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スタッフインタビュー② | 障がいを持つ方が働きやすい環境ってなんだろう?

こんにちは。採用担当の佐藤です。

お会いする方から、「ウーリーでは、どんな方が活躍されていますか?」「障がい者就労支援施設は、どういう施設ですか?」と質問をいただくことがよくあります。そんな声にお応えすべく、ウーリーの思いや日常をスタッフインタビュー形式でお届けします。当社の雰囲気や、事業所で障がいを持つ方と向き合うスタッフの思いを伝えることができると嬉しいです。(当社HPにも掲載されていますので、ぜひご覧ください!)

今回は、ウーリー春日部で管理者兼サービス管理責任者として勤める吉岡です。吉岡は、2020年2月入社で、ウーリーがオープンして間もない頃から事業所を支えてきた立役者。現在は、31名のご利用者様が登録するウーリー春日部の管理者兼サービス管理責任者として、その手腕を発揮しています。(2022年4月現在)


ご利用者様とスタッフ両者が満足できる環境を目指して

ーウーリーに入社された経緯と、事業所を軌道に乗せるまで教えてください。

息子が精神障がいを抱えており、そうした問題の理解を深めるつもりで、福祉の仕事を始めました。以前は障害児の児童発達支援管理責任者をしていましたが、息子も大きくなったので、私もB型に職場を変えることにしたのです。

私がウーリーに入社したのは、春日部事業所がオープンして半年が経った頃。まだ会社は走り始めたばかりで、仕組みやルールも定まっておらず、スタッフ間の温度差もありました。

事業所をスムーズに運営するために、まず取り組んだのは、スタッフとご利用者様が定着する環境づくりです。働きやすい職場、安心できる居場所づくり、そのために必要なことであれば、福利厚生から備品購入に至るまで、臆せずに意見を言わせていただき、自分の裁量でできることは、どんどん行動していきました。

代表とは意見がぶつかることもありましたが、一つ一つ説明しながら必要性を話し、結果を出すことで、わがままも聞いていただきました。

ウーリーは、この業界に新しく参入したB型事業所でしたから、地域にウーリーの存在を広めるのは急務でした。そこで、地域イベントには積極的に参加し、近隣の支援学校の先生や市役所の方々との関係づくりに時間を割き、入所に繋がる実習の受け入れも始めました。


ご利用者様が増えるのは良い事業所の証

ーパイプ作りや実習受け入れに力を入れた狙いは何でしょうか。

B型は関係各所との連携がとても大切で、地域に根ざした活動をするには良好な関係性が欠かせません。お陰様で、今では高校生の実習依頼も入るほど、信頼していただき、また頼りにしていただける関係になりました。すぐのご利用には繫がりませんが、先々で、ウーリーをご検討くださる方々が増えることは嬉しいですね。

見学にいらっしゃる相談支援員の方が一様に仰るのは、事業所の雰囲気の良さです。「ご利用者様ひとり一人の顔がとっても穏やかで楽しそうですね」とご感想をいただくことが多く、新しいご紹介に繋がるケースが増えています。今では、31名のご利用者様登録があり、春日部事業所も大所帯となってきました。

ーコロナ禍で何か思うことはありますか?

コロナで大勢の移動を伴うイベントが難しくなり、事業所での毎日が単調になってしまうのが気になっていました。年末、感染者が減ってきたタイミングで、忘年会イベントを企画し、ちょっとした手料理を振舞わせていただきました。いつもと違うだけでみなさんとても喜んでくださり、レクリエーションの大切さを感じました。




自由は信頼の上に。信頼は相手を受け入れる心の上に

ーご利用者様に対する接し方で、何か心がけていることはありますか?

私自身、障害を持つ息子の母親として、当初そのつらい気持ちに寄り添えなかった、わかってあげられなかったという後悔が胸にあります。そんな経験からも、ご利用者様には、その方の立場に立ち、目線を下げ、ゆっくりとお話しし、付かず離れず穏やかに接し、そして何があっても慌てない。いつでも大丈夫よ、受け入れますよ、という姿勢を忘れないようにしています。

ー最後に、吉岡さんから見たウーリーについてお話しください。

ウーリーは、「これがやりたい、こうしていきたい」という強い意思と努力があれば、それを実現できる会社です。世の中では当たり前の上下関係もなく、あるのは仕事の範疇や役割の違いだけで、ものが言えないような関係はないですね。

代表はラグビーで全国大会まで出場したラガーマン。チームを守ろうとする責任感がとても強い方だと思います。ミスがあっても、そこに拘らず、前を見て進もう!という感じ。だからみんな付いていくんじゃないでしょうか。とにかく「頼れるボス」そして「人が輝ける会社」ですね。

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現在は13事業所を運営する「ウーリー」ですが、実は1店舗目は埼玉県春日部市の事業所でした。地域に根差し、障がい者の方々が通いやすい環境を整えるためにチーム一丸となって奔走した体験談は、当社の社風・現場の雰囲気を肌にとって感じられるようなエピソードではないでしょうか。

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