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【社内インタビューNo.7】「こだわりをしっかり持つこと」、それが成長の秘訣です。

佐藤 悠。筑波大学/デジタルハリウッド専門スクール卒業。演出・CGIディレクター。担当作品『ラブライブシリーズ』、『シキザクラ』等。

「自分のこだわりをどんどん見せていきたい方に会社に入ってほしいです!」そのように語るのは入社六年目で演出・CGIディレクターとして活躍している佐藤さん。 その佐藤さんから自身でこだわりを持ち、仕事をする大切さについての話を伺った。


佐藤さん、本日はよろしくお願いいたします。

よろしくお願いします!

現在、演出・CGIディレクターとして活躍されていると思いますが、普段はどのようなお仕事をされていますでしょうか?

演出としては監督と相談する中でまず絵コンテを見て、その意図をくみ取るところからスタートします。作品をどういった方向性にしたいかを決めた上でアニメーターに指示をするカタチです!CGIディレクターとしてはCGの現場を任されるという感じです。具体的な話をすると、アニメーターから上がったカットをチェックすることが多いですね。演出とCGIディレクターに関しては監督とのコミュニケーションも重要なところだと思います!

昔からアニメ業界を目指して、演出・CGIディレクターになられた感じですか?

いいえ、全然そうではなく。笑 実は元々父親が車のデザイナーだったので、その影響で学生時代はしばらくそこを意識した人生設計を立てたんですね。当時は筑波大学で車のデザインを専攻していて、大学のプログラムでドイツに研修旅行にも行きました。今でも街で珍しい車を見るとすごくテンションが上がります。ただ、周囲で一緒に切磋琢磨していた仲間は「車のここの曲線がカッコいいんだよ」とこだわっていた中、私はそこまでにはなれませんでした。私もそのぐらいのこだわりを見つけられる好きな仕事はないかと違う道を探っていくようになりまして。そうして辿り着いたのがアニメをつくる仕事でした。



こだわりは確かに原動力にもなりますね!佐藤さんは当時、CGアニメにご興味があったのですか?

そうですね!これからはCGの時代だろうというところが自分の中でありましたね。そのころってまだメインキャラでCGを使われることがなくモブキャラで精一杯のことがほとんどで、まだまだすごい地道な段階だったんです。この映像が進化していけば、もうちょっとメインをはれる作品がどんどん増えていくんだろうなと感じ、CG業界には未来があると思っていました。そのような経緯でCGアニメをデジタルハリウッド専門スクールで勉強することにしました!

早い段階からCG業界のポテンシャルを見出したんですね!そこからサブリメイションとの出会いについて伺ってもよろしいでしょうか?

デジタルハリウッドでMAYAを専攻していて、入ってから半年ぐらい経った時にサブリメイションのLightWaveの授業に参加しました。当時サブリメイションがやっていたのは『攻殻機動隊シリーズ』、『宇宙戦艦ヤマト』と『ラブライブ』だったんですね。大体全部好きなんですよ!本当に神懸かった機会だったので、ぜひここに内定しないかなーと思っていました。スキル的には他にもっとうまい子がいたんですけど、ただひたすら話を熱心に聞いている姿勢を見せてアピールしていました!笑

そういうのは大事ですね!笑

そうですね!笑 それでメインのうまい子は授業が終わった時にサブリメイションの方々に飲み会行くかと誘われてたんですが。その様子を見ていた私も「行く?」ってついでに誘われて、そのご縁から入社までに至りました。

ご自身でチャンスを切り拓いていったのがよくわかります!佐藤さんはサブリメイションに入った当初どんなお仕事をされていましたか?

最初はアルバイトとしてサブリメイションに入りました。『ジョーカーゲーム』というプロダクションI.Gさんの手伝いの作品に参加させていただいて、モブ置きだったりとか、レイアウト置きだったりとか、そういう簡単なお仕事をやっていたんですね。それで、デジタルハリウッド卒業後は正式にサブリメイションに入社しました!『ジョーカーゲーム』の後は、『ラブライブシリーズ』のダンスシーンを担当しているチームに入り、キャラクターモーションをメインに担当していました。

アニメーターのお仕事をしていて楽しかったところは何でしょうか?

当時のサブリメイションで『ラブライブシリーズ』を担当していたCGIディレクターは面倒見がいい方で、ああでもない、こうでもない!といろんな意見を言ってもらい、毎日苦戦しながらも楽しく映像を仕上げていきました。私自身、黙々と作業をするよりは、積極的にコミュニケーションを取って学んでいきたいタイプなので、その方に引っ張っていただけたのはとても恵まれていたと思っています。
自分が担当したカットがお世話になっている上司、さらには監督に認められ、最後にはテレビで放送され全国の皆さんに見てもらえる。その責任の重大さと、いいものを作りたいという欲求の合わさった感覚は特別なものです。監督に初めて「このカットはとてもいいものになったね」と言っていただいた時は本当に感動しました。あの瞬間は今でも忘れません。

アニメーターからの次のキャリアステップは何だったでしょうか?

ラブライブでアニメーターを3年ほど経験した後、『シキザクラ』というオリジナル作品の演出兼CGIディレクターを任されました!



そして今のお仕事になっているということなんですね!今のお仕事ですと、やりがいはどういったところにありますか?

アニメーター時代と違ってやるべきこと、考えるべきことが多く忙しい毎日ですが、上手いことチームを回していき、教えていた若いクリエイターたちが成長しているのを見るのは嬉しく思いますね。これはアニメーターでいた頃には無かったやりがいだと思います。

教育者的な観点でのやりがいですね!社内においてコミュニケーションしている中で心掛けているところはありますか?

皆に対して常にフランクに接しているつもりです。自分を指導してくださった先輩方がそうであってくれたように、私も気兼ねなく話やすいディレクターでありたいっていうのは強く思っています。いいものを作りたいという意欲と、それを助け合えるコミュニケーションがなにより重要だと自身の経験から学び、それを行えるチームであろうと努めています。

上手く話し合えて、みんなでコミュニケーション取るのは大事ですね。

そうですね。自分が壁に直面した時に切磋琢磨し合える仲間がいるっていうのはとても大事なことですね。それができる環境ではあると思っています。普段から雑談も多いですし、クリスマスパーティーなどのイベント事を開いたりして、世代を超えた交流に関しては積極的なものをやっています。横の繋がり、縦の繋がり、気軽ににコミュニケーションできる職場ではあると思います!

今後はサブリメイションでどのようなお仕事がやりたいですか?

実は今ちょうど考えている最中になります。以前は一人のアニメーターとして、より技術を磨きたいという想いもありましたが、今担っている演出業やCGIディレクター業もとても興味深く、このままそのキャリアを積むのも良いでしょうし。さらに私はちょっと絵が描けるほうなんで、一時期はキャラクターデザインなどのお話もいただいたことがありました。とにかくいろんな道が目の前に広がっている状況です。

可能性が満ち溢れていますね!話は変わりますが、これからどんな人にサブリメイションに入ってほしいですか?

自分の好きな事やこだわりをどんどん見せていきたい人に入ってほしいです!中でも物事を分析して、次に活かすことができる人は貴重です。自分の作業を振り返ってみて、作業の効率化を図ったり、さらに良いものを作るためにたくさん参考を探すのもいいでしょう。
もっと簡単に言えば、好きにとどまらず、その好きをどうやってアウトプットしていくかを考えられる人でしょうか。そういった人の成長速度は速く、どんどんいいものを作っていけるでしょう。スキルの無いうちはそのアウトプットも難しいかもしれませんが、「好き」があれば可能性は絶えないと思います。

最後にサブリメイションに入社を検討されている方にメッセージをお願いいたします!

私が入社して以降会社は年々成長してきています。新しい業務提携の可能性やオリジナル作品もそうですし、下請けのCG作品もまだあります。会社で扱う作品が多くなれば色々なポジションの行き来があると思うので、活躍の場やステップアップの機会も増えてくるかと思います。自分のやりたいことをどんどんぶつけて、提示してきてほしいですね。それを受け入れる体制がこちらにはあると信じていますので、ぜひいらしてください!

素敵なメッセージをありがとうございます!

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