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2030年のまちを20代・30代で考える2030会議

ここ最近、中学生や小学生とまちのグランドデザイン、ゼロカーボンについ話し合う機会が増えています。



少子高齢化が進む都農町で、小・中学生とともに、重要なターゲットである20代・30代

移住して1年半近く経ちますが、20代・30代となかなか会う機会がなく、実際の人口以下に少なく感じます

デジタル化が進み、東京一極集中が緩和されつつある中、これから都農町にいながら新しいことをできる可能性も増えていくので、町内外の20代・30代で2030年を考える機会や場が必要

1. 若者がまちづくりに参加する仕組み

「若者がもっと政治やまちづくりに参加を!」

選挙のときの常套句になってますが、当の若者が参加することのメリットやリアリティーを感じるしくみをつくっていかなければなりません。

スウェーデンの事例ですが、自治体ごとに、若者協議会が設置され年5回の大会議と、会合を毎週開催

提言した内容を取り入れて自治体が実施、こういう事例が増えれば、若者世代の参加モチベーションが生まれるんだと思います。

若者に影響を及ぼす政策を実施する際は、若者の声を聞くことを義務づけた「若者政策法」が存在しています。

町独自の条例でもよいので、こういうしくみ、欲しいですね。


都農町でも、若者たちが集まる組織や会合が複数あり、活動は続けられています。

もう一歩深く踏み込む上でも、町長が年頭の初心表明で語っていたように、たとえば、閉校になった都農高校跡地の有効活用については、若者主導で、企画や設計を進めていくと、まちづくりへの参加意識も高まるかもしれません。


2. 若者会議に適したテーマ

若者を集めようとする会議や会合はありつつ、なかなか、まちづくりに主体的に参加、というレベルにまでは達してないように思います。

原因のひとつがテーマの設定と推測。

「まちづくり」とか「未来の町を」というテーマでは、とらえどころがなく、最終的には、経験豊富で視野も広い年長者や専門家たちの域には達せず、あくまで「若者の意見」にとどまりがち

たとえば、テーマを具体的にSDGsにしてみるとか。

SDGs取組みランク第1位のスウェーデン、2位のデンマークやフランス、ドイツ、オランダなど上位の国では投票率が70%以上と高い相関

残念ながら日本はSDGsへの取り組みランク17位で投票率は30%台

SDGsが目指す2030年=未来のことは、未来の主役である若者が主体的に参加すべきテーマなので、相関があるのも当然の結果でしょうか。


都農町で7月から開催している、町のグランドデザインを話し合う町民ワークショップでは、2050年のゼロカーボン宣言を見据えて、二酸化炭素削減のアイデアをレゴブロックで考えてもらってます。

小・中学生をはじめ、このテーマについては、確実に若ければ若いほど、柔軟でリアリティーもあるアイデアが出る手応えを。


ゼロ・カーボンのような、誰も経験したことがなく、かつ2050年という時間軸は、若者にとって適したテーマの一つです。

望む望まないを問わず、若者が将来、直面する課題という意味では当事者にならざるを得ないですし、年長者たちや専門家にも正解はないので、フラットに議論できる可能性が高いです。

3. 若者の考えが町に入るしくみ

若者会議の先駆け、小布施若者会議では、町内というより全国の若者が集まり「若者版ダボス会議」として始められました。

大切なことは、町として、若者の考えがいつも町に入ってくる仕掛けとしてつくられていることだと思います。


都農町版の若者会議も、これから新しいしくみとしてつくっていく必要があると思います。

その際のポイントとしては、リアルではなくスマホでも気軽に参加できるしくみづくりです。

都農町では、4月よりホームページを一新、自分のIDを登録すれば、自分に必要な情報がとりやすくなったり、高齢者は医療、交通、買物などIDさえ登録しておけば、タブレットから簡単な操作でオンラインで手配ができることを目指しています。

「アイデア直行便」という名前の、まちづくりに関するアンケート機能も新設、これにより、特に忙しい現役世代は、ワークショップなどへ参加できなくても、自分の意見を気軽に発信したり、ほかの町民の意見やトレンドを把握することができます。

まだまだトライ&エラーの段階ですが、少しずつ若者の意見も集めながら、デジタル社会やゼロ・カーボンなど、当事者として主体的に考えられるテーマを設けて、若者の議論が活発化できればと思います。


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