中国だからこそできるレストランとも言える。一度は訪れてみたいスーパーマーケットとレストランだ。

19.正品元公司 調理:ご飯、中国蒸しパン・饅頭(マントー) 、麺類、ビーフン 国:中国・深セン

開発企業:正品元公司       
創業者:武岳竜   創業年:  使用ロボット:スマート調理ロボット   調達額:不明
実店舗:不明 ※2018年の記事は見つける事が出来なかった。

世界初の調理ロボット、10秒の操作で主食を作る

深セン正品元公司はこのほど、スマート調理ロボットを発表した。このロボットは遠隔操作、スマート思考、音声による制御、アンドロイドによるネット接続、ワンキー式調理といった科学的な要素を一体化している。10秒間の操作だけで、ご飯、中国蒸しパン・饅頭(マントー) 、麺類、ビーフンを食べることができる。

「調理ロボットの父」と呼ばれる同社の武岳竜CEOは発表会で、同ロボットの主食調理機能を展示した。水、小麦粉、酵母をケースに入れてからキーを押すだけで、約10数分後に煮立ての麺が完成する。洗浄もワンキーで実施可能で、内側まで綺麗になれる。

2015年8月10日の記事です。

世界初の調理ロボット、10秒の操作で主食を作る_中国網_日本語
深セン正品元公司はこのほど、スマート調理ロボットを発表した。このロボットは遠隔操作、スマート思考、音声による制御、アンドロイドによるネット接続、ワンキー式調理といった科学的な要素を一体化している。10秒間の操作だけで、ご飯、中国蒸しパン・饅頭(マントー) 、麺類、ビーフンを食べることができる。
http://japanese.china.org.cn/business/txt/2015-08/10/content_36269456.htm

20.武漢工商学院の食堂 調理:定食 国:中国・武漢

開発者:同大学の教師・林希   創業年:不明  使用ロボット:専用機   調達額:不明
実店舗:有り  店舗名:武漢工商学院の食堂

武漢の大学に70種類のおかずを作れる調理ロボットが登場 

湖北省の武漢工商学院の食堂にこのほど、ロボットが調理を担当する「ロボットレストラン」が登場。多くの学生が、ハイテクを駆使して作られた各種料理の味を確かめている。

このロボットは約70種類のおかずやスープを作ることができ、どんな学生でも好みのおかずを選ぶことができるようになっている。

ロボットの調味料用ボックスには油、塩、しょうゆ、酢などが入っており、学生が注文した料理に必要な肉や野菜などの材料を専用のボックスに入れ、おかずの名前が書かれたボタンを押すと、ロボットが料理して、盛り付けまでしてくれる。料理に使ったフライパンなども自動で洗浄してくれ、清潔な状態でおかずを一つ一つ作ってくれる。

同校の教師・林希さんによると、調理ロボットには、コンピューター温度調整技術が採用され、調理中は煙が出ず、温度や火加減、味付けなどもコンピューターでコントロールされる。材料や調味料の調整、加工などに必要なデータは、プロの調理師やプログラマーが何度もテストを繰り返したうえで入力しており、安定して美味しいおかずを作ることができる。

林さんによると、現在、多くの大学の食堂に入っている店にはそれぞれ調理師が1-2人いる。この調理ロボットは長さ60センチ、幅56センチ、高さ90センチとコンパクトで、各店が4台導入すると、その調理時間は、調理師2人がかける時間の半分で済み、2倍のペースでおかずができるため、学生が列に並ぶ時間も大幅に短縮できる。

また、ロボットレストランの前には、おしゃべりロボットが設置されており、学生が列に並んでいる時に、そのパネルを操作して自分の好きな曲やダンスナンバーを選ぶと、歌ったり、踊ったりしてくれ、ちょっとしたストレス解消になるほか、時間つぶしにもなる。

2018年3月27日記事

武漢の大学に70種類のおかずを作れる調理ロボットが登場 --人民網日本語版--人民日報
湖北省の武漢工商学院の食堂にこのほど、ロボットが調理を担当する「ロボットレストラン」が登場。多くの学生が、ハイテクを駆使して作られた各種料理の味を確かめている。
http://j.people.com.cn/n3/2018/0327/c95952-9442114.html

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世界と日本の調理ロボットまとめ | コネクテッドロボティクス株式会社
みなさん、こんにちは。コネクテッドロボティクス佐藤です。これから数週間かけて、世界と日本の調理ロボットのまとめを作っていきたいと思っています。まだまだ、調理ロボットは世界に少ないなって思っていた...
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