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「豆蔵のコンサルティングの特徴は?」マネージャークラス4名によるクロストーク

豆蔵のコンサルティングの特長

Masahiro

豆蔵のコンサルティングの特長は、最も根っ子の部分から携われることですね。大小様々なプロジェクトがありますが、「そもそも何をつくるのか」「どのように人を集めて、何をやってもらうのか」ということから、考え尽くして実行していく。豆蔵は、アーキテクチャを設計するだけでなく、実際にコードを書いてシステムを構築します。ただし、大規模プロジェクトでは自社メンバーだけでは全開発領域を賄えないため、マルチベンターで他社のSIerと協業するケースも多くあります。その場合は、大規模なシステムを効率よく開発し、性能・保守性などの非機能要件を達成するために、私たちは正しい構造設計を行うことに気をつけています。構造設計の精度によって、プロジェクト全体の工数も大きく変わってきますから。また、技術選定においては、案件との相性を考慮するのはもちろんですが、その技術が生まれてきた背景までを綿密にリサーチします。メリットを正確に把握することができますし、中長期的に活用できるかどうか判断もつきますので。Shinjiさんは、どう思いますか?

Shinji

いま、Masahiroさんが言ってくれたように、プロジェクトを受託した際に、その根源から考えることが1つの特長だと思います。仮に、クライアントの目指す目標・ビジョン等にそぐわない要求の場合は、「必要ありません」と伝えることもあります。「何を改善するのか:what」に加えて、「そもそもなぜ改善が必要なのか:why」にまでさかのぼって、クライアントに貢献したい人には向いている仕事だと思いますね。もう1つの特長を挙げるとすれば、クライアントの業種・課題がともに幅広いこと。私自身、入社して15年が経つのですが、振り返れば、様々なクライアントの事業課題に向き合ってきました。我々はクライアントの事業に関しては、その領域のプロではありませんし、その領域で主導権を得ようとはしません。
ですが、事業や業務への理解を深め、クライアントと議論が交わせるくらいまで踏み込みます。
反対に、システムでの解決策となると、今度はIT専門知識や技術を利用しますので、クライアント側がその良し悪しを判別できるよう、難しい技術をわかりやすく噛み砕いて伝えて、理解を得ることを大切にしています。自分の中での引き出しを常に増やすことで、提案の幅も拡がり、技術者としての成長も実感することができました。

Tatsuki

私とYasumasaさんは、組込みの領域を担当しているのですが、根っ子の部分はエンタープライズ領域とあまり変わらないと思います。たとえば、私が携わった複写機メーカーのプロジェクトでは、「そもそも複写機は何をしなければならない機械なのか?」を徹底的に考え尽くしました。複写機は、最初の製品を起点に、多くの派生機種を作っていくタイプの製品ですので、土台となる普遍的な部分をきちんと作ることが重要でした。要求分析を行い、仕様を決めて、アーキテクチャを設計して、最初の適用機種のコードに落としていく。その過程を丁寧に進めていくことができたのが成功要因だったと思います。コンサルタントとして、プロセスの定義はもとより、仕様書の書き方やオブジェクト指向の指導、コードレビュー等、様々な形でご支援しました。掛かった期間は約4年。2000年代中頃にそのプラットフォームを適用した最初の製品が出たのですが、そこから10年以上経った今でも、その上で製品がつくられています。Yasumasaさんも、入社してから長く経ちましたが、豆蔵の特長はどんなところにありますかね?

Yasumasa

私は2006年に入社したのですが、「SysML(システムをモデリングするための記述言語)」に出会ったことが個人的な転機になりました。その時点で、主にソフトウェア設計のためにUMLを活用したことはあったのですが、SysMLというモデリング言語が登場して、これが自分の肌に合いました。豆蔵が培ってきた「技術志向」のカルチャーがベースにあったからこそ、未だ世間に知られていない段階で、この新しいモデリング言語を習得することができましたし、クライアントに大きな価値をもたらせました。課題の根っ子を重視するのと同時に、「どうやって解決するのか:How」の部分にも、私たちはこだわりを持っています。当時は、UMLがあれば、システムズエンジニアリングのための言語はいらないというような風潮もありました。しかし、豆蔵ではこの技術を広めていくことを奨励してくれました。



Masahiro
技術コンサルティング事業部
第二コンサルティング部
主幹コンサルタント
50歳 入社17年目

豆蔵がスタートアップ企業だった当時、その雰囲気と技術力の高さに惹かれて中途入社。現在は、エンタープライズ領域に於ける大規模案件のプロジェクトマネージャーや自社内の技術支援を務める。



Shinji
技術コンサルティング事業部
第二コンサルティング部
シニアコンサルタント
39歳 入社15年目

豆蔵のオブジェクト指向に関する高い技術力と、開発思想に共感して中途入社。現在は、エンタープライズ領域に於けるプロジェクトリーダーや自社組織のグループリーダーを務める。



Tatsuki
技術コンサルティング事業部
第一コンサルティング部
主幹コンサルタント
47歳 入社20年目

オブジェクト指向に関して、高い技術力を持つエンジニアが立ち上げる会社があると聞き、豆蔵に参画。現在は、組込み領域に於ける上流コンサルや講師、自社組織のグループリーダーを務める。



Yasumasa
技術コンサルティング事業部
第一コンサルティング部
コンサルタント
46歳 入社14年目

AV機器メーカーでの制御システム開発エンジニアを経て、「多くの会社の問題を解決したい」と豆蔵に中途入社。現在は、組込み領域に於ける各プロジェクトのコンサルタントを務める。

※入社年数および年齢はインタビュー当時のものです

※転載元の情報は上記執筆時点の情報です。
 上記執筆後に転載元の情報が修正されることがあります。


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