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「finbee招待制度アップデート」の裏側公開

みなさん、こんにちは!管理部の山本です。
今回は、9月にアップデートしたfinbee招待制度について、どんなメンバーが、どのような想いで、どのようなプロジェクトの進め方をしたのかをインタビューしました。
このインタビューを通じて、ネストエッグでプロジェクトを行なうイメージや雰囲気をお伝えしていきます!

■話者 写真左から
沼井 裕二:プロダクト開発部 サーバサイドエンジニア(2019年6月入社)
重光 萌絵:マーケティング部 プロモーション担当(2020年6月入社)
伊東 慶輔:プロダクト開発部 Androidエンジニア(2017年7月入社)
インタビュワー 山本 和規:管理部(2018年8月入社)

入社直後のメンバーが主幹としてプロジェクトの進行役に!

山本:まず今回のプロジェクトメンバーの役割について教えてください。

重光:私が6月にプロモーション担当として入社し、ユーザー数を増やすための最初の企画として提案し、主幹として進行しました。私の方で要件を書き、開発チームの沼井さん、伊東さんに共有して詳細を詰めていきました。まだディレクターが社内にいなかったので、ディレクターの役割も沼井さんと補い合いながら、一緒にやっていきました。

※この後、ディレクターポジションの方に入社いただきました!(20.10.08現在)

沼井:私は、開発チーム側の主担当という役割でした。機能開発が関わる施策をおこなうときに、企画発案者(主幹)と、開発チーム、CSなどを含めて一緒に進めるのですが、開発チームの中でも主担当を立てます。今回は、私が開発チームの主担当となり、システムの仕様の取りまとめ、重光さんへの相談、開発チーム内の設計の調整、進捗状況の確認などをおこないました。

山本:伊東さんはどのような役割ですか。

伊東:主に沼井さんから指示されたアプリの実装部分、業務委託iOSエンジニアのハンドリングなどをおこないました。

山本:ディレクター業務もマーケティング部と開発部の双方で補いあいながら、進行されたんですね。今回、重光さんが発案者ということですが、提案した経緯を教えてください。


ユーザー視点・ユーザーの声から、招待制度のアップデートが必要と判断

重光:私のfinbeeユーザーとしての経験と、ユーザーインタビューの声の両方からこの提案をしました。

私自身、finbeeを利用し始めたきっかけが友人からの紹介だったのですが、当時は招待機能が弱くて...。招待する側にしか特典がなかったり、特典の上限が決まっていたりと、ユーザーメリットの少ない機能でした。finbeeはサービスとしては面白く、家族や友人にすすめたくなるものなのに、招待の仕組みが弱くて、ユーザーからユーザーへ伝わっていく機会を逃しているかもしれない、もったいないな、と感じていました。

その後入社することになり、ユーザーインタビューに同席する機会がありました。インタビューに参加されたユーザーさんも、周りにすすめたいサービスだとおっしゃってくれたのですが、お金や貯金などのセンシティブな内容を扱うサービスだからこそ、おすすめすることにハードルを感じている方がいることもわかりました。

そこで、招待する側、招待される側の双方にわかりやすい特典を用意することで、おすすめしたい気持ちをもっと後押しできるのではないかと思いこの企画を提案しました。

テンプレートを活用し、経験に関わらずスムーズに情報共有!コミュニケーションも相手を思いやって丁寧に

山本:ユーザーとしてのご自身の経験と実際のユーザーの方の声から、今回の開発に至ったんですね!実際に、どのようにプロジェクトを進めていったのか教えていただけますか?

特に、重光さんは入社後すぐに手がけたプロジェクトかつ、リモート環境下ということもありましたが、そのあたりでの印象も教えてください。

沼井:リモートかどうかに関わらず、現在は入社したばかりの方が新しい機能開発や施策を進めていくにあたって、Asana、Scrapboxでテンプレートを活用してもらうように働きかけています

要件を決める、設計、開発、テスト、告知準備、リリース、告知というテンプレートを私の方で整備しているので、それをうまく使ってもらうように重光さんに促しました。

重光:それに従って、まず私が目指したい姿を描きました。その上で、懸念点などの指摘を他のメンバーからいただきながら、内容を詰めていきました。

テンプレートと合わせて、参考になる過去の企画などを見せていただいたことでまとめやすかったですね。

リモート下だったので、オンラインミーティングも交えながら進めました。進めていく中で、開発の方々が丁寧にやりとりしてくださったのが印象的です。「この部分の仕様を決めてください」と一言で依頼してくるのではなく、「この場合はこうなる」、「開発としてはこうするのがおすすめ」など、無駄なやりとりや誤解が発生しないように伝えていただいて、とてもやりやすかったです。

山本:リモートが障害になるということはありませんでしたか?

沼井:ある程度企画が固まって以降は、リモートでもスムーズに進められた思います。大変だったのは、最初の企画を詰めていくところだと思いますね。「誰に何を聞けばいいか」や部門間の調整などが一番大変だったのではないかと想像しています。

重光:そうですね。入社直後は、「誰に何を聞けばいいんだろう」に加えて、リモート下でどんなメンバーがいるかもわからない状況だったので、不安が大きかったです。Slackに「#おしえて」というなんでも質問できるチャンネルがあるのですが、企画を詰めていく段階ではそのチャンネルに助けられました。入社したてでまだ知らないことが多いことを逆に生かして、「教えて!」という感じでいろんな人に声をかけて、意見を聞いていくことを意識して、行動しました。

「一つ聞いたらしっかり丁寧に教えてくださるんだな」っていうのを知ってからは、もうガンガン聞けるようになりました。(笑)

過去にNGだったことにもひるまず、チームで対策を練って挑戦!

山本:実は、このプロジェクトは過去に諸般の事情で、頓挫した経緯があったと聞いています。開発部のお二人は、そこにもう一度トライすることになったときのお気持ちはどのようなものでしたか?

沼井:どうやってリスク回避するんだろうなという心配はありました。

しかし、もし何か問題が起きても、「こういう風に対応する」という準備ができることがわかっていたので、リスクを承知の上でしっかり準備をして臨んでいければいいかなと思いました

伊東:僕も沼井さんと同じですね。もし問題が起きたら、どのように対応するかのアイデア出しをして、それを重光さんがScrapboxにまとめてくれていたので、トライすることへの心配はなかったですね。

山本:過去につまずいたものも、対策をしっかりしながら挑戦されていったのですね!このプロジェクトの中で、難しいところはどういったことでしたか?

重光:ポイントの不正獲得については私の中ではどうすればいいかわからなくて…。「不正獲得を防止したい」という要求だけあって、開発の方に渡して、意見をいただいて作っていけたので、すごく助かりました。

沼井:どういう要件にするかを決めるところまでが大変でしたね。不正獲得防止対策も、開発チームから別案を提案しましたが、マーケティング部との調整の結果、最終的にはそれとは違う案に落ち着いたりと・・・重光さんが部署間の調整をたくさんおこなっていたので、横でみながら重光さんが疲弊しないようにと心配でした。大変だった部署間の調整ごとも含め、うまくやり切ってくれて良かったなと思います。

山本:伊東さんは難しかったところはありますか?

伊東:僕は、ポイントの不正獲得防止を実現するための技術が新しい経験だったので、ちゃんと実現できるかどうかが不安でしたね。結果的に、技術的に難しいものではなかったので、無事に実現できました。あとは、業務委託のiOSエンジニアのハンドリングもしていたので、そのあたりは他の案件と違う難しさがありました。

部門間の調整や意思疎通をスムーズにし、開発・施策をスピーディーにおこなっていきたい

山本:この案件をやって感じたこと、学んだこと、やったからこそ見えたことはありますか?

重光この案件を通して他部署の方々と関われたことが大きかったです。

入社して間もなくで、何もわからないところからいろいろ教えていただいて、開発部、事業統括部含め全部署とかかわることになり、会社を知ることができました。

沼井:私は今まで、調整役を多くやってきました。今はそこから離れていますが、重光さんが調整を頑張ってくれているのを見ると、もっと部門間連携をして、メンバーで共通認識を持ってスムーズに施策を進めていく部分で改善できるなと再認識しました。

山本:例えばどんなことがありますか?

沼井:私が整備してきたテンプレートも、主導していた私が離れると使われなくなってしまう懸念があります。今回の案件では、私の方から主体的に重光さんにテンプレートを使うよう働きかけたのですが、別の人が主幹になるときにもテンプレートを使うように働きかけをしていきながら、根付かせていきたいですね。

Asana、Scrapboxのテンプレートを使った現在の進め方が絶対正義なわけではないので、必要なときに必要なツールを使えば良いのですが、今までのプロジェクトを生かして整備してきたテンプレートです。そのため、「いいところは継承して悪いところは捨てる」という気持ちで常に改善していきたいと思います。

山本:伊東さんは何かありますか?

伊東:今回、重光さんがとてもやりやすく取りまとめてくれたなと思っています!資料を考えて、わかりやすい文章に起こして、メンバーに伝えていくというのは苦労したんじゃないかなと思います。

今後は、どんな人が働いてるかもどんどんわかってくると思うんで、手を抜けるところは抜いて、効率アップできたらいいなと思ってます。

重光:私としては、開発の方から「ここどうしますか?」と聞かれることが何度かあったので、あんまり上手く進められなかったかも…と不安に思っていたのですが、そう言っていただけてちょっとほっとしました。

伊東:途中で確認事項が挟まらない案件なんて一つもないです。(笑)

山本:今回のプロジェクトが順調に進んだのは、メンバー同士がフォローし、互いを尊重しているからだとインタビューをしてみて感じました。ありがとうございました!

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