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仕事の進め方も「仕組み化」した1年!ネストエッグ開発部の2020年振返りとこれから

皆さん、こんにちは!ネストエッグマーケティング部の岸畑です。
ネストエッグを技術面から支えるプロダクト開発部。ネストエッグの2020年の振返りや働き方、これからの働く環境についてCTOの長田にインタビューしました。

取締役CTO 長田 嘉充
2005年よりライブドアにて決済システムの開発、運用に従事。2006年よりビットキャッシュにてプリペイド型電子マネー決済の開発、運用に従事。2012年よりベンチャー企業であるミイルにて写真共有SNSの開発、モバイルアプリ向けAPIの開発。2015年よりフリーランスとして独立し、飲食店予約サービスのバックエンドシステム開発やオフィス向け受付サービスの開発などに従事。2016年7月、ネストエッグ取締役CTOに就任。

属人化しないための仕組みづくりで、安定的に開発・運用できる体制が整った1年

--2020年を振返ってみて、プロダクト開発部としてはどのような1年でしたか?

サーバサイドエンジニアの沼井を中心に、メンバーが自律して動く組織になったと感じています。属人化しない情報管理や環境構築をすすめてくれたことで、効率よく安定的に開発・運用できる土台が整った1年でした。

--効率よく安定的に開発・運用できる体制への工夫として、どのような取り組みをしたのでしょうか?

一昨年から、引継ぎしやすい情報の管理、環境の構築に取り組んでおり、フォーマットを作成して統一した運用を整備してきました。ツールとしては、ScrapboxやAsanaを活用しています。プロジェクトを進める上で、十分な準備には時間がかかる部分もあり、バランスも重要ですが、結果として効率的に開発を進められるようになりました。

また、Androidエンジニアからの発案でFlutterのフレームワークを活用する取り組みも進めています。1ソースでiOSとAndroidに対応することで、開発コストの効率化にもチャレンジしています。

--2020年2月から、コロナの影響で在宅勤務となりましたが影響はありましたか?

以前から進めていた情報管理や環境構築のおかげで、特に問題なく在宅勤務に移行することができました。仕事の性質上、密なコミュニケーションを常に必要とする部署ではないので、在宅勤務になったことで自分に合う環境で仕事ができる点がプラスに働いたメンバーも多かったです。

▲オンラインインタビュー時の様子(メガネ率100%)

仕組み化が開発のモチベーション!プロダクトのみならず、仕事の仕組み化も積極的に実施

--在宅勤務への移行はスムーズだったんですね。ネストエッグの開発部の雰囲気はどのような特徴がありますか?

仕組み化するところに開発のモチベーションを感じているメンバーが多いと思います。プロダクト上の仕組み化でユーザーに価値を届けるというメイン業務はもちろん、仕事の進め方でも仕組み化することで効率をあげるのがネストエッグのエンジニアの得意領域ですね。

--仕事の進め方の仕組み化というと、例えばどんなことがありますか?

最近の取り組みだと、メンバーからの発案でエンジニアがビジネスサイドのメンバー向けに「SQL勉強会」を実施しました。一人一人がデータ集計できることを目的にしています。

数字を見ることはとても大事なのですが、エンジニアへの集計依頼が積み重なると本来の業務に差し支えます。そのため、各自がSQLを理解することでデータ集計ができるようになることで、開発部への依頼が減り、開発のメイン業務に集中できるようになります。組織としての効率を向上させる仕組み化だと考えています。

▲データ集計勉強会の様子

2020年に整えた安定的な開発体制で、今後のドラスティックな取り組みを仕組み化で貢献する

--プロダクト開発部では、2021年はどのようなことをかなえていきたいですか?

これまで丸4年以上『finbee』の開発に携わってきて、「貯金を自動化する」点では改善を積み重ねたことで安定した価値を提供できていると思います。一方で、プロダクトの大きな成長という観点では突き抜けられなかったという反省があります。

ネストエッグは、プロダクトや会社の更なる成長のためのドラスティックな取り組みが必要な時期にきていると感じます。2020年に安定的に開発できる体制がしっかり整ったので、今後の大きな取り組みに対して開発部の強みである仕組み化していく力で貢献していきたいですね。

仕事のアーカイブや状況をしっかり発信できることが大切。スキルよりも、ビジネス面でのプロダクト理解力を重視

--プロダクト開発部として、どんな方と一緒に働いていきたいですか?

自分の仕事のアーカイブをしっかり残すことや、状況を発信できるといったリモートでもうまくコミュニケーションをとれる方だと嬉しいですね。

オフィスに出社することが当たり前だった時には、全員が近くにいながら仕事を進められていたので、お互いにケアをしながら業務をすることができました。しかし、在宅勤務がメインとなることで、見えない部分が多いのでケアがしにくい状態です。リモートだからこそ、仕事や状況を他者にわかりやすくしておくことが大切だと思っています。

--スキル面はいかがでしょうか?

技術的な部分では、専門性が非常に高いものを扱っているわけではないので、ウェブやアプリ開発の知識があれば活躍できます。どちらかというと、ビジネス面でプロダクトの業務知識などをしっかりキャッチアップできるような人が理想です。

面接の際も、開発したものの仕組みに寄った話ではなく、なんのために仕組みがあるのか、どういうユーザーにどのようなメリットがあるのかというサービス内容を重点的に聞くようにしています。

--スキルよりも、ユーザー視点でのビジネス理解やプロダクトの成長を考えることができる方がマッチしそうですね。

そうですね。スキルはキャッチアップしていただける環境があるので、ビジネス面に興味を持って仕組み化を考えていただける方に向いている職場だと思います。今後は、サービスも大きな変革をしていくタイミングなので、プロダクトを成長させることに魅力を感じる方と一緒にチャレンジしていきたいですね。

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