ーーー本日はよろしくお願いいたします!まずは自己紹介からお願いします!
田中と申します。新卒で入社して、今年で27年目になります。
現在は福岡支店の営業部で副部長を務めていて、業務全般の管理を行いながら、「スーパーセールスマン」という形で営業の最前線と、消防服製品の開発に携わっています。
ーーー「スーパーセールスマン」と言いますと…?
赤尾は消防服や機材など2000種を超える商品を持っています。そのすべてを、オールマイティに営業できる人材を育てていこう!ということで、まずは服装部門、機材部門など、各店の各部門からスペシャリストとして選抜されたメンバーを「スーパーセールスマン」と呼んでいるんです!
ーーーということは田中さんは、福岡支店での消防服のプロ営業、みたいな立ち位置なんですね!やっぱり、就活生時代からもともと営業職を志望されていたんでしょうか?
そうですね。商学部の出身だったので、友達も営業職に就く人が多くて。
やりがいを感じられて、他にはない魅力がある分野で働いてみたいという思いで就活を進めていく中で、赤尾と出会いました。
いろんな会社、いろんな職種の情報を見ていく中で、「消防機器販売」という見慣れない単語が目にとまったんです。なんだこれは、と気になりまして(笑)
今まで聞いたこともない仕事だなと興味を持って、面接を受けに行ったのが入社のきっかけでした。
ーーー赤尾の事業といえば社会貢献まっしぐらだと思うのですが、そういった社会・地域貢献という部分にも最初から関心はあったのでしょうか?
そうですね。入社した年に、地元の先輩の誘いで消防団に入ったんですよ。そこで実際に風水害や火災の現場に行って、消防士さんたちの放水活動や救命活動の補助をやったりもして。
地元の先輩後輩や同級生で消防士になった人もいて、地域のために働いている姿を見て、自分も何か社会のために貢献できないかという思いはありました。
ーーー実際の救命の現場も経験されているんですね!
一方で、今のお仕事は現場に対しては間接的な関わり方だと思うのですが、そんな中でご自身のお仕事が「人命救助につながった」という実感を得るのは、どんなタイミングなのでしょうか?
私たちが営業・販売している防火服は、火災現場で消防士さんの命を守るため、そして救助者の命を救うための大切な服です。なので、どれだけ軽くて動きやすいかが非常に重要なんですよね。
消防士さんの要望やこだわりに、いかに近づけられるか。ここを突き詰めて、「お客様のためにいいものが作れたな」と思えたり、実際に喜んでいただけたりしたときは、自分のやっていることが人々の安全と安心を支えているんだなと実感しますしモチベーションも上がります。
直接現場で何かするわけでなくても、我々の商品が地域住民の方、消防士の方の命を守っていて、我々がいないと救命活動は成り立たないっていう意識ですかね。
入社したばかりの頃は仕事を覚えるのに必死で、分厚い商品カタログを見ても「これは何に使うんだろう、どう役立つんだろう」っていうのが正直なところでした。
でも、消防士さんと実際にいろいろ話して「これはこうやって使うんだよ」「この部分はもうちょっと調べてもらったほうがいいかな」などと聞いていくうちに、少しずつ意識が変わってきて。
このアイテムを使っていただくとこんなことができますよ、これさえあればこの作業がもっと楽にできますよ、みたいな目線が生まれてきました。
常に「これを着たい!」というイメージを持たせるような営業を心がけていて、「あなたがこれを着て、現場でこんなメリットを感じて、ここまで足を上げられるような可動域があって」みたいな気持ちをのせて話しています。
自分もバーチャルで現場を体感しながら伝えていく、みたいなイメージですね。
救命活動の最前線ではなくても、縁の下の力持ち的なところで人々の手助けができるという確かな自信と実感があります。
ーーー現場には出ていなくても、意識のラインでは現場の人と同じところに立って向き合っていらっしゃるんですね!
今までのお仕事の中で、特に印象に残っていることはありますか?
以前、営業のプレゼンをしたときに、一緒に来ていた後輩が消防士さんから、
「今日営業してくれたのってあなたの先輩だよね。話にすごく気持ちが入っていて、我々隊員の心に響いたから全会一致であなたの会社の商品に決めたよ。良い先輩を持ったね。これからうちと付き合っていくんだから、ああいう先輩になれるように頑張って、次はあなたの言葉で営業してよ」
というお言葉をいただいたと聞いて、ものすごく嬉しかったのを覚えています。
ーーーそれは嬉しいですね...!営業の場に後輩を連れていくことはよくあるんですか?
そうですね。新入社員だと人前で話すのが苦手だったり、プレゼンのやり方に不安があったり、自社製品の良いところやどんな思いで開発したかという部分の理解がまだ浅かったりするので、少しずつできることを増やしていけるように手助けしています。
ただ商品の説明ができるだけでは足りなくて、その製品があることでどんなふうに救命・救助活動の可能性が広がっていくかを伝えないといけない。
好きなもの、伝えたいことを自分の言葉で熱く伝えることができるという点で、今の仕事や会社は自分にとても合っていると思います。
ーーー最後に、求職者の方にメッセージをお願いします!
赤尾の商品に対しては、デザイン、開発、営業、いろんな形で関わることができて、自分の思っていることをいろんな形で実現できます。
消防というひとつの業界から世界に羽ばたけるような機能性の高い防火服であったり、救急車であったり。たくさんの可能性が含まれている商品を、「もっとこんなふうにできないか」というやりとりを重ねて、お客様の望むものを開発できる。
それが人の命を救ったり、災害を防いだりして暮らしの安全を守ることに直結していくっていうのは、非常に魅力的だと思います。
服が好きな人も、車が好きな人も、機械が好きな人も、枠にとらわれず最善を求めて商品を作っていける。
それがやがて「社会」という大きな存在への貢献につながる、
こういったことにワクワクする人はぜひ、赤尾でお待ちしています!
ーーー田中さん、ありがとうございました!!!
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