ロボットだけで切り盛りするコーヒースタンド「Cafe X」が未来
最後に手を振ってくれる愛嬌のよさ。ロボット技術の発達で、オートメーション化が加速しているこの時代。今度はロボット・アーム1本でコーヒーを淹れてくれるコーヒースタンド「Cafe X」が登場しました。街中に現れたロボットしかいないコーヒースタ
https://www.gizmodo.jp/2018/08/cafe_x_robot_arm_coffee_stand.html
今回は、世界の調理ロボットまとめ(6~10)です。アメリカの企業を中心にまとめています。
6.CafeX 調理:コーヒー 国:アメリカ・カリフォルニア
7.Chowbotics(チョウボティクス) 調理:サラダ 国:アメリカ・カリフォルニア
8.Eatsa(イーツァ) 調理:自動会計・サラダ 国:アメリカ・カリフォルニア
9.Creator 調理:ハンバーガー 国:アメリカ
10.Tipsy Robot(ティプシー・ロボット) 調理:バーテンダー 国:アメリカ・ラスベガス
開発企業:Cafe X Technologies, Inc. https://cafexapp.com/
創業者:Henry Hu 創業年:2014年 使用ロボット:三菱製のロボットアーム 調達額:5,000万米ドル(56億円)、
実店舗:有り 店舗名:CafeX 3店舗(https://cafexapp.com/locations)
Cafe X Technologies, Inc.(CEO:Henry Hu)と、CafeX Communications(CEO:Rami Musallam)の2社に役割が分かれて存在しているようだ。CafeX Communicationsは、楽天が手動しシリーズCラウンドで1,800万ドル(20億円)の資金調達を実施している。
2台のWMF社製エスプレッソマシンと、1台のロボットアームで構成されています
利用者はまず、スマートフォンのアプリであらかじめ飲みたいコーヒーをオーダーします。コーヒー豆は3種類から選べ、ミルクやシロップの有無もオーダー時に指定できるとのこと。また、装置の前に取り付けられているタブレットの画面から注文することも可能です。
スマートフォンであらかじめ注文しておけば、あとはロボットがコーヒーを自動で淹れてくれます。そのため、お店に向かう道中で注文しておき、できあがった頃に到着すればできたてをピックアップして帰ることが可能。
淹れられたコーヒーは三菱製のロボットアームに掴まれて、台の上にセットされた8カ所の保温ステーションに置かれます。保温ステーションでは8分間コーヒーを保温して利用者にピックアップされるのを待つようになっているのですが、時間が経過したコーヒーは自動的に廃棄され、なんと無料で新しいコーヒーが淹れ直されるとのこと。
ミーハーなので、現地に行った際に、マーケティングスタッフの方と写真とってきました。
新しく出来た新店にも、行ってみました。CafeX Tシャツが売っていたので、お土産に買ってきました。2018年2月のタイミングでしたので、ちょうど変なカフェの店長をやる直前だったので、学びが大きかったです。
開発企業:Chowbotics(http://www.chowbotics.com/)
創業者:DEEPAK SEKAR, Ph.D. 創業年:2014年 使用ロボット:専用機Sally 調達額:500万ドル(5.6億円)
実店舗:有り 店舗名:Campbell、カリフォルニアに本拠を置くイタリアンレストランのMama Mia 、そしてサンフランシスコのコワーキングスペースGalvanize 、そしてテキサスのH-E-B Groceryの社内カフェテリア
Sallyが、レストランのキッチンで顧客にサラダを提供するために利用できる一方で、同社は、サラダをオーダーするタッチスクリーンとクレジットカードリーダーを備えた自動販売機型のデバイスも製造している。Sallyは空港、ジム、そして病院といった、24時間の運営が行われていて、いつでも健康的な食事の提供が求められている場所で上手く働くことだろう。
Chowboticsのロボットによって作られたサラダは厳密に計量されているので、顧客たちは、注文した食事にどれくらいのカロリーが入ったのかを正確に知ることができる。Sekarは、ファーストフードやクイックサービスレストランが、より健康志向の顧客を引きつけるためにSallyを使い始めてくれることを期待している。ほとんどのファストフードチェーンは、限られた種類のサラダしか提供できていない、と彼は言う。そしてそれらはそれぞれ概ね400キロカロリー以上になることが多い。Sallyのユーザーは、Chowboticsが提供するレシピを用いたり、独自のレシピをロボットに入力したりすることができる。
2018年2月にシリコンバレーに行った際には、このようなオフィスでした。立派なオフィスだなーと感動しました。
入り口を入ると数台のSallyと、卓球台がありました。突撃訪問してしまったので、今日はデモを見せられないから、明日来いと言われたのですが、残念ながら予定が詰まっていて行けませんでした。
開発企業:Eatsa(イーツァ) https://www.eatsa.com/
創業者:Tim Young 創業年:2015年8月31日 使用ロボット:専用機 調達額:不明
実店舗:有り 店舗名:サンフランシスコ
調理ロボットというよりは、決済・サービスの無人化を目指している店舗です。裏側で安い労働者の方が作っていると聞きます。
現在展開中の7店舗の内サンフランシスコの「2店舗を残し」、全て閉店しています。
この、コインロッカーのような場所がデジタルサイネージになっていて、提供時も面白く見ている事が出来ます。後ろ側に調理している人がいるそうなのですが、それは全く見れませんでした。というか人の存在を全然感じない無機質なお店でした。逆に言うと、非常に効率化されたお店とも言えます。
お店の清掃している人に声かけたら、Eatsaの方でした。
少し僕にはお口に合いませんでしたが、健康志向の方が食べるサラダだと思います。
開発企業: Creator http://creator.rest/
創業者:Alex Vardakostas 創業年:2009年 使用ロボット:専用機 調達額:20億円程度 時価総額100億ドル(2017年に少なくとも1830万ドル調達し、2013年に遡ると600万ドル調達)
実店舗:有り 店舗名:Creator
全長4mほどのオールインワン型マシンに350個のセンサーと20のコンピュータが搭載され、5分でハンバーガーを作ることができる。注文後、焼き立てのバンズと新鮮な野菜、チーズ、15種類のソースと、ホルモン剤不使用&放牧地で育てられた牛肉を使用したパティを完璧な柔らかさで焼き上げてハンバーガーを作るのだ。8年の開発期間を経て誕生したクリエイター初のロボットバーガーレストランをオープン。
Creatorのシースルーなバーガーロボットは、肉を挽いておいしいパティを作る、ということは注文が入るまでしない。これがCreatorのやり方だ。以前はMomentum Machinesという会社だったこのスタートアップは世界で最もフレッシュなチーズバーガーを6ドルで提供しようとしている。Creatorは6月27日、8年もの歳月をかけて開発したロボットレストランを、9月のオープンに先駆けて公開した。
代表の沢登も2018年11月に、このお店に見学に行っています。
開発企業:Makr Shakr(マカー・シェイカー)(イタリア・トリノ) http://thetipsyrobot.com/ https://www.makrshakr.com/
創業者:Emanuele Rossetti 創業年:2014年 使用ロボット:KUKA、安川電機 調達額:不明
実店舗:有り 店舗名:沢山ありそうなのでこちらをチェックしてください。https://www.makrshakr.com/fixed-unit/
マカー・シェイカーが開発したこのロボット・バーテンダーは、1杯12ドルから16ドルのドリンクを1時間に120杯提供する。
マカー・シェイカーのロボットのマス市場向け製品は11万5000ドル。2018年8月には、ニューヨークに拠点を置く別のスタートアップ企業バーシス(Barsys)が、電子レンジほどの大きさの業務用ロボット・バーテンダーを2500ドルで販売する予定だ(家庭用はさらに安く、たった1050ドル)。
ティプシー・ロボットの店舗面積は229㎡ほどとなる予定
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