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日常にアートの溢れる世界を目指して。

ATELIER CICAでは今、私たちと働いてくださる方を探しております。
内容が特殊なので、当店のコンセプトや、どういった考えで働いているかを知り、共感してくださった方と働きたいと思い、こうして記事を書くことにしました。

カフェATELIER CICAは、「アーティストの働くお店」です。
(オフィシャルサイトはこちらから)

大阪谷町6丁目の駅からすぐ。
わざわざでなければ中々行かない場所にありますが、住宅地の中に、近頃では飲食店も増え、穏やかで素敵なところです。

CICAで働くのはそれぞれ個性豊かなアーティスト達。
イラストレーター、造形作家、似顔絵作家、ライブペインターなどなど..
アートを愛する人たちの集まりです。

私はそこで、現在店長兼マネージャーを勤めています。
CICAで働くとは即ち私と想いを共有する、ということでもありますので、ひとまず私の想いを切々と綴りたいと思います。
少しでも興味を持ってくださった方がいらっしゃれば、是非一度お話しましょう。

働くということ。

まず初めに、仕事に対する私の考え方からお話させて頂きます。

「働いている時間」というのは人生の多くを占めています。
男性は勿論、女性も今は結婚しても働き続ける方が多いので、学生時代を終えると人生の8割が「働いている時間」といっても過言ではないでしょう。

そんなに沢山の時間を締めるものが、辛いだけの時間だったら?
やっぱり、出来れば楽しくあって欲しい。
自分の子供に「お仕事って楽しい?」と訊かれた時、即答はできなくても
「楽しいよ」って、答えられたらどんなに素敵でしょうか。
子供はきっと、早く大人になりたい!って思えるし、未来に希望を抱きます。そして勿論、私たち自身、楽しい方がいいに決まっています。

仕事が楽しくなくても、家族とか、大切ななにかを守るために耐え忍んで働くことも、週末を楽しみに、平日は無心で働くことも、それぞれ悪くありません。素晴らしいことです。
そうやって働く人たちがいなくては、社会は回っていきません。
ただ、私は仕事そのものに楽しめる要素が欲しいし、一緒に働くスタッフ達には仕事を楽しんで欲しいと思っています。

また、スタッフのモチベーションを一律に保つというのは難しいことですが、働く場所、仕事内容そのものが魅力的ならば、自然な気持ちで「もっと頑張りたい」「この場所のために力を尽くしたい」と思えるようになるはず、という持論なので、そういった職場環境を作るよう心がけています。
その為新しいスタッフの方を採用する際にはいつも、当店でのことだけに限らず、「どんなことをしたいか」をざっくりと聞かせて頂いています。
ひとりでは出来ないワクワクするようなこと、一緒にやりませんか。

cicaのコンセプト


CICAは、『アートを身近に。』をコンセプトに、カフェを通してアーティストの活躍の場を作り、社会におけるアートの価値を高める、という目標のもとに営業しております。
現在はパンケーキやフレンチトーストを主とした軽食やスイーツと共に、プレートにチョコレートやバルサミコソースでアートを描いてお客様にご提供しているのですが、現状のシステムでは私たちの想いやコンセプトをお客様に伝えるには不十分だと感じており、秋頃から少し営業形態を変えることを計画しております。

今までは、CICAというカフェが在って、そこにアーティストの卵達が働いている、といったイメージで運営してきたのですが、
それぞれ個人としてアーティストが存在した上で、CICAという場所に集っている、というイメージに変えていく予定です。
アーティスト集団ATELIER CICA
そんな風に認知してもらえるよう、これからどんどん、外への事業を拡げていこうというところです。


アートとは何か。


ここまで散々アートアートと繰り返してきましたが、あまり堅苦しく考えないでください。「アートとは、芸術とは...」なんて考え出すと、本当のところは私もよくわからないのです。

私の使う「アート」は、
「必要不可欠ではないけれど、あると少し嬉しくなるもの」
といったような意味合いです。

お料理で例えるならば、
味はものすごく美味しいけれど、盛り付けのずさんなものと、
彩りを考え、野菜や果物の切り方などにまで工夫を凝らし、目で楽しむことを考えて作られたもの。
食事をする、栄養を摂取する、ということで考えると、盛り付けの美しさは必要不可欠ではないですが、見た目が美しいと、食べる前から少し嬉しいですよね。

他にも、お家に絵を飾ることは、全く必要不可欠ではないですが、リビングでくつろいでいる時間、大好きな絵が視界にうつっていたら、少し幸せ。
そんな感じです。

そもそも私がアートを広めたいと思うのは、アートを楽しむ心の余裕こそが、これからの世界でとても重要なことだと思うから。

争いごとは、見えない誰かへの思いやりの欠如から起こりますが、思いやりとは心のゆとりから生まれるものです。
心にゆとりが無ければ、日々自分のことでいっぱいいっぱいになり、周りが見えず殺伐とした毎日を送ることになります。些細なことでイラつき、小さな喜びに気づけません。当然、アートなんてどうでもよくなる。

心にゆとりを持って、何事にもきちんと向き合う余裕があれば、相手の気持ちを考えることも出来るでしょうし、アートを楽しむことだって出来ます。つまりアートを楽しむ人がたくさんいる世界は、思いやりと想像力に溢れたやさしい世界なのです。

どうでしょうか。
私の言うところの「アート」、少し分かって頂けましたか?

最後に。

こんな私と、そして現在CICAで働くアーティスト達と一緒に、世界にひとつのカフェを作りませんか?
揃っている素材は、アーティストたちのチョコレートアートの技術、見た目も華やかなスイーツ達、そしてカフェという場所。
これらを使って、全く別のお店へと変わったっていいのです。コンセプトさえブレなければ。
あなたのアイディアを、やりたいことを教えてください。

まだ見ぬあなたに出逢える日を、楽しみにしています。

株式会社PISAでは一緒に働く仲間を募集しています
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