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『安定』とはおさらば『挑戦』を選ぶ理由…

経歴

2008年、人材総合サービス企業に入社。営業職を経験した後、予備校業界で講師、人材総合サービス企業への再入社を経て、商社で人事として採用プロセスや教育・人事制度の構築に取り組む。2020年7月に株式会社ワールドリードに入社し、人事・組織コンサルタントとして課題解決に向けたコンサルティングを行う。クライアント企業の人事部門に直接関与し、採用や教育、人事制度の改善に携わり今に至る。

週一日リモートワークで働きながら子どもと散歩をするなど、ワークライフバランスを保った働き方を推進している。人物像を一言で表すと「即断即決」。物事に深く悩まないので、ストレスを溜めにくい性格。

入社までの経緯と業務内容

―これまでのご経歴を教えていただけますか?

清瀬:『採用コンサルタント』というものに憧れて、2008年に新卒で人材総合サービス企業に入社しましたが、実状は配属2日目から業界名物「ビル倒し」という名の飛び込み営業であり、コンサルタントのコの字もなく大きな衝撃を受けました入社後、半年間はまさかの売上0円を記録して、同期の中では初受注が最も遅かった記憶があります。営業として、ようやく結果も出始めたころ、リーマンショックで世の中が大不況に陥り、人材系企業としては影響が大きく、採用市場では結果が出しづらい状況でした。そのため、早期退職制度を利用して退職し、予備校業界で講師兼、生徒集客などの営業を2年半行いました。その後、色々な縁があって新卒で入社した人材総合サービス企業に再入社し、多くの中小企業の採用コンサルティングを担当しました。担当した会社の多くは人事部の人材不足が課題だった為、私が人事担当として直接、採用プロセスの構築や採用面接など、人事の一連の流れに関わりました。2014年に1年後に30歳を迎えるにあたり、実際の企業の人事も経験したいと思い商社に転職しました。当時1,000名規模の企業でしたが人事部が確立しておらず、採用から教育・人事制度の構築を担当しておりました。そして本年7月より現職の株式会社ワールドリードで人事として働いています。

―現在の会社に入社したきっかけは何でしょうか?

清瀬:人事は「採用」「人材開発(教育)」「人事制度」の3分野で成り立っているのですが、6年ほど事業会社で人事をする中で、この3つすべてを経験しました。そして、この経験をより多くの会社に還元したいとの想いがあったのがきっかけです。また、当社の代表が新卒で入社した会社の同期で、かれこれ15年ほどの付き合いになるのですが、彼と仕事をしたら面白そうだと思い入社しました。

―清瀬さんの普段の業務を教えていただけますか?

清瀬:人事・組織コンサルタントとして複数社の法人顧客に対し、採用・教育・人事制度の課題解決に向けた支援をしています。業務の平準化を目指す企業が増えてきており、いつ誰がやっても同じ成果が出せるような仕組み化をお手伝いしています。1日の半分はクライアント企業オフィスに赴き、お客様との積極的なコミュニケーションを通して関係構築をしています。

―仕事のやりがいは何ですか?

清瀬:私のスタンスとして、お客様と向き合って人材・組織の課題解決に向けた施策をご提案する為、自分の提案によってクライアント企業の組織の変化が見えることで「価値を提供することが出来た」と感じられる点がやりがいです。

―仕事で大変だと感じることはありますか?

清瀬:人事として担当するクライアントが複数あるので、複数方向から同時に来ることも多々あり、パンク寸前になることは大変ではあります。しかし、出勤時間が決まっていて定時で拘束され暇な時間が発生する働き方より、自分が勤務時間を調整してメリハリを持った働き方が出来るのは自分に合っていると感じます。

成長する為には自分に負荷をかけないといけない

―仕事をする上で大切にしていることはありますか?

清瀬:時間も量も「自分自身に負荷をかける」ことです。私が新卒の時、不況という背景もあり成果を出すことが出来ずに退職しなくてはならなくなった際に、会社は守ってくれるものではないのだと学びました。安定した仕事というものは今後無くなると思っています。不況時には会社は個人を守れません。本当の安定というのは、自分自身に力をつけることであり、安定は自ら掴み取るものであると、若い人には伝えています。

―会社に安定を求めるのではなく、自分自身で安定を身に付けるべきなのですね。その上でキャリアを安定する為にはどうしたら良いでしょうか?

清瀬:若いうちに自分の限界を超えるような負荷をかけた方が良いと考えています。例えば高甲子園で優勝を目指すような強いチームは土日も相応の練習をしていますよね。私は仕事も部活と同じで、社会人になったからと言って土日は休むのではなく、仕事に役立つ知識のインプットをしたり、異業種コミュニケーションを取って自分の仕事に置き換えて考えてみたりする時間に充てることが必要だと考えています。

―「若いうちに」とのことですが、何故若いうちに負荷をかけることが重要なのでしょうか?

清瀬:20代が、一番体力勝負できるからです。年齢が上がっていくと、当然体力は劣ってきますので、若いうちに貯め込んだ知識を活かした知恵での勝負になります。如何に効率的に業務を回すのか、仕組み化していくのかというところが必要になってきます。ブラックだと思われるかもしれませんが、寝る間も惜しんで取り組むことで気付いたら力がついてきているものです。20代のうちにそこまで経験できると、30歳を超えると周囲が遅く見えるようになります。なので、色々吸収できるうちに努力することが重要だと考えます。

―仕事にそこまで熱量を持てない人もいると思いますが、そういう人達はどうするべきでしょうか?

清瀬:これは価値観の問題ではあります。しかし今、リモートワークが進み、出勤しないという環境が生まれ始めています。そうすると評価は成果物で判断されます。従来の出勤して働き、なんとなく評価され給与が上がるという評価制度から、純粋に成果に対する評価に変化する為、アウトプットが弱いと収入面でも潤わなくなるのではないでしょうか。そこまでやらなくてもと思う方もいらっしゃると思いますが、1人でも多くの人が熱意を持って仕事に取り組めるような状態になれば良いなというのが私の願いです。

好きな仕事を探すより、出会った仕事を好きになるようにする

―熱意を持って取り組める仕事を意識しながら会社を選んだほうがいいのでしょうか?

清瀬:興味があるものを見つけるというのも手ですが、好きな仕事をするというのは非常に難しいと思います。私が若手の方や学生の方によく伝えているのは「縁が合って出会った仕事を好きになる努力をしましょう」ということです。実際に働いてみると、嫌なことも出てくると思いますが、そういうことに対してどれだけ理解して歩み寄れるかの方が大事だと考えます。

私は学生時代に何をやりたいかなと思った時に「社長・経営者になりたいな、経営者になる為にどういう道に進むのが一番早いかな、若いうちに色々やらせてもらえる若い会社・職場だろうな」と考えました。そうすると必然的に大手企業は自分には合っていないと思いました。大抵の方は「大手は安定しているよね」と思われるでしょうが、実際に大手に入社すると、何千人、何万人といる社員の中の一人で、敷かれたレールの上での成長となります。一方で若い会社であれば早い段階から裁量や責任が与えられ、スピード感を持って仕事を出来る為、成長する上で最短距離だと思いました。そういった職場での仕事はしんどいということは分かっていました。しかしそれでも成果を出して成長していくことで徐々に仕事にやりがいを持てるようになり、好きになれると思うんですよね。だからこそ、学生の方には「縁が合って出会った仕事を好きになる努力をしましょう」と言い続けていきたいです。

―好きな仕事に就くのではなく、就いた仕事を好きになるということですね。

清瀬:はい。1つ私の中で印象的だったのは、元プロ野球選手のイチローさんプロ野球選手のイチローが引退会見の時に言っていた「この引退会見の時まで野球がしんどくてしんどくてしょうがなかった」という言葉でした。こういうことだと思うんです。自分の仕事を好きになる為にどうするかというと、しんどいけれども自身を成長させていく為に、自分で小さな目標設定をしてそれが達成できたか、できなかったかの繰り返しをしていくことだと思います。

―そういう考えで取り組むと就職先選びも変わってきそうですね。

清瀬:自分に合う仕事って何だろうって学生時代に考えて答えを出すのは難しいですし、結局それは自分本位なんです。自分に合う仕事はないかなと考えるより、自分が仕事に合わせていかないといけなくて、働くようになってからも同じことが言えます。自分本位で物事を考えるのではなく、職場の他のメンバーやお客様の為にどんな価値が残せるか、という視点が大切です。そして何で価値を残せるかが分からないと思うので、それを見つける為の努力をしていくということになります。

優秀な学生ほど忙しい

―就職活動はどのように臨むと良いでしょうか?

大学1年生ではあまり考えず、2年生頃から就活を意識し始めて、3年生になり就職サイトもオープンするタイミングで、就職サイトを見ながら業界研究をする、というようにやっている方も多いと思うのですが、それならば現場を見た方が良いと思っています。具体的に言うと、中長期的なインターンとして実際に会社で働いてみて、職場の空気や業界構造を掴むと良いと思います。

インターンに関しては、ほとんどの会社が行っているOneDayインターンはインターンではないと考えています。企業も一日のうちに出来ることは限られていますし、企業人事の立場の経験から言うと会社の良いところしか言わないんですね。学生も志望動機や自己PRを作り込んでインターン応募に臨みますが、お互い誤魔化し合っているという今の就職活動の構造が変ではないかなと感じます。OneDayではなく、中長期的なインターンで実際に働いてみて学んだ方が、成長が速いのではないでしょうか。

―中長期的なインターンが重要とのことですが、どの時期にどのようなインターンを選ぶと良いでしょうか?

清瀬:時期としては早ければ早いほど良いと思います。やっている学生は1年生からやっていますね。長期インターンを受け入れる会社はきちんと学生を育成しようと考えている会社しかないはずなのでどこでも良いと思います。3か月以上や半年、一年で受け入れる会社は、成長に向けては間違いない環境だと思うので、どんどん飛び込んでいってほしいですね。

インターンに限らず、暇を作らないようにしてもらいたいです。中学・高校生の時って成績が良い人ほど忙しそうじゃなかったですか?部活もフルでやって、塾も行って、いつ寝ているの?みたいな人が学年トップだったり。大学生も同じだと思います。最後に納得のいく形で就活を終える方はハードスケジュールで動かれています。部活もしつつ、長期インターンもしつつ、サークルしつつ、みたいな。予定がパンパンに詰まっているほど、どこでこれを片付けようかという効率的な動きを考えていくんだと思います。

株式会社ワールドリードの魅力

―御社について教えてください。

清瀬:弊社は、コンサルティング事業、メディア事業の2つの柱でやっています。コンサルティング事業は業務改革と人事・組織コンサルティングを行っています。メディア事業では、学生の長期インターンメディアを運営しています。メディア事業に関して言うと、情報発信だけではなく、学生の育成、つまり学生をいかに成長させていくかという視点で事業運営しているところが特徴です。具体的には大学等の教育機関との正式な連携、学生団体との連携をしながら活動しています。こうした連携を持つ同業他社がまだいないので、先手を打って出ていけたのが非常に大きなポイントだと捉えています。

―社員の皆さんの雰囲気はいかがですか?

清瀬:社員はとにかく自由です。出勤する日もあれば自宅で仕事する日もあります。インターンの学生も在籍しているので、若くて賑やかな環境で皆、仕事をしています。また融通は非常に効きやすい会社なのも魅力のひとつですね。

―インターンを探しているどんな学生に御社をおススメしたいですか?

清瀬:学生のうちから社会経験を積んでいきたい方、セールスやマーケティングのノウハウを学びたい方、コンサルティングはどのように進めていくのかという企業の根幹を知りたいという方などにおススメです。どういう経営課題、人事課題を持っている企業があるんだろうというのが覗けます。そうすると色々な課題が見えるので、こういう会社に行った方が良いのかな、行かない方が良いのかなという感触が掴めるのではないかなと思います。

―本日は非常に為になるお話をしていただき、ありがとうございました。最後に学生の方にメッセージを頂けますか?

清瀬:そこそこの規模で、そこそこの給料がもらえる安定した会社からいきなり社員数10名弱のスタートアップ企業に転職すると言った時に周囲は「え?」と引いた反応でした。黙って働いていれば60歳まで勤められたと思いますが、敢えてそういう環境を捨てたことに対して、私はなんら間違った選択をしていないと思っています。

今は先行き不透明な時代に突入しており、この業界・会社だから安定というのは無いと思っています。企業選びをする上で学生の方々に意識してもらいたいのは、30歳を迎える頃にはどこに行っても活躍できる力がつく環境を選ぶことです。その環境というのは、ハードワークが出来る環境です。勿論、倒れない程度にです(笑)。学生の皆さんにはそういう目で就活をしてもらいたいです。

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