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デジペイ出身者に聞く、デジタルペイメント開発室のこと!

デジペイは社内の他の組織と何かが違う。そんなことを耳にしながらも、初期配属でデジペイだった私達は、具体的に何がどう違うのか、デジペイを語るのは難しい。

デジペイの魅力って何だろう??他の組織と何が違う?

2年目も終わりに近づき、私達は改めてデジペイを理解すべく、デジペイ出身者にデジペイを語ってもらうことにしました。

本記事は、NTTデータ ペイメント事業本部 カード&ペイメント事業部 デジタルペイメント開発室所属の2年目、Jouerチームがお送りします!


インタビューさせていただいたのは、デジペイに所属した経験がある4年目の先輩方(現在はカード&ペイメント事業部の別の部署に所属する平光さんと菊池さん、グローバルペイメント&サービス事業部所属の石田さん、金融分野で金融事業推進部に所属する山岸さん、法人コンサルティング&マーケティング事業本部で業務を行っている平澤さん)です。

デジペイの特徴、デジペイの歩き方、そして、これからのキャリアを考える上でのヒントをもらえるような記事になっていると思います。

では早速、インタビュー内容を紹介していきます!

※デジタルペイメント開発室についてこちらの記事で新入社員が風土や育成施策を紹介していますので是非ご覧ください。

デジペイで取り組んでいたことと、現部署で取り組んでいること

(※敬称略)

平光&菊池: デジペイ時代はアジャイル型の開発で、dev(開発担当)としてインシデント管理システムの開発をしており、現在はウォーターフォール型の大規模な開発で、チームリーダとして開発チームのマネジメントをしています。

山岸: デジペイ時代は会議室予約システムの開発や、新入社員の育成担当をしていました。現在は金融事業部で採用担当をしています。

石田: デジペイ時代は山岸さんと同じチームで開発をしていて、現在はグローバルペイメント&サービス事業部でBA(ビジネスアナリスト)として要件定義や設計を中心に行っています。

平澤: デジペイ時代は同じく社内向けシステムの開発をしていて、現在はC-Turtle(温室効果ガス排出量可視化プラットフォーム)というプロジェクトで、PO(プロダクトオーナー)をしています。C-Turtleは最初、開発は3人という小規模から始まったのですが、お客さんの要望増に応じて拡大していき、今では開発チームだけで50人ほどまでになっています。


デジペイはアジャイル開発がメインなので、皆さんアジャイル開発でコーディングをガッツリ経験されていたようです。

異動先ではチームリーダーや採用担当、BA、とデジペイ時代とは違う役割を経験されており、今回聞きたかったデジペイとの比較をたくさん語ってもらえました!

次に、本記事のメイン質問に移ります。

現在の部署とデジペイを比較して何が違うと思うか

平光: (部署間の違いというより所属プロジェクトの違いになりますが、)デジペイでは技術に専念していて、現在の部署の方ではよりマネジメント寄りの業務をしています。リモートワークが多いところや、使用できるツールなど、働き方/環境は変わらないと感じます。

菊池: 隣の部署なので、使えるインフラだったり技術アセットは変わらず、大きな違いは無いと感じますがデジペイは技術思考の側面が強く、現部署ではお客さんと話すことが増えたと感じます。

山岸: デジペイは若手が多く同期のチームだったので、「とりあえず自分たちでやってみて、やりながら学ぼう」「いきなり現場」といったスタイルでしたが、今の部署は「自分で考える」は前提のもとで、経験値の高い先輩社員に「指導を受けて答えを導いていただくこと」も多くあり、スタイルの違いがあると感じます。

また、デジペイはオフィス空間や服装が特にフリーで、デニムが履けたのも嬉しかったです(笑)

石田: デジペイは高品質でよりプロダクトファーストの視点が強い印象があります。デジペイ時代はコーディング業務を中心に行っていましたが、今の部署では、海外の関連会社ともコミュニケーションを取りながら、ビジネス目線での業務も行っています。

平澤: 今のプロジェクトでは、商用のプロダクト開発に関わっているため、重要な意思決定をする人がしっかり決まっている、といった体制の違いも感じます。デジペイのプロジェクトでは同期チームだった&社内プロジェクトだったこともあり、状況に応じて柔軟に誰かが判断をするという動きが多かった印象です。


服装やコミュニケーションツール、1対1のトレーナー制度が無く、若手メンバ中心で活動している点が多いところが他部署とは違う点のようです。

現在の部署と比較した時、デジペイの良さは何だと思うか


平光 :技術に強い人が多かったり、アセットが最新なので、市場価値の高い技術力の獲得ができるところだと思います。

あとは若手が多いので、横の繋がりが強く、フランクに聞きやすい雰囲気もあると思います。また、周囲に技術力の高いエンジニア(NTTデータ社員に加えフリーランス)が多くいるので、技術的なロールモデルを見つけやすいと思います。

山岸 :手を挙げたらかなえられる雰囲気が良かったです。自分は新入社員の育成や、デザインなど、ほかの3年目が簡単にできないような経験ができました。

石田 :開発者の視点や技術力を身に付けられるところだと思います。異動先で、アジャイル開発の経験が重宝されることもあり、デジペイで得た知識や経験を他組織に還元できる機会も多いです。

平澤 :「ものづくり」の経験ができることだと思います。ものを作るとなると、サービスとして何が必要かを自分で考えていくことになるので、その経験が今でもとても役立っていると感じます。


所属していると当たり前のようにデジペイの技術アセットを使っていますが、新しいものがどんどん取り入れられているので、意識せず最新技術を扱えている、という点が印象的でした。

アジャイル開発についても、他部署と比べて実践する機会がたくさんあり、経験豊富な上司の方もいるので、アジャイルを身に付けるには最適な環境だと思います。

また、色んなことができると仰っていましたが、実際にデジペイには発足したばかりのデザインチームがあったり、外部発信にも寛容な雰囲気があると感じます。


一方で、自由が故に自律的に学べる人とそうでない人で、身につくものが違ってくるところは気を付けなければならない、という話もありました。

自分の現在の業務を振り返ってみてもタスクを強制されることは全く無いので、自分から取りに行く姿勢が無いと得られる経験が少なくなってしまうという点にとても共感しました。

初期配属がデジペイで良かったと思うか

平光: 良かったです。新卒の時から、「技術を経験したい」と言っていたし、技術面のスキル・ノウハウを獲得してからマネジメントをすることでPJ全体の見え方が違うと思います。最初から現在の部署配属になっていたら、絶対技術をやらせてくださいって言っていたと思います。

山岸: 良かったです。1番身についたことは、困った時に自分で考えて何とかするスキル。トレーナーがいない、自由な(=責任ある)環境だからこそ、1人称でなんとかできるようになることが必須でした。また、デジペイは部長との距離が近かったりと、上下関係が良い意味で緩く、そのおかげか役職関係なく物怖じせずに意見が言うことができていました。それぞれ、今の部署でも生きていると感じます

石田: 良かったです。自ら手を動かして実際にコーディングができる環境は社内を見渡しても他になかなか無いといます。現在の業務においても、お客様の要件を設計に落とし込む際に、デジペイ時代の開発者としての経験が大きく活かされてると感じています。

平澤: よかったと思います。 自分で考えて動くことが求められる環境で業務にあたれたことで、「○○をやるべき」ではなく「△△を作るからそのために〇〇をやるべき」という考え方の癖をつけることができたからです。


こちらの質問に対しては、皆さん満場一致でYESと答えていて、技術を磨ける環境はここ以上に無いと仰っていました。

経験豊富で高いレベルのエンジニアにとっても満足できる環境ですし、エンジニア未経験な人もガンガン鍛えられる環境だと思います。

また、自由だからこそ自律性や主体性が身に付いた、という意見も印象的でした。確かに、業務で困ったことがあると、チームや年次を越えて相談したり働きかけられている人が周囲にたくさんいます。改めて今の環境を生かして、開発力だけでなく色々な経験を自分から積んできたいと思いました。

今後のキャリアについて

最後に、本記事のテーマからは少しずれますが、様々な経験を積んできた先輩方に今後のキャリアのことについても聞いてみました。


平光: 今のチームリーダの経験を積んでいって、大きめのプロジェクトでも要件定義、設計/製造、試験、リリースの一連の流れにおいて、しっかりプロジェクトを旗振りできる人になりたいです。

菊池: お客さんの実現したいことを理解して、プロダクトを形にできる人になりたいと思っています。今のプロジェクトには、要件定義のフェーズから入れたので、最後リリースまでやり切りたいです。将来的に、小さいプロジェクトでもいいので、自分で1からプロダクトデザインを担えたら、と思っています。

山岸: 自分自身でスタッフへのキャリア転職を選び、充実して働けているので、このまま続けていきたいと考えています。具体についてはまだ見えていない部分が多いですが、デジペイにいた時同様、色々なことに挑戦しながら進む道を見つけていきたいと考えています。

石田: まずは今従事している海外プロジェクトを、リリースまでやり切りたいと思っています。目の前の業務に着実に向き合い、実績を積みながら国内外問わず選択肢の幅を広げていきたいです。

平澤: 今後は市場や顧客のニーズからプロダクトの候補を作っていくような、POよりも更に上流を経験したいと考えています。2年目の人たちに向けて、自分も開発とPOをどちらも経験した上で、自分はマネジメントの方が向いていると分かったし、いろいろなことにまずはチャレンジしてみることが大事だと思います!


デジペイでの経験を活かしつつ、現在の部署での役割を最後までしっかりこなしたい、と皆さん仰っていました。

異動の契機としては面談で上司と相談して決めていくことが多いようですが、公募の利用もあったりと、2年目の私たちにキャリアを決めていくヒントも教えてくれました。


以上がインタビュー内容になります!

今回5人にインタビューをして、自分たちではぼんやりとしか分からなかった所属組織の特徴を、客観的にくっきりと知ることができました。

デジペイに興味を持って読んでくださった皆様も、デジペイの理解が少しでも深まっていたら幸いです。

こんなに手を動かして開発ができる環境は他にないし、自分で考えて挑戦できる可能性が広がっている組織だと改めて感じ、ちゃんと環境を活かせているか?を自問するきっかけにもなりました。

そして、記事には関係ありませんが、デジペイは先輩が優しい、、。今回インタビューさせてくださった5人もほとんどが初対面だったにも関わらず丁寧に応じてくださり、今の業務でお世話になっている先輩もとても優しいです。(これもデジペイの特徴の1つと言えると思います)


インタビューに応じてくださった先輩方、読んでくださった皆様、ありがとうございました。

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