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社員からフリーランスになった私が思うパイプドビッツ

こんにちは。柵のマグロを購入して作った漬けマグロと日本酒との晩酌にハマっている鈴木です。

今回は、フリーランスの津田拓也さんにインタビューしました。津田さんは2017年に新卒で当社に入社し、ローコード開発プラットフォーム「スパイラル®️ver.1」の開発を担当し、2020年3月に独立され、現在は業務委託としてコミュニケーションプラットフォーム「スパイラルプレース®️」の開発を担当されています。津田さんに、フリーランスとなった経緯、フリーランスという立場から見たパイプドビッツ、エンジニアとしての野望ついてお伺いしました。

1:ダンサーからエンジニアへ。実力がわかりやすい世界に飛び込む。

─自己紹介をお願いします。

津田拓也です。2017年に27歳で新卒としてパイプドビッツに入社し、2020年2月まで所属していました。現在はフリーランスです。

─27歳で新卒入社ということで、一般的な年齢よりも上ですね。

はい。元々ダンスをしており、高校を卒業後、両親に25歳まではダンスを続けさせて欲しいと頼み、続けていました。23歳頃からダンス以外で自分ができることを考え始め、すでに就職していた高校の同級生やダンス繋がりの友人に仕事の話を聞いたのですが、あまりしっくり来ず…。当時、「エンジニアスクール」「フリーランス」という単語が流行り始めた時期でした。パソコンが元々好きだったこともあり、エンジニアであれば将来食いっぱぐれることはない、人の顔色を伺うこともない、一番実力がわかりやすい世界だと思い、25歳で福岡のIT専門学校に入学しました。

学校主催の会社説明会に参加し、パイプドビッツの話を聞いたことが入社のきっかけです。就職先としては、厳しくても良いので、技術力の高い会社に就職したいと考えていました。会社説明会時に某アイドルグループのシングル選抜投票システムの開発、本番稼働時のトラフィック数の話など、福利厚生をアピールする会社が多い中で技術に関することを具体的に話していた会社がパイプドビッツだけでした。開発技術を高められそうだなと思い、選考に進み、内定をいただき、PGIP(パイプドHDグループの研修プログラム)1期生として入社しました。

─研修終了後はどのような開発に携わられたのでしょうか?

スパイラル®️ver.1の開発部門へ配属となり、最初は、小規模改善や不具合改修を担当し、1年経った頃に新機能開発を担当することになりました。スパイラル®️は、契約者様ごとに専用のアカウント(操作画面)があります。2019年2月27日にリリースされたバージョン1.12.6にて、管理者様情報を操作画面から閲覧・変更ができるよう機能改修し、スパイラル®️を運用する担当者様に提供する固有のIDである「担当者ID」などについて、操作画面から情報変更、新規IDの追加や既存IDの削除ができるようになりました。操作画面上で閲覧・変更が完結するようになり、お客様をお待たせすることがなくなりました。

その他は、バージョン1.12.8(2019年7月31日)でリリースされた「アカウント内API」を開発しました。スパイラル®️ではAPI機能を提供していますが、Web機能でAPIを利用する際に、APIトークン・トークンシークレットを省略しても、APIが動作するようになりました。データベース、Webフォームなどの設定オブジェクトを、利用用途に応じて自由にパッケージングする「アプリ」という機能がありますが、パッケージングしたアプリは「アプリセンター」を通じて他アカウントへの受け渡しをすることができます。アカウント内APIを利用することで、APIトークンの修正が不要となり、修正によって発生しうるミスが無くなるため、テストを含めた工数が削減され、万が一のトークン情報漏えいリスクを低減することができました。

─着実にステップを踏まれていたようですね。

規模の大きい開発でいうと、先程お伝えした2つです。配属当時は、先輩にレビューいただき、指摘される中で追い込まれましたし、最初は何もできませんでした。実施すべき作業を「チケット」として管理する、チケット管理を行っていましたが、配属後に早速チケットをあてがわれ、まずは自分で取り組み、ある程度開発が進み次第先輩にチェックいただくことを繰り返していました。正直に言うと業務終了後や土日も勉強しながら取り組むという生活が1、2年は続きました。

その後、小規模改善から新機能開発を担当するようになり、そのタイミングで先輩の柴田直紀さんが異動され、レビューを受けたところ、品質に関して指摘され、良くも悪くもボコボコにされました(笑)もちろん柴田さんのことはリスペクトしています。柴田さんは1聞けば10返ってきますし、ものすごく引き出しがある方です。私はそれをひたすら覚えることを繰り返していました。プログラミングは、専門学校で学んだだけでしたが、人間追い込まれたら何でもできるものだなと思いました。

さらにその後は、自分自身も他開発メンバーのソースコードレビューを担当しました。レビューを担当させてもらうということは、それなりに信頼してもらえているという自信に繋がりました。

2:海外に行く夢を叶えるためにフリーランスという道を選択

─パイプドビッツを離れることは、いつから考えていたのでしょうか?

レビュアーを担当する以前から、AWSなど新しい技術に取り組みたいと考えていました。そのために、外の世界に出てモダンな技術を学びたいと思っていましたし、レベルの高い技術者とも積極的に触れ合いたいと考えていました。また、「チームで開発をする」ことをしてみたいと思っていました。

─チームで開発することとフリーランスは真逆のように思いますが。

パイプドビッツを退職するまでの1年は、現在もお仕事をさせていただいているSaaS企画・開発部に所属し、スパイラルプレース®️の開発を担当していました。スパイラルプレース®️はAWSをベースとしており、そこでモダンな技術に触れることはできました。ただもう一つの「レベルの高い方と触れ合う」について、なし得ていない状況ではありました。スキルを高めること、ハイレベルな環境で開発するためには海外に行くべきではないかと考えるようになりました。海外行きを実現しようとすると、ワーキングホリデーは年齢上チャレンジできないため、現地の学校に入学し、就労ビザを取ることを考えると、膨大なコストになりますし、年齢のことも含めて一番の近道は何かを考えていたときに、フリーランスを思いつきました。色々検討した結果、海外生活のためにお金を稼ぎ、しがらみのない世界で自分が学びたい技術を学び、技術力の高い方との交流を実現するためには、フリーランスが一番良いという考えに至りました。当時の担当役員にフリーランスとして一緒に働けるか相談をしたところ、ありがたいことにOKと言っていただきました。2020年2月末でパイプドビッツを退職し、同年3月に開業し、それ以降はフリーランスとしてパイプドビッツでお仕事をしています。

3:フリーランスという立場でのパイプドビッツとの関わり方

─フリーランスとしてパイプドビッツでのお仕事の内容を教えてください。

パイプドビッツの他に、プロパゲート株式会社ともフリーランス契約をしており、AWSの設定代行を行っています。まだ始めたばかりなので、ほぼほぼパイプドビッツとの契約が割合を占めています。パイプドビッツでは、スパイラルプレース®️と従業員情報管理プラットフォーム「HRクラウド」の開発を担当しています。

─正社員とフリーランスでの違いはありますか?

元々社員だったということもあるので、全てのフリーランスがあてはまるわけではないと思いますが、裁量が大きくなり、技術選定など自分で決められる範囲が広がりました。もちろん、技術を選定する上でメリットなどきちんとプレゼンする必要はありますが、社員だった頃には参加していなかった、パイプドビッツ開発担当が集まる開発運営会議にも出席しています。これはパイプドビッツならではだと感じています。フリーランスを受け入れている他の会社でも正社員と変わらない権限を切り出していることはあるので、トレンドかもしれませんが、生産性を高めるために一番良い方法を選択しているのではないかと思います。一緒に働いているメンバーも社員とフリーランスを区別することはしませんし、こちらからの提案もどんどん受け入れてくれます。

スパイラルプレース®️はスパイラル®️と比べて、規模が小さいプラットフォームですし、機能開発もスピーディーに進めていかなければなりません。仮にスパイラルプレース®️というプラットフォームがなくなれば、社員の場合は他のプラットフォームの開発部署に異動すれば良いかもしれませんが、私はフリーランスのため、仕事が無くなってしまいます。そういった意味では人一倍スパイラルプレース®️に対する開発に情熱を持っています。

─今後のキャリアはどう考えられていますか?

40歳までには、シリコンバレーで働けるようになっていたいと考えています。海外に行ったあとのことは考えていませんが。例えば、会社を起こして、メンバーのトップに立つというタイプでもないので、ナンバー2、3の立ち位置で、チームをまとめるなど、会社を技術的に支えられるポジションに就けたらと思っています。フリーランスになった理由もそうですが、私自身、何事も自由にやりたいという想いを強く持っています。

─フリーランスでいることに不安はありませんか?

今の年齢であればやり直しが利きますし、海外に行くことがデメリットになるとは思っていません。むしろ英語を話すことができるエンジニアのニーズはあると思っているので、不安はありません。能力面で言えば、触ったことのなかったAWSに触れ、その点に関するスキルは上がったと思います。以前であれば、先輩方にソースコードレビューを受け、指摘いただいていましたが、指摘される立場ではなくなったため、当然その点については自分自身の成長を実感することができません。配属された当時はボコボコにされながら覚えていましたし、今でも自分が書いたソースコードより、もっと良い書き方があるのではないかと思っています。ただ、どうしてもチェックしてもらいたいとなれば、指摘してもらえる人と接触をすれば良いとも思っています。

しがらみがない分、全ての責任は自分で追うというのがフリーランスの特徴だと思いますし、フリーランスは関係性が大事です。パイプドビッツからのニーズがあれば、海外に行ったとしてもつながりを継続できたらと思います。

▼津田さんが執筆されたAWS技術に関する記事をご紹介!(Qiita)

【AWSコスト削減の道 for 開発環境】EC2編 ※ スポットインスタンス変更編 - Qiita
前回ページにて紹介しているTerraformを用いて環境を構築している 開発環境用に使用しているEC2インスタンスをスポットインスタンスに変更をおこなう 使用する時間になったら自動的にスポットインスタンスを起動する 使用していない時間に関しては自動的にスポットインスタンスを停止する 開発環境用に利用していたEC2インスタンスがオンデマンドインスタンスだったので、スポットインスタンスに比べ料金が高くなっていた EC2スポットインスタンス AWSの料金を安くするための必須リソース!! 私たちの開発環境ではソー
https://qiita.com/H_broth/items/223ad82f5e336ba1dedb
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