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UXDってどんなグループ?|グループ紹介|Meetup Report #About UXD

コンセントでは、デザイン会社の仕事やコンセントにおける職種の意味合い、社員のワークスタイルなどを紹介するオンラインミートアップを開催しています。

コンセントのミートアップに参加しようか迷っている方や、その内容を知りたい方のために、この「ミートアップでどんなことをお伝えしているのか」をMeetup Reportシリーズとしてまとめることにしました。

この記事では、グループマネージャーでUX/UIデザイナーの黒坂晋が、User Experience Design groupについて紹介します。

ユーザー体験とそれを向上し続けるしくみをデザインする

UX/UIデザイナーの黒坂晋です。よろしくお願いします。
私はコンセントのUser Experience Design group(以下UXD)のグループマネージャーを務めています。コンセントの組織は大きく3つの「部門」、その下に11の「グループ」があります。私からはこのグループの1つであるUXDについて紹介します。

UXDは「ユーザー体験とそれを持続的に向上させるしくみをデザインするグループ」です。

ユーザー体験には、たとえばアプリやその画面の操作感だけではなく、アプリであったりサービスであったりを提供する事業者側、バックステージと言われるような部分が大きく影響します。それらすべてをデザイン領域としているのが私たちのグループの特徴です。具体的には、業務オペレーションのフローやその中で使うツール、あるいは業務上必要なスキルがあれば会得のための研修など、デジタルプロダクト以外のものもデザインしていきます。

また、ユーザー側にも提供者側にも価値ある体験は持続的に向上されるしくみが必要です。これを可能にするために、社内はもちろん社外も含めてUXデザイン人材と技術の開発に力を注いでいます。

主な業務としては3つあります。

まずは構想段階で行う「プロトタイピング」です。つくろうとしている体験、サービスやソリューションをまず形にして、社会やユーザーにとって価値があるのか、それはどんな価値か、ニーズがあるのかということを試行・検証していきます。

次に本開発としてウェブサイトやアプリなどのタッチポイントのデザインとして「デジタルプロダクトUX/UIデザイン」があります。使いやすさを追求しつつ、体験をさらによいものにしていくための拡張性をもたせることもポイントです。

3つ目は「デザインシステム構築」。よいプロダクトを継続的に提供していくためのしくみづくりの部分です。ブランドを構成するビジョンや提供価値から、スタイルや一つひとつのUIパーツ、運用体制・フローまでを設計します。

UX/UIデザインプロジェクトにおいて、コンセントでは独自のUX/UI設計プロセス「Object Oriented User Experience Design Process(OOUXデザインプロセス)」を採用しています。OOUXデザインプロセスは、オブジェクト指向のUI設計思想を取り込んだデジタルプロダクトのデザインプロセスです。

コンセントデザインスクールで解説したり、ひらくデザインで記事を公開したりしていますので、よければぜひご覧になってみてください。

手がけているプロジェクトは、コンセントコーポレートサイト「事例紹介」で紹介しています。
以下はその一例です。

「知りたい」「深めたい」意欲のあるメンバーと成長できる

続いてメンバー構成を紹介します。

UXDグループには25名ほどのUX/UIデザイナーが所属しています。ただ同じUX/UIデザイナーといっても一様ではなく、それぞれの興味や適性によっていろんな得意領域をもっていて、それを伸ばしてもいるメンバーです。肩書きとしてUX/UIデザイナーとサービスデザイナー、UX/UIデザイナーとコミュニケーションデザイナーといったように、職種を併記している人も多くいます。

グループ内には、3〜5名程度で構成する6つのチームがあります(2023年9月時点)。各チームにチームマネージャーがいてメンバーと密にコミュニケーションします。このチームは、目標や勤怠などのマネジメントを主とする組織上のチーム。プロジェクトチームは、このチームとは関係なく他グループを含めて横断的に各プロジェクトに最適なメンバーで組成されます。

組織のマネジメントについてご興味のある方は、私が執筆した記事を自社サイトで公開しているので、よければ見てやってください。

これはUXDに限らずコンセント全体にいえることですが、「知らないことを知りたい」「興味のあることを深めたい」という人が多いので、社内勉強会が頻繁に開催され、一緒に成長していこうという雰囲気があります。

勉強会には初学者向けのものから、スペシャリストたちの集う探究的なものまで幅広く、今はオンライン中心ですがいろんな趣向が凝らされているので、こういった会に参加するのは楽しみでもあります。

勉強会というより、交流を目的としたイベントもたくさんあります。普段のコミュニケーション頻度が高い人とそうでない人はやはり出てきてしまうのですが、お互いを理解しようという姿勢や取り組みがあるというのも感じるところです。

チャットツールで個々人が今日の予定や感じたことなどをオープンに発信して、それにみんながリアクションしてというやりとりが毎日ありますし、オンラインで新年会をしたり、メンバーを紹介する図鑑をつくったり、わいわいやっている感じです。

自分の専門性を高め、広げ、デザイン自体の可能性もひらく

最後にUXDで働く利点とやりがいについてお話しします。

コンセントでは、デザイン経営や事業開発など戦略部分から支援させていただいています。同時に、クリエイティブ開発においても日本のエディトリアルデザインの草分けとしての自負があります。幅広い業務領域は、専門性をより高めていくことはもちろん、視点やアプローチ、アウトプットの幅を増やすには最適です。デザイナーとして成長していくうえで、キャリアを築いていくうえで恵まれた環境だと思います。

そしてコンセントの事業領域だけではなくて、クライアントの業種業態の幅広さもあります。企業だけでなく、国や地方自治体といった行政機関の支援もさせていただいています。デザイン会社であるコンセントでは、クライアントのさまざまな課題に取り組むことも、それらに通底する課題を見出すこともできます。個々の課題解決を支援していくことと、社会的な課題を抽出してその解決に働きかけていくことはデザイン会社としての使命であるとも思います。個人的にはこの部分がやりがいを感じるところです。

UXDに少しでも興味をもっていただけたらうれしいです。UXDに所属するUX/UIデザイナーの記事もあわせて読んでみてください。

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黒坂 晋|User Experience Design group UX/UIデザイナー
千葉工業大学卒業、同大学院修了。業態・業種問わず、さまざまなサービス・デジタルプロダクト開発プロジェクトのディレクション・設計を行う。ユーザー体験とそれを持続的に向上させるしくみをデザインする専門部署「User Experience Design group」を束ねるグループマネージャーを務める。プロ野球が大好きで、情報は毎日欠かさずキャッチアップしている。TVゲームも同じくらい好きで、プレイ中は癒やしの時間。

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