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「就活で最も大事なことは、嘘をつかないこと」と教えてくれた先輩の言葉と適性検査に関する弊社の考え方

弊社ではエアー造形を利用して、様々な商品を作っています。この写真は大阪のおばちゃんのエアダンサー。誰が買ってくれるかは分かりませんが、ヒョウ柄が目立っています。(他のエアダンサーはこちら



僕が就職活動をする前に、アメリカンフットボールの社会人チームに所属していた尊敬する先輩から教えてもらったことがあります。

「山元、自分のエピソードなどを装飾して、少し大きく言ったり、着飾ることは少々良いかもしれないけど、嘘はつかない方がいい。嘘を評価されたら、お前は会社で嘘のところを強みとして配置されて、絶対にうまくいかない。個人の嘘が自分、そして会社にも迷惑をかけることになるから、嘘は言わないことをお勧めする。」

と教えてもらいました。


その先輩が怖かったおかげ!?で、就職活動中に嘘をつくことはなく、最終面接で落ちたことがあったり、もらった質問に一生懸命本音で回答したことが自分の人生を考え直すきっかけとなり、起業というスタート地点にたどり着きました。就活時に社会の先輩に投げかけてもらう質問は、僕にとって人生を考える上で大事なものばかりでした。

その後、小さな雑貨店を開くチャンスがあり、経験を積みました。


就職活動時にWEB適性検査での替え玉受験で初めて検挙されたというニュースがありました。

弊社でもWEB適性検査を導入しています。

「入社=ステータス・長期的に安泰」という方程式が成り立つことが見えている場合に、入社=GOALと捉えて、替え玉受験を行い、合格を勝ち取ることを目指していると思われます。

弊社のような小さな会社の試験を受ける際にメリットはほとんどないので、不正をする方の確率は限りなく低いと思います。

適性検査(SPIなど)の必要性ですが、各社で考え方は違うと思います。弊社では重要性は高いと捉えています。

理由は大きく3つです。

一つ目は、自社の強みと学生さんの強みが合うかどうかの確認。→あまりにも苦手な仕事しか準備できなければ活躍できず、離脱につながります。

二つ目は、面接でポイントを絞るためです。

適性検査は私も受験していますが、シートを見ると、自分の正確や適性は当たっていると思います。本人さんの強みについて過去のエピソードを聞きながら理解を深めたり、一方で弱みかもしれないと懸念される点についても過去の取り組み、現在の考え方などを丁寧に聞いていくことで、弱みが致命的なものか、そうでないものかの理解が深まります。1時間の面接をしたとしても、本当に取材できる質問となると、3つまでです。その3つを無駄にすることは受験してくれている学生さんに対しても失礼だと思います。そこで、出来るだけ良質な質問が出来るために、活用しています。

三つ目は、これが一番大事だと思うのですが、入社後に大きな転換点となる際などに、再度確認するためです。

本人さんに成長してもらうために、業務の経験、日頃の活動、考え方を観察しながら、適性検査とたまに照らしあい、個人・組織にとって価値を出せる役割を見出す補助資料として使います。

この段階では、入社前に受けた適性検査を鵜呑みにすることはなく、傾向として捉える程度で、圧倒的に日頃のパフォーマンスで判断しますが、新しい役割に配置したり、大きく役割やアプローチが変わる業務を依頼するときは、一度、確認するようにしています。

適性検査をしてもらい、どこをポイントとして見るか?、どの指標を重視し、合否の基準にするか?などは各企業で様々と思います。

その際、そもそも論に戻った際に、「どうして、その基準は設定されたか?」を考えると、多分、その企業で過去に膨大な個人の適正検査を受けたデータがあり、人事評価などで活躍している人とそうでない人でデータ分析し、自分たちの会社にとってベストな人材を選ぶための補助ツールになっているという結論になると思います。

そう考えると、替え玉受験をして入社しても、入社してからパフォーマンスが上がらない可能性も高いかもしれません。


適性検査で出てくる結果はあくまでも自分の個性を示すものです。自分を評価してもらい、自分が欲しい!と言ってくれる会社に入ることが中長期では、前向きに楽しく働くことが出来ると思います。

替え玉受験をするときの気持ちも分かりながら、WEB受験は学生さんにとって圧倒的に時短につながっていることは確かで、負担も減っていると思います。リアル試験に逆戻りすることはないと思いますが、セキュリティ面の向上などを図りながら、99.9%の対策をテスト会社にしてもらえば、それでいいのではないかと思っています。

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