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【ラジコードの人 #4】エンジニアとデザインをつなぐ。フロントエンドデザイナーとしての心得

こんにちは、ラジコード採用広報担当です!ラジコードについてもっと知って頂くため、社員インタビュー第4弾を行いました。今回は、ラジコードで唯一のフロントエンドデザイナー※である瀬川さんのお話です。

※フロントエンドエンジニアとデザイナーをかけ合わせた造語



瀬川 祐(せがわ たすく)
デザインの専門学校で勉強する傍ら、化粧品販売会社のWeb部門で商品のランディングページやバナーの作成を行う。専門学校卒業後、新卒でデザイン会社に入社。その後複数企業にて、Webデザイナーを正業としつつコーディング業務等にも広く携わる。ラジコードでは、複数のプロジェクトを横断しながら、業務管理システムの立ち上げ・コーチングシステムのデザイン作成などを行う。好きな言葉は「世の中だいたい何とかなる」

コードもかけるデザイナー。汎用スキルを磨いたキャリア遍歴

ー瀬川さんがラジコードにご入社される前のご経歴を伺えますか?

デザインの専門学校で勉強する傍ら、学習塾やtoC向け商材を扱う会社のアルバイトとして、Web制作に携わったのがキャリアのスタートでした。学校卒業後は、関東のあらゆる制作会社に自分のポートフォリオを送るなどして就職活動を行いましたね。そこでご縁のあったとある小さなデザイン会社で、Webデザインやコーディングなどの業務経験を積みました。

ー当時からデザイナーをやりつつ、コーディング等もされていたのですね。

そうですね。ラジコードに入社するまで他にも2社経験しましたが、デザイン以外にWordPressやMovableTypeなどのCMS構築、PHPやMySQL jQueryを使用した計算シミュレーション、VPSサーバー構築などを担当していました。専門学校での学びがWeb制作全般を扱っていたことから、コーディングの知識はある程度備わっていました。そのため、当時からデザインとエンジニアリングの両方を扱っていました。ほかにも、エンジニアのメンバーと協力して業務効率を上げるためのインターフェースの提案・画面設計を行うなどしていました。

ーラジコードに入社したきっかけと、入社後の印象を教えてください。

代表・小寺とは、じつは同じ京都府出身で高校の同級生なんです。社会人になってお互い都内で働いていたため、たまに時間を見つけては飲みに行く間柄でした。そこでキャリアに関する話をしているうちに「ラジコードで一緒に働いてみないか?」と声をかけてもらいました。最初は数ヶ月のお試しで働かせてもらいましたが、従来経験した開発体制とは全く異なり、非常に楽しく成長できる環境に身を置けるなと強く感じました。そして、2020年9月からラジコードのメンバーとして加わりました。

いままでの会社では、デザイナーがクライアントとのミーティングに出席して、直接意見を交わすことは決して多くありませんでした。しかしラジコードでは、毎週そういったミーティングが繰り広げられるため、とてもいい刺激となっています。課題解決のために常に考えを止めないことが必須なので、大変さはありますが楽しく成長していけています。

なお、ラジコードが大切にしている価値観に、HRT(謙虚 Humility / 尊敬 Respect / 信頼 Trust)があります。チームとして仕事を進める以上、メンバーのことを考えながら行動することが大切です。ラジコードのメンバーはきちんとHRTのマインドが備わっているため、信頼のおける環境で働けている実感があります。

      (ラジコードの行動指針|HRT謙虚 Humility / 尊敬 Respect / 信頼 Trust)

エンジニアとデザイナーの接続部分をなめらかに繋ぐ

ー瀬川さんは社内でフロントエンドデザイナーとして活躍されてます。普段どういったお仕事をされているのですか?

基本的にはデザインの全領域と、エンジニアと一緒にサイトの仕様・設計・開発に携わっています。イメージとしては、エンジニアの領域までアクセスして、彼らが書いてくれたコードをビジュアルデザインに落とし込む作業、いわばエンジニアリングとデザインを取り持つ役割ですね。

プロジェクト毎によっても求められることはさまざまのため、他にもクライアント側のデザイナーが仕上げたアイデアを私のほうでWebページに落とし込む作業だったり、ご依頼によっては一からデザインを作ったりすることもありますね。

           (フロントエンドデザイナーの業務領域イメージ)

ー社内エンジニアであれクライアントであれ、間に立って接続部分がなめらかにいくよう取り持っているのですね。

最近手掛けたプロジェクトで、ラジコードとしては初めてリリース前の段階からサービス開発に関わらせて頂くものがありました。デザインの原案を提出した際、非常に好印象を持って頂けたので、それは嬉しい出来事でしたね。その後デザインをWeb上に落とし込む上で、実際の端末でのレスポンシブ表示を想定しながら、エンジニアの俵さんと協力しながら作業を行いました。

ーデザインを作る際に心がけていることはありますか?

サービスのイメージを崩さず、ブランディングを統一できるよう気を配りながらデザインを制作しています。ぶれない軸をまずは決めて、そこからクライアントさんとのMTGを重ねながら、徐々にその世界観を拡張していきます。結局デザインもサービス開発と同じで、まずはプロトタイプ的なものを作って、そこからクライアントと議論を重ねてブラッシュアップしていくことが大切です。クライアントと議論する際には、ある程度方向性を合意形成し、極力出戻りが少ないようにしています。

なお、デザインの作業自体は私一人ですが、先程申し上げたように新規事業を実装していく上でエンジニアとの協業は必要不可欠です。そのため、彼らが実装する上でのコストをなるべく押さえつつ、最終的な形としては、クライアントさんにとっていいデザインに仕上がるよう考えながら制作を行っています。

働くことの原動力は、”誰かの喜ぶ顔”が見れるから

ー瀬川さんが、働く上で大事にしている価値観や考え方はありますか?

「仕事を通して関わる人達を幸せにしたい」という思いがあります。学生時代に学習塾でアルバイトをしていたことがあるのですが、塾のオウンドメディアを作って欲しいと頼まれ、サイトを作った経験がありました。そしたら非常に喜んでくれたのですが、その姿を見て嬉しかったことを今でも覚えています。

クライアントであれユーザーであれメンバーであれ、自分の作った作品によって誰かの喜ぶ顔を見れる。これが、デザイナーを続けている原動力になっているのかもしれません。

               (ラジコードのメンバーと:写真中央)

ー今後チャレンジしてみたいのはどんなことですか?

『デザイン』『エンジニア』『ビジネス』の3つの観点から、それぞれの領域を理解した上で、デザインの制作やディレクションを行いたいですね。

ロールモデルを挙げるとすれば、アイデア玩具やゲームの製品開発をマルチにされている高橋晋平さんのような方です。第1回日本おもちゃ大賞を受賞した「∞(むげん)プチプチ」「∞エダマメ」などが有名ですが、その方はデザイナーでありクリエイターでもあるなど、非常にマルチにご活躍されている方です。そのような形で、一つのジャンルに限らずにさまざまな領域をカバーできる人材になりたいですね!

ーありがとうございました!

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