コムスクエア社員紹介記事まとめ | 株式会社コムスクエア
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こんにちは。コムスクエア採用担当の下岡です。コムスクエアは銀座を中心にオフィスを構える、自社製品を中心としたソフトウェア開発企業です。これまでは中途採用しか行っていなかったのですが、組織の世代交代をテーマに若手エンジニアを採用したく、初めてWantedly運用にチャレンジしています!
▽社員インタビュー記事をまとめました
今回はRPAについてゼロからご紹介したいと思います。
というのも、以前こちらの記事を書いたのですが...
会社に遊びに来てくれた方とお話しているうちに、「あれ、実はRPAって言葉自体そもそもそんなに浸透していないのでは?!」ということに気が付いたのです。自社でRPAのサービスを持っているのでついつい共通認識のていで記事を書いてしまい反省・・・この記事では超初心者の方を対象に、RPAについてざっくりと解説していきたいと思います。
まず、RPAとはRobotic Process Automationの略で、主にホワイトカラー業務の自動化、効率化をするソフトウェアロボットの事をいいます。
「毎日人が行っていたエクセルへのデータ入力を自動で行い、出来上がったエクセルファイルを決まったディレクトリへ配置する」というような、一定のルールで決まっているルーティン業務を行ってくれるソフトウェアです。業務を自動化してくれる見えないロボットであるRPAですが、自動化のレベルによってClass1~Class2~Class3と3つの区分に分類されます。
Class1(RPA):Robotic Process Automationと呼ばれる段階で、前述で説明したような定型業務の自動化がメイン。
Class2(EPA):Enhanced Process Automationと呼ばれる段階で、構造化されていないデータや知識の処理が可能となり非定型業務を行います。既存の画像から新しい画像をカテゴリ分けしたり、ビッグデータを使用する事で傾向の分析が可能です。
Class3(CA):Cognitive Automationと呼ばれる段階で、ビッグデータを使用することで学習を行い、最適な判断が求められる業務を行います。ヘルプデスクや気候の影響を受ける仕入管理などが代表的な例です。
・RPA→3つのクラス分類のうちClass1の事を指し、決まったルールで単純作業を行う事が特徴
・AI→3つのクラス分類のうちClass2とClass3の事を指し、ビッグデータの解析から結果を出す事が特徴。Class2とClass3では結果として出てくるものは違うが、ビッグデータを使用する事が共通点として挙げられる
上記のように、RPAとAIではできることに違いがあります。基本的にRPAは決められた単純作業しか実行することができませんが、AIはビッグデータから分析・判断することが可能です。
RPAは年々注目度を高めています。Googleの検索推移を見てみると、2014年から徐々に検索数が伸び、2016年を境にぐっと人々の興味関心が集まっているのが分かります。
画像引用:https://mobilus.co.jp/agent/blog/4732/
その背景の一つに、労働人口の減少が挙げられると言われています。政府の試算によると日本の労働人口は2040年には20%減少するとされており、そうなれば企業としては人に代わる「働き手」を確保する必要があります。圧迫されるリソースの中で利益をあげようとなれば、生産性の向上は必須です。より高度で複雑な作業は人間が、反復的な事務作業やルーティーンワークはRPAが行うことで労働力の確保と生産性の向上が期待されているのです。
RPAはこれからどのような未来を辿るのでしょうか。矢野経済研究所の発表によれば、RPAの市場規模は今後も右肩上がりに上昇していくことが見込まれています。
画像引用:https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2085
2019年度以降、大手や中堅ユーザー企業の多くは、何らかの領域でRPAの導入を行う可能性が高い。RPAは今後も大手ユーザー企業の全社展開や海外拠点への展開、中堅・中小企業への導入が進むが、カテゴリー別にみるとRPAツール製品は、他の成熟したパッケージソフトウェアと同様に価格競争により単価が下落していくと考える。一方、RPAツール製品の導入後は、活用業務プロセス改善コンサルティングや運用保守サービスの拡大が進む見通しで、RPAツール製品に比べて、RPA関連サービスの伸び率が高くなっていく。
2022年度の国内RPA市場規模(事業者売上高ベース)は2017年度比で約4.5倍となる802億7千万円まで拡大すると予測する。カテゴリー別にみると、RPAツール製品が170億2千万円(構成比21.2%)、RPA関連サービスは632億5千万円(同78.8%)に成長する見通しである。引用:https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/2085
以上、簡単にですがRPAについて概要をご紹介しました。今後も労働人口の減少は続くと見込まれています。まさに時代が求めたテクノロジーといえるRPA、今後どのような形で普及していくのか要チェックですね。それでは!
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