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本気になれる仕事がない……。自分を追い込むために選んだフリーランスの道と、その先にあったある仕事との出会い

はじめまして。
株式会社ビータップ代表の柳瀬浩之と申します。

今回は、フリーランス、もしくはパラレルキャリアで活躍していきたい人に役立つのではないかと思い、私のストーリーをお話させていただきます。

私は正社員時代に熱中できる仕事を見つけられず、フリーランスとして独立した先で全力で取り組める「やりたいこと」と出会いました。

今はまだ熱中できる仕事と出会っていない、という人にも参考にしていただきたい内容です。

<目次>
①野球以外に燃えられる仕事を探す日々
②無計画にフリーランスになっちゃった!?
③ついに燃えられる仕事発見!
④体験学習による学びを最大化するには?


①野球以外に燃えられる仕事を探す日々

学生時代は、完全に野球バカでした。
「プロ野球選手になること」それだけを目標に生きていたんですね。ただ、自分の実力ではプロになれないことに気づき、大学で方向転換を余儀なくされました。

その後から、私はこの問いを持ち続けることになります。

「私は、野球以外に何だったら本気になれるのだろうか?」

スティーブ・ジョブズも有名なスピーチでこう言っていますね。

If you haven’t found it yet, keep looking. Don’t settle.
もしまだ好きなことが見つかっていないなら、探し続けなさい。決して立ち止まってはいけない。

野球でプロの道を断たれてからは、実に様々な道を探索しました。

大学時代には「プロスポーツ球団インターン」「ベンチャー企業インターン」「NPOへの参画」「スタバのパートナー」、社会人になってからは、「経営コンサルティング」「スポーツメーカー営業」などを経験し、24時間365日、仕事に打ち込みましたが、どれも野球の時の本気の自分を超えるには至りませんでした。


②無計画にフリーランスになっちゃった!?

「会社に依存してるからダメなんだ。独立しちゃえ!」

普通の人はそんなことしないでしょうが、どうしても本気の自分を引き出したくて、思い切って独立しました。完全に勢いでしたね。

「さすがに独立しちゃえば、本気にならざるをえないだろ!」と思ってのことだったと思いますが、そうは問屋がおろしません。逆に強制力がなくなった結果、朝起きるのも辛くなり、より生産性が落ちる結果となります。。。

とはいえ、フリーランスというのは行動しないと生きていけない環境であることは間違いありません。興味のあることは「教育・人材育成に関すること」だったので、とにかく片っ端からそれに類する仕事を取りにいきました。

・飲食業のマネジメント
・インターンシッププログラム開発
・塾講師
・野外体験キャンプ講師
・スポーツチームへのメンタルコーチ
・スタートアップの経営者のサポート  etc...

いま思えば、よくこんなんで仕事もらってたなぁと思うんですが、とにかくがむしゃらに動きながら、仕事をしていきました。


③ついに燃えられる仕事発見!

そんながむしゃらに動く中でいただいた仕事の中で、

「体験型の新入社員研修」

との出会いがありました。その研修は、当時の私の感覚からすると「野球の監督になって選手をマネジメントするかのよう」な仕事。

出会った瞬間、電撃が走りました!
「これだ!」と。

まさに野球の時の自分、いや、たぶんそれ以上の自分がそこにいて、本気モードにスイッチが入ったんですね。

まさにスティーブ・ジョブスのいう、

As with all matters of the heart , you'll know when you find it.
恋愛と同じように、本当にやりたいことが見つかった時にはすぐに分かるはずです。

この瞬間が訪れるわけです。

そこからはこの体験学習型の研修事業に集中します。

これまでそういう分野を本格的に学んだことはありませんでしたから、実践しながら独学で、関連分野をたくさん学んでいきます。コーチング、ファシリテーション、チームビルディング、組織開発、ゲーミフィケーション、発達心理学、認知科学などの科学や、モンテッソーリ、レッジョエミリア、国際バカロレア、PBL、アクティブラーニング、体験学習などの教育理論について幅広く学んでいきました。

その結果、初年度は年間6日ほどしかなかった仕事が、5年ほどで年間100日以上の研修依頼をいただけるようになりました。

元々、1つの分野を探究していくのが得意な研究者志向のある人間だったので、体験学習という切り口でどんどんノウハウを深めていくことができました。


④体験学習による学びを最大化するには?

ファシリテーター、アセッサーという仕事を深めていく一方で、体験学習を最も効果的に行うためには、「講師が受講者にどのようにアプローチするか?」以上に、「学習体験をどのようにデザインするか?」が大事なのではないか、という思いに至りました。

そこで数年前からは、経験学習をデザインする方法を研究するため、UXデザイン・編集・物語・プログラミングなどを学び、自社オリジナルのメソッドの開発しています。

現在は、経験学習デザインという方法を活用し、パラレルキャリアのデザイン戦略を構築するコンサルティングという新サービスの開発に取り組んでおり、まもなくリリースしていきます。

これまで、さまざまな人に出会う中で「この人、こんなに優れているのに、こんなところで埋もれていて『もったいないなぁ』」と感じることがたくさんありました。そんな人にもっと輝けるフィールドやポジションを提案して、もっと世の中を面白くできる人を増やしていきたいなと思います。

まずは、近々、フリーランスや複業・副業で活躍していきたい方向けにキャリアワークショップも企画しますので、ご興味ある方はぜひご参加ください。

実績・スキル・その他


研修実績
・新入社員研修 100回以上登壇
・リーダーシップ開発 100回以上登壇
・管理職試験アセスメント 100回以上登壇
特に業界問わず。老舗メーカーからIT企業まで様々。

得意領域:
①行動観察によって個人の個性を捉え、強みと課題を発見すること。
→様々なビジネスリーダー延べ1000人以上にフィードバックをしてきた実績有。

②経験学習をデザインすること。

スキル
・経験学習デザイン
・アセスメント
・ファシリテーション
・自己変革メソッドImmunity to Change
・UXデザイン
・編集
・プログラミング初級(Javascript)

人材育成において大事にすること

「過去に敬意を払い、現在を解釈し、未来をデザインする」
「個性中心にデザインする」

これまで培ってた1人1人の経験やストーリーに寄り添う。その上で、現在の文脈から解釈し直し、未来に向けて、キャリアをデザインし直すこと。メンタルモデルを更新(=発達)するお手伝いをすること。それを大事にしていきます。


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