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【NCL南相馬プロジェクト紹介】haccoba -Craft Sake Brewery-

南相馬で1000年続く酒蔵を。食と酒を通じて、社会課題へ想いを馳せる場づくり。

プロジェクトメンバー:佐藤 太亮(さとう たいすけ), 立川 哲之(たちかわ てつゆき)

 発酵文化とソーシャルイシューを身近に感じる“CraftSake”のD2Cブランド、1000年続く酒蔵を地域につくることを目標に掲げ、haccoba(はっこうば)という屋号で活動中です。
 酒蔵の立ち上げに向けて、これまで様々な活動を行ってきました。佐藤が着任して最初の一年は、酒づくりを学ぶため新潟県の酒蔵へ。修行を終えて南相馬に戻ってきてからは、この地に一から酒蔵を立ち上げるべく、物件探しや事業に参画してくれる仲間探しを行ってきました。もうひとりのメンバーである立川がジョインし、チームhaccobaとして事業を進めていくことになりました。
 酒蔵立ち上げに向けて行ったクラウドファンディングでは、総勢626名と想像を上回る人数の方々に応援していただき、「想いや目指しているところに共感したので、支援させていただきました!一緒にブランドを作れる感覚がいいですね。これが『応援したい<参加したい』という感じか!」「日本酒はもっと自由でいいという考えに共感!花酛の日本酒、楽しみにしております!」などたくさんのメッセージをいただきました。
 今後は、酒蔵を1000年続けていくために、自分たちを取り巻く環境(発酵文化、地域社会、地球環境)の持続可能性を意識して、「酒のつくり手を増やす」活動に力を入れていきたいと考えています。
 一つ目は、「自由な醸造ができるまち」をつくること。酒をつくるにあたり、現在日本では様々な制約があります。特区制度や既存の免許制度の活用など行政と連携し、自由な醸造を行うための仕組みをつくることから取り組んできたいです。
 二つ目は、グローバルな視点で、ローカルなブルワリーをたくさんつくること。南相馬だけでなくいろんな土地でCraftSakeを醸し、地域ごとの特色を楽しんでもらいたいです。
 私たちのつくるお酒が、みなさんの日常の暮らしをちょっとずつ豊かにしていけるものになったら嬉しいです。

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