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「つくる人が、いきる世界へ」ビジョンに込めた想いを代表に聞いてみた

人材スキル管理システム「SKILL NOTE」を提供する株式会社Skillnote。シリーズAのスタートアップながらもPMFを達成し、大手企業の受注も獲得するなど、順調に歩みを進めています。
社員が口を揃えるSkillnoteの魅力、それはビジョンです。「つくる人が、いきる世界へ」には、代表の実体験による強い思いが込められています
ビジョンに込めた意味とは?思い描く未来とは?代表の山川さんにインタビューしてみました。


PMF達成も、ビジョンの達成は道半ば

――「SKILL NOTE」はPMFを達成し、システムの再構築を進めています。山川さんから見て、現状はどのように映っていますか?

PMFを達成し順調に進展していますが、正直なところ、目指す姿の10%程度しかまだ実現できていません。私が目指している地点は、もっと広く高いところにあります。

――すでに大手企業のシステム導入があるのに、10%という自己評価は驚きです…!ずばり、山川さんが成し遂げたいことは何でしょうか?

ビジョンにもある「つくる人が、いきる世界」を作ることです。この「つくる人」は、製造業に限りません。社会をつくる人、すべてが当てはまると考えています。

現在のサービスは、まだビジョンを達成するための基礎の基礎を築いただけにすぎません。すべてのつくる人がいきいきと活躍できる社会のためには、さらなるサービスの充実が必要です。そしてSkillnoteには、それを実現するだけの力があると感じています。


※右奥が代表の山川


徹底した現場主義で選ばれるシステムに

――山川さんが掲げる未来にワクワクしてきました!まずは、現在の「SKILL NOTE」について教えてください。

SKILL NOTEは、従業員のスキルや資格を一元管理・視覚化を可能にするクラウド型スキル管理システムです。製造業・建設業を中心にさまざまな業種から選ばれています。

特徴は、徹底した「現場」主義であること。私自身、新卒で入社した信越化学工業で、2年間の工場勤務を経て、技術営業を担当していました。そこで感じたのは、人材の「不」の部分。大手企業が数万人の技術者の数千もの工程のスキル管理を、すべて紙やエクセルで管理していました。この手法により、意図しない更新ミスによる品質トラブルが起こったり、戦略的な人材配置ができていなかったりなど、さまざまな不具合が生じていたのです。

ではなぜこれまでシステム化が進まなかったのか。それは製造業の専門性が関係しています。多くの工程とスキルを扱う非常に複雑な業務であり、外部のSIerが簡単に理解できるものではありません。せっかくシステムを導入しても、現場から「使いづらい」という声が上がり、システム自体が無駄になってしまうこともありました。

だからこそSkillnoteでは、徹底した現場目線で開発しました。現場が使ってこそのシステムです。現場の声をとことん聞いて、システムに役立てました。その数は500社以上にわたります。工場や研究所、さまざまなプロフェッショナルの話を聞きました。ある工場では、70名いる課長に対し、1人1時間ヒアリングしたこともあります。

――500社以上!?すごい数字ですね。なぜここまでやれたのでしょうか。

私としては当たり前のようにやってきたことですが、前職での経験も関係しているかもしれませんね。僕自身は開発はせず、技術者とお客様をつなぐ技術営業でした。顧客のニーズをとらえつつ、どうしたら研究や開発しやすいかを考える。そのためにヒアリングを大事にしていました。作る製品は変われど、やっていることは変わらないですね。

――なるほど。山川さんの原点が見えた気がします。現状の課題はありますか?

現場へのヒアリングにより、現場のニーズに応えたシステムの開発ができていると自負しています。しかし実際に導入を決めるのは、現場ではなく経営サイドです。経営サイドに響くようなサービスを構築していく必要がありますね。

「つくる人が、生きる世界へ」を達成するためにも、必要不可欠な視点です。現状のSKILL NOTEが目標の10%といったのも、これが理由です。



企業の要は「人」

――ここまで何度も、Skillnoteのビジョン「つくる人が、いきる世界へ」が出てきました。このビジョンを立てた理由を教えてください。

製造業は分業が進んでいる一方、仕事の全体像が見えなかったり自分の仕事しか分からなかったりなど、閉塞感が漂っている現場が多くあります。目標もなく仕事をするのは非常に辛いですよね。本当は新しいものを生み出し、社会に付加価値を生み出すイノベーティブでかっこいい仕事なのに、輝いていない働いている人たちが多いことに課題感を抱いていました。

また教育に関してもOJTが中心です。背中を見て学ぶ文化が浸透していて、体系だった人材育成のしくみができていません。一方で海外では、システマチックな教育制度が進んでいます。このままでは日本の製造業は世界で戦えなくなるのではと危機感を覚えました。

やはり企業の競争力を決定づけているのは、「人」だと思うんです。製造業で働く人が、日々成長しながら、いきいきと活躍できる社会をつくりたいと考え、ビジョンを設定しました。

ビジョンを達成するためのミッションとして、「人材の成長を科学し、ものづくりをアップデートする」を掲げました。現在のスキル管理システムで集めたデータをもとに、科学的な側面から人の成長にアプローチすることで、ものづくりの未来を変えていきます。Skillnoteのシステムは、ゆくゆくは企業の人材管理だけでなく、「人材育成」の在り方を変えられると考えています。

――人材スキル管理が人材の成長に繋がるのですね。改めて、山川さんが見ている未来を教えてください。

Skillnoteによって、何十年と続いてきた紙とエクセルが、すべてデータ化。書類管理や記録が各段に楽になります。それにより空いた時間が、モチベーションアップや人材育成のための時間に充てることができます。実際に現場の方々に話を聞くと、管理作業に携わりたいと思っている人はほとんどいません管理の手間を省くことで、もっと重要でやりがいのある仕事に充てることができます。さらにはSkillnoteで蓄積したデータを分析することで、よりよい人材育成のあり方を模索することができます。

これまでOJTが中心で属人的にすすめられてきた人材育成では、教育者個人の「主観」「感覚」「経験」を元に行われていました。その結果、「当たり外れ」と言われるような事態が発生しています。違う人が教育を行っていれば成長できたはずの人が生まれてしまうという、私たちのビジョンである「つくる人が、生きる世界へ」とは真逆な状態になっているのです。この状態が続いていることに、大きな危機感を抱いています

しかし「SKILL NOTE」がプロダクトとして完成に近づけば、データ・ドリブンな方法で人材育成の最適解を出し、個人にカスタマイズされた成長計画を作ることが可能になります。たとえば「Aの技術を理解してからBの仕事に移ると、より早い成長が見込める」「Cが得意な人は、Eも得意な傾向があるので、次はEの仕事を任せてみよう」のような、データ・ドリブンな人材育成が可能になるかもしれません。

これにより、社員のパフォーマンス発揮やモチベーションを向上に繋がり、経営陣も教育/育成に割いていた工数をつかって、より経営に集中することができる構造へと変化することできるはずです。

また品質の向上にもつながります。製造業はたった一人の軽いミスで重大な事故につながることがあります。スキル管理により適切な人材配置ができれば、ヒューマンエラーを減らすことにも繋がります。

企業にとってもメリットがあり、働く人にとってもやりがいがある、そんなウィンウィンな理想の未来が待ち受けているのではと考えています。

――すごく大きな夢ですね。自信はどうですか?

不思議と自信があるんですよ。なぜなら、もともと人材スキル管理システムは誰もが諦めていた領域だったからです。多くの企業が匙を投げた領域で、PMFを達成できた。すでに基礎は固まっています。まだ10%程度と言いましたが、未来はくっきりとイメージできているんです。

※社員の集合写真(東京付近に住んでいるメンバーのみ)


つくる人が、いきる世界へ

――Skillnoteがそのような未来を実現した先には、どんな世界があるのでしょうか。

ずばり、ビジョンである「つくる人が、いきる世界へ」ですね。「つくる人」には、作る人、造る人、創る人などあらゆるものづくりの意味を込めています。最近は、「何を」の部分をよく問われます。実際に製品をつくる人もそうだし、新たな付加価値を創造する人もつくる人。どう伝えるのが適切か私もずっと悩んでいたんですが、ようやく答えが見つかりました。「社会」です。社会をつくる人、なんですよ。社会をつくる人たちすべてが、いきいきと仕事ができる世界が、私の理想です

SKILLNOTEが普及して、生産性が向上すれば、企業はもっと人材育成に注力することができます。働く人たちがみんながいきいきとしている。それってすごく素敵ではありませんか?
もちろん日本だけにとどまりません。世界中のつくる人が、いきいきと活躍できる社会を目指していきます。
私たちの挑戦はまだまだ道半ばです。やらねばならないことはたくさんあります。ともに「つくる人が、いきる世界」を実現したいと考えています。

この記事をご覧になって、少しでも共感いただけるのであれば幸いです。
面接の場でお話でお話しできることを楽しみにしています。


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