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DX推進チーム誕生秘話!

こんにちは!DX推進チームのリーダーの中川です。

萩原さんからのご指名ですので、昨年12月にこのチームを立ち上げた経緯などをお話ししたいと思います。

私は1年前に4年半駐在したシンガポールから東京に戻りました。
駐在中、日本企業が現地で活躍している姿を見てきた一方で、DXが進展するASEANなどで他のアジア企業が急成長してプレゼンスを上げ、これまでの市場や価値観、社会構造そのものを抜本的に変革する原動力となってていく姿を目の当たりにしました。
そのような中で、日本企業が更に輝くことが出来るように今まで以上にジェトロとしてもDX分野で日本とアジア諸国の企業を繋ぎ、新たなビジネスを創出する機会を作らなければならないと考えていました。

時を同じくして経済産業省でもアジアDX(ADX)という施策が立ち上がりました。ADXとはアジアの新興国企業などと日本企業との連携による新事業創出を目指すもので、まさに私がジェトロで強化しなければならないと考えていたことでした。そのような背景もあり、ジェトロとしても経済産業省と協働でADXを実施すべくDX推進チームを立ち上げることになったのです。
DX推進チームにADXの「A」が付かないのは、アジアを中心にしつつも、そこに限定されない活動にしたいという想いがあったからです。実際、ASEAN・インドに加えて、イスラエルのプロジェクトにも取り組んでいます。

このチームがユニークなところはジェトロ内の関係セクションを横串で刺した組織横断的なチームであることです。
DX推進チームの設立を検討する過程でどの部署に新チームを設置するか議論がありました。
ジェトロの活動は日本企業の海外展開支援(輸出や海外進出)や外国企業誘致などで構成されていますが、「海外における国内外企業の連携による新事業創出」そのものを担当するセクションが無かったからです。最終的には私が所属している海外で外国企業にアプローチする機能に優れている対日投資部(外国企業誘致)にDX推進チームの中核機能が設置され、各セクションと連携してプロジェクトを実施していくことになりました。

このように組織横断的なチームだからこそ、日々、ジェトロが国内外から収集した情報などに迅速にアクセス出来ることで非常にスピーディーなプロジェクト展開などが可能になっています。

ジェトロは、国内外のビジネスを繋ぐ公共インフラです。
公共インフラとして大きなうねりを作り、新しいビジネスの芽を創り出し、世の中をよくしていくことが我々の使命です。
私たちDX推進チームは、日本企業と海外企業との連携・協業支援を通じ、日本企業・産業のDX化を加速化し、 日本の産業構造転換を実現、日本をアジアをはじめとする世界との結節点とし企業や人材が集積する場所とすることを目指しています。

DX推進チームでは、このような志を同じくする仲間を求めています。
ジェトロだから出来ることに是非一緒に挑戦しましょう!

日本貿易振興機構(ジェトロ)では一緒に働く仲間を募集しています
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